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DIARY

三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
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心のガソリンスタンド

ライブハウスと言えば昔はちょっと怖い場所っていうイメージだったが最近は本当に平和になったもんだ。
喧嘩なんて滅多に起こらないし女の子一人で来るお客さんも結構な割合だったりするし。
これも時代の流れなんだろうがもうちょっと刺激が欲しいなぁなんて思う俺はもう過去の人という事になるのだろうか?
バンドに関しては今の方が断然刺激的で斬新な事をやっている人が多いと思うんだけどね。
俺はライブハウスって心を開放する場所でなければいけないと常々思っている。
ロックってもの自体がそういうものなんだから当然の話だ。
って事は友達も出来やすい反面、喧嘩とかが起こるのは致し方ないとも言える筈だ。
だが実態はどうだろう?
おおっ、皆解放された顔してんなって時は勿論ある。
こういう日は自分的にもしてやったりってなもんだ。
だが、折角このバンドが好きな人はこっちのバンドにも興味を示すかもなんて考えながら対バンを組んでも目当てのバンドや友達のバンドが演奏し終わったら即刻店を出てしまうお客さんが多かったりする日もある。
そんな時は本当に残念で仕方が無い。
皆忙しいのかもしれないが映画館に映画を観に行って途中退場ってなかなかしないだろう?
するとしたらよっぽどつまらない物を観せられた時ぐらいのもんだろう?
自分が監督だったら相当ショックだろうな。
この感覚と略一緒だと思ってくれ。
全バンド観て貰ってのチャージ料金なんだから店の人間としては悲しくなっちゃうよ。
俺は過去に度々アメリカに行く機会があって毎日の様にライブハウスに通っていたんだが向こうだと金払ったんだからその分楽しまなきゃ損だって空気が充満しているんだ。
だから1バンドだけ観て帰っちゃうなんてのは信じられない感覚だと思う。
国民性の違いというのも有るとは思う。
だが、俺はアメリカのライブハウスの空気が忘れられない。
どう転んでも向こうの方が楽しい。
日本人は楽しい筈のスポーツでさえ苦しいスポーツ道に変えてしまったりするのが大の得意だ。
そういう感覚は同じ日本人として理解は出来る。
だけどもう少し遊びの部分が有ってもいいんじゃないかな?
それが少な過ぎるから精神的に壊れかかった人が途轍もなく多い国になっちゃったんじゃないのか?
心の開放っていうのは心が自由って事だ。
自由な心は生きるエネルギーでもあるんだよ。
言ってみればガソリンみたいなもんだ。
だからライブハウスは心のガソリンスタンドだと思ってくれれば間違い無いよ。
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女同士の友情

冬季オリンピックが始まったらしい。
しかし、その会場より東京の方が寒いってんだからまいるよな。
オリンピックって言ったって別に応援したい選手がいるわけでもないので自分的にはあんまり盛り上がらないな。
なんか世間の人達もそれ程関心無いんじゃないの?
ああ、そういえばフィギュアスケートはちょっと観たいな。
言っとくけど真央ちゃんや美姫ちゃんじゃないぞ。
俺の場合はキムヨナだからね。
そんな話はどうでもいいんだ。
今日は以前から話題にしようと思っていた友達との関係について話そうと思う。
自分が男だからなのかもしれないが男同士の友情というのは当然の様に何処にでも転がっているものだ。
だが、男の俺から見て女同士の友情って何か凄く微妙なものの様に見えて仕方が無いんだ。
先ず、会話自体が微妙な場合が非常に多いと思わないか?
男同士だったら全然気を使わないでうるせえんだよ馬鹿とか平気で言うじゃないか。
だけどこれが女同士という事になると妙にまどろっこしい言い方してたりする場面を頻繁に見たりしないか?
やたらに良い人ぶった口調だったりとかさ。
あれって実際のところどうなんだ?
お互いにあんな気を使った喋り方をしている同士の仲で友情とか感じたりするのかな?
傍から見てると何か嘘臭いを通り越して薄気味悪いんだよな~。
それはお前の育ちのせいだって?
まぁ確かにうちの家系は言葉遣いが汚いかもしれないが俺だって極一般的な口調でだって話そうと思えば話せるんだからそういう事じゃないと思うよ。
要は気持ちの入り具合というか本心かどうかだよ。
例えば営業マンとかって物凄く丁寧な口調で語り掛けて来るだろう?
でもそれってちゃんと商売の事を考えているからじゃないか。
言い方は良くないかもしれないが打算が有っての丁寧口調だよな。
それと同じに聞こえちゃうんだよ。
それが証拠に子供の頃って女の子同士の友達ってあんな風に話したりしないじゃないか。
それが純粋な友達なんじゃないか?
それと女同士の友情ってもろい様にも思えちゃうんだ。
親友の仲だったとしてもそこに男の存在が加わると一気に敵みたいになっちゃったりする事ってよくあるじゃないか。
男同士だったらまずそんなの聞かないだろ?
結論としてはやっぱり男は単純で女は複雑で不思議で訳分からんって事だな。
次に生まれ変わる時も絶対に女には生れたくないな。
念の為に言っとくけどだからって女が嫌いって意味じゃないよ。
寧ろ大好きだし。
って当たり前か。



気持ちE

今日は俺の大好きな或るバンドの話をしよう。
キャリア10年位の演奏も上手くてメロディーも素晴らしくヴォーカルの説得力もしっかりあるウタモノロックと思ってくれ。
歳は30を少し超えたあたりだろうか。
彼等がうちに出演するようになってから7~8年は経つだろう。
当時は少しづつではあるがそれなりに都内各所で名前が浸透し始めた頃だ。
バンドというものは何処でどんなチャンスを掴むかは誰にも分からない。
そのチャンスがめぐって来た時にどれだけの力を持っているかでものに出来たり逃したりという事になる。
偶々時代の流れに乗ったスタイルだからというだけで美味しい話に乗ったとしてもバンド自体に実力が無ければそれは論外ではあるが。
そんなバンドは可哀想だが大きなものにいいように利用されるだけというのが実情ではある。
飯の種になっている内はいいが中身の薄さを見透かされた時にお払い箱というわけだ。
未だ土台が出来上がっていないのに次から次に重い物を乗せたら必ず崩れ落ちるのは当たり前なんだから身の程をしっかり見つめなければならないとも言える。
そして例のバンドの話に戻ろう。
彼等には揺ぎ無い程のしっかりした土台は出来ている。
だが一度チャンスを逃した。
逃したというよりも敢て見送ったという方が正しいと思う。
時期尚早と自ら判断したんだ。
それは正しい選択だったと思う。
そして数年経ち機は熟した。
だがチャンスは一向にやって来ない。
そこで悩むわけだ。
俺たちはこれで本当に良かったのかと。
このままバンドを続けて行くべきなんだろうかと。
既に家庭を持ち子供も産まれたメンバーもいる。
正念場だ。
彼等にとってのロックとは何なのか。
飯を食う為の単なる道具なのか。
それともロックの本質でもある怒りや主張なのだろうか。
これは彼等だけの問題ではなく或る程度の年齢に達したバンドマンの多くが直面する悩みだ。
E!E!E!気持ちE!と歌っていた清志郎を想い出す。
ロックの何が気持ちEかってやっぱり心の開放が気持ちEんだ。
このEの為に俺達はやり続けるぜ!って彼等にも叫んで欲しい。

奇跡の瞬間

ライブハウスのイベントには色々なものが有るわけだがその中に共同企画と言われるものがある。
読んで字の如しでこれは企画者が単独ではないという事だ。
このスタイルは普段とは違う意外性というか化学反応的なものが生れる事も多いので期待感も増すというものだ。
そんなわけで今日は俺と或るバンドとの共同企画の模様をリポートしてみる事にする。
俺は今リハーサル中のライブハウスの片隅で進行具合を見守っている。
空気が幾つかに割れている。
俺が声を掛けたバンドと共同企画者側の呼んだバンドの間、そして俺が呼んだ側もお互いコミュニケーションが取れているわけではない。
そんな中で全てが終了した時点でどう変わっているのか。
バラバラなままで終わってしまうのか。
それとも新たな一体感が生まれるのか。
対バンというのはべつに友達作りの場ではなく凌ぎを削る為の存在なのだから仲良くなろうがなるまいがそんな事は知った事ではない。
だが、お互い認め合える事が出来るか、そんなバンド同士になれる場を提供出来るかどうかというところは結構大切なポイントではある。
ついさっき迄は一体感の欠片もない。
だがそれぞれのバンドが音を出していくに連れて空気が解れてきた。
皆、対バンのリハーサルに注目しているのが分かる。
ほぉ~、へぇ~という表情が垣間見れればしめたものだ。
言葉の無い会話がどうやら始まったようである。
君等はこの文章を一気に読むんだろうがここから先は数時間後に書いてみる事にしよう。
外は冷たい雨が降っていて夜には雪になると天気予報は報じていた。
果たしてお客さんは来るのだろうか?
そして盛り上がるのだろうか?

今は夜中の2時半である。
外は辛うじて雪にはなっていないが相当な寒さではある。
さて、今日の結果はというと全部で5バンド出演したんだがこんな天気にも拘らず最初からお客さんが大勢来てくれた。
雰囲気も良いしこの時点で既に今日の結果は見えたようなものだ。
全バンドそれなりの持ち味を出し切ったと思う。
そしてお客さんも出演者達も皆いい顔をしている。
こんな一瞬の為に俺はこの仕事を選んだんだとつくづく思う。
有り難い事に今日も無事に1日を終える事が出来た。
そして今日あった事は全て過去になっていく。
明日は明日でどうなるか分からない。
昨日は良かったからとか良かったのにとかそんな事は関係ない。
今日、出演してくれたバンドのメンバーもお客さんもうちのスタッフもそして
勿論俺も明日は生きているかも分からない。
なのに同じ時間を楽しむ事が出来た。
これを当たり前の出来事で済ましてしまうような人間にはなりたくない。
俺は敢て奇跡と言わしてもらう。
だって今日と全てが同じ出来事は二度と起こらないんだぜ。
そうだよ、俺達は奇跡の中で生きているんだよ。
そんな事を痛感させられるライブハウスが大好きだ。
毎日わくわくしながら奇跡の瞬間に立ち会って居続けたいものだ。

スペシャルマシン

昨日は随分暖かくてまるで春のような一日だったね。
なんて天気の話から始めるようじゃあ年取った証拠になっちゃうのでそんな話はやめにしよう。
さてさて、今日は何の話をしようかとバイクに跨り考えながら家路を急ぐのが既に日課となっている。
因みに去年買い換えたこのマシンは並みの代物ではない。
エンジンは原付ではあるが車体は100CCでステアリング周りは全取っ替えのカスタムでそのうえ海外からの逆輸入車だったりするんだ。
最近の原付は色々規制が入って4ストロークエンジンしか製造許可が下りなくなったらしいがあの妙に安定性のある走りはどうも好きになれない。
そんなわけで俺のスペシャルマシンは当然2ストだ。
高回転型エンジンだからうるさいし燃費も良くないうえに環境にもよろしくない。
じゃあ、何が良くてそんなの乗ってるのかと言うとやっぱり気持ちいいんだ。
毎日乗るものだから気持ち良くないとつまんないだろ?
バイクなんて興味無いからどうでもいいってか?
ああ、そうかいそうかいって事でそんな帰り道に思ったんだが店から家まで歩いて帰ったら1時間近くかかるんだろうなって。
そんなくだらない話してどうすんだだと?
馬鹿野郎!話は最後まで聞きやがれ!
歩いて1時間、チャリなら30分、バイクなら早朝で道が空いてるから10分だ。
誰だって歩くより自転車の方を選ぶし免許があるならバイクを選ぶよな?
この例を採っても人間は文明の進化と共に全てが便利で楽な方を選択する事が正しいと思っている。
だが、ここで踏み止まって少し考えてみて欲しいんだ。
科学や技術が進化して楽な道を選択する事が本当に文明の進化なのかどうかを。
この通勤時間の事を例にとってみたとすると確かにバイク通勤なら50分短縮されるがその50分で何をしているかってところだ。
大方の人はその分何かを詰め込んで忙しない生活をおくっているんじゃないか?
携帯電話の普及にしても確かに便利ではあるけど引き換えに束縛感というか自由な時間を奪われていると思わないか?
俺が生まれたのは昭和30年代なんだが世間ではよくその頃の事を古き良き時代って言うだろう?
あの頃って皆一生懸命生きようとしていたけど時間には余裕があったんだ。
朝ごはん、夕ごはんなんか家族全員揃ってがどの家庭でも当たり前の事だったし道端でキャッチボールしてる親子や泥だらけになって遊んでいる子供達もいっぱいいたし。
なんか皆心にもっと余裕があったと思うんだよ。
皆というか町全体がそうだったんだよ。
科学や技術の進化って皆が幸せになる為のものの筈だろう?
昔を知っている俺からすれば絶対に逆行しているよ。
不幸になる為に進化しているようにしか見えないんだ。
文明の進化ってそうじゃない筈だ。
俺はバイクに乗って50分得してる分、心の余裕も50分損してるのかなってスペシャルマシンに問いかけてみたんだ。
そしたらギュイーン、ギュイーンって返事してたぞ、あいつ。

根拠無しでも 2

昨日は数千万の借金を返済するのに自信は有ったが根拠なんて何も無かったって言ったけど一般にこういう時の根拠って何なんだ?
根拠っていうのは理由とか証拠って意味だろ?
貯金が沢山有るとか土地をいっぱい持ってるとかそういうのが根拠になるのか?
俺はそうは思わない。
逆にそんな物は無い方が良かったと思ってるんだ。
だって人間って保険的なものが有ったら逆に保守的になって攻めが弱くなるじゃないか。
土壇場に追い込まれた方が人間って絶対強いんだよ。
火事場の糞力って言うだろう?
守りに入るのは人生終わりかけた頃でいいと思うんだ。
かなり強引なこじつけのように聞こえるかもしれないがこれは間違っていないと思うし俺の人生が常にこうだったから自信も有るんだよ。
俺は16歳で家出して世の中にもまれる道を選んだわけだけどその理由が今想えばまさにこれなんだ。
家に居たら自分本来の可能性を最大限に引き出せるとは思えなかったんだ。
飛び出して初めて家族や家の有り難さが分かるわけだがそんな温もりの中から自分と闘う闘志は生れないんじゃないかと考えたんだ。
自分勝手なわがままな奴と思う人が多いかもしれない。
それは間違った意見とは思わない。
だが俺は俺の生き方をしたかったという事だ。
贅沢と思うかもしれないが与えられた温もりより掴み取った悦びが欲しかったという事だ。
何をするにもやってみなけりゃわからないだろう?
事を起こす原動力は金や土地じゃないだろう?
やる気だよ、やる気。
それも飛び切りパワフルなら怖いもの無しだ。
自分の中にこれが有ると信じていたから100%上手く行くと思えたんだよ。
他に必要なものなんか無いよ。


根拠無しでも

今月で三茶に店を出して20年になる。
最初は右も左も分からない町だったが今では一応このあたりの顔的存在になれたような気がする。
皆は当然此処にうちが店を出す前にどんな場所だったか知らないと思う。
商店街の真ん中でライブハウスが出来るくらいの大きさでビルの地下となると職種はかなり限られるよな。
居酒屋なんかが妥当な線だと思うが実は此処はプールバーだったんだ。
えっ?此処で皆泳いでいたのっておいっ!
それは違うプールだろ!
プールっていうのはビリヤードのテーブルの事だ。
要はビリヤード台を置いているバーって意味だよ。
当時はその数年前に大ヒットしたハスラーっていう映画のせいでそこら辺何処へ行ってもプールバーだらけだったんだ。
20年前っていうとその大ブームの終焉の頃だ。
店を出すかどうかを決める前っていうのは当然立地調査をする事になる。
調査って言うと何か偉そうだが実際は俺が三茶に通い詰めたってだけの話だ。
初めて店に足を踏み入れる時に俺の胸は期待と興奮で高まった。
だが、しかし,,,,,,,,,,,,,,。
死んでいる。
完全に空気が死んでいる。
過去に此処で事故でもあって死人が出たんじゃないかと思わせるくらいの不吉な静けさだ。
お客さんは誰も居ない。
居るのは幽霊のように透けて見える程存在感の無い店員が一人だけだ。
取り敢えず様子を見てみる事にする。
1時間しても誰も来ない。
2時間、3時間、4時間。
う~む、幽霊と二人きりで居るには4時間が限界だ。
これを何日も続けてみたんだがレジの横にある伝票刺しにレシートが刺さっていたのをとうとう一度も見る事は無かった。
これから始めようとしている店がライブハウスだから全然関係無いと言えば無いんだけどやっぱり賑わっていれば人の居やすい場所っていう好感も持てるじゃないか。
それが完全無欠の閑古鳥じゃあ縁起が悪いよ。
外に出て近所のお店を探索してみると三軒茶屋のイメージとしてあるちょっとお洒落な町というのは大嘘で単なる何処にでもある下町風景だし。
益々不吉な予感がしたものだ。
こんな所にライブハウスを作っていいものだろうかと一瞬迷いが生じた。
だが、俺が動かせる金額でライブハウスを作れるのは東京中探して此処だけだったんだ。
それくらい金が無かったんだ。
っていうか殆ど一文無しだし。
持っていたのは気合と根性だけだ。
だから当然100%借金という事になる。
滅茶苦茶過ぎて笑っちゃうぜ。
銀行も俺の口から出まかせを信じて何千万もよく貸してくれたと思うよ。
俺が銀行マンなら絶対貸さないけどな。
何処から弾き出したのか分からないような都合のいい数字を並べて企画書作ってこれだけ儲かりますから大丈夫ですって殆ど詐欺だもんな。
まぁそれでも結果的にちゃんと返せたから良かったよ。
ラッキーだったな。
でも、俺としては100%返す自信があったんだ。
根拠なんて何も無いよ。
この先は長くなりそうだからまた明日話すよ。

勝負の方程式

丁度この時期になると新しい道へ進む人達が心の準備を始める時期でもあると思う。
うちの店でも3人のスタッフが卒業する事になった。
俺からすればまさに卒業生を送る先生のような心境だ。
彼等は此処で過ごした数年間の間に何を掴んだのだろう?
音楽の素晴らしさだろうか?
それとも沢山の人との出会いによる喜びや悲しみだろうか?
労働の意味だろうか?
人間関係の難しさだろうか?
正直なところ彼等が今後どうなっていくのか気掛かりだ。
だが、俺は決してこんな気持ちは表情には出していないと思う。
というか出してはいけないと思っている。
寧ろとっとと何処へでも行きやがれ的な割り切った態度に見えるかもしれない。
世の中にはこんな時に困ったり苦しかったりしたらいつでも帰っておいでなんて言う人達がいる。
俺からすればふざけんなだ。
偽善者ぶるのもいい加減にしとけって。
俺はこういうその場限りの無責任な上っ面だけの優しさみたいなのが大嫌いだ。
自分でしっかり考えて決意して出て行こうとしている人間に逃げ場は作っておくからって言ってるわけだよ。
これじゃあ言われた側のモチベーションも下がるってもんだろ?
だって失敗しても戻ってくりゃあいいのかって思っちゃうじゃないか。
世の中はそんなに甘くは無いんだ。
失敗してもなんて最初から考えてる奴なんか相手にされないよ。
そんな中途半端な姿勢だったらこれしかないって100%で賭けて来る奴に絶対勝てない。
もし経営者がどちらかしか採用出来ないって状況なら絶対に100%の方を採る筈だ。
たとえバイトだろうが何だろうが職場というのはガキの遊び場じゃあないんだ。
半端な奴は蹴落とされるだけだ。
俺はこんな話をする時によく麻雀を引き合いに出すんだが麻雀っていうのは初心者がプロに勝つ事もあるゲームなんだ。
だけどそれは10回やって精々1,2回の話だ。
長丁場になれば100%勝算は無い。
この差は何だというと腕は勿論だがそれ以外に歴然たる違いがあるんだ。
それは絶対に勝つんだという覇気なんだ。
如何なる状況でも絶対に勝つんだと思っている奴はもしかしたら負けるかもなんて考えてる奴には絶対に近い確立で勝つ事になる。
これが勝負の方程式だ。
選択肢に負けは入れちゃあいけないんだよ。
感性主体の分野では例外もあると思うがそれ以外では全ての世界で当て嵌まる筈だ。
俺は若いスタッフ達に常に覇気を持てと言って来た積もりだ。
それを彼等がどう受け取ってきたか。
新たに進む道でそれを実践出来るかどうか。
俺が彼等にしてあげられる事はもう他には無い。

誇りだけは持ち続けろ

悔しい、とにかく悔しい。
何がって朝青龍の引退に決まってるじゃないか。
相撲協会や横綱審議委員会の言っている事も十分分かる。
全然間違っているとは思わない。
日本を代表する文化でもある相撲の象徴的存在が一般人をぶん殴ったらただでは済まないのは当たり前だ。
ましてや格闘技の選手だもんな。
張り手一発で普通の人間なら死ぬ恐れだってあると思うし。
だけど本当に残念で仕方が無い。
俺は熱烈な相撲ファンってわけじゃないが何だかんだと子供の頃からテレビではよく観ていた方だと思う。
年数で言えば40年以上は確実に観て来た事になる。
その中で本当にファンだったと言えるのは3人しかいないんだ。
猛牛と言われた琴桜、引退後にプロレスに転向した輪島、そして今回の騒動の張本人の朝青龍だ。
これでもう相撲を観る機会も無くなるかもしれないな。
だって地味だもんな、相撲って。
俺、地味なの嫌いだし。
そんな中で断然華があって気合が伝わって来たのが朝青龍だっただけにもう関心無くなっちゃうよ。
記者会見みてたら朝青龍泣いてたぞ。
見たくないんだよ、あいつの泣いてるとこなんか。
最後まで突っ張り通して欲しかったよ。
だけどやっぱり彼なりのスタイルだけど下っ端の時から人一倍頑張って来たと思うから辞めるとなったらこみ上げてきちゃうんだろうな。
結局、協調性が無かったって事なんだと思う。
今回の事に関してもこれがモンゴルだったら全然問題にならなかったと思うよ。
モンゴルの男性は普段は大人しいけど酒飲むと皆暴力的になって殴り合いなんか日常茶飯事だっていうし。
そのスタイルを日本でそのまま出しちゃったって事だ。
だから彼が本当に協調性の無い人間ならおそらく反省なんてしていないと思うよ。
俺自身も自他共に認める協調性の無い人間だから他人事に見れない部分もあるんだ。
そして彼の発した自分にとっての運命じゃないかと思うって一言が妙に重く圧し掛かる。
俺も人とぶつかってもなかなか引かないタイプだからいつか二進も三進もいかなくなって抹消される運命かもしれないな。
別にそれでもいいと思っているから気にしないけどね。
高校も退学だし人に使われていた時は上司に反抗ばかりしていたし離婚も3回しているし。
でも自分自身に対する誇りは誰よりも持っている積もりなんだ。
だからいいんだよ。
細かい事は気にしなくても。
世間にぶちのめされたらまた立ち上がってやり直せば済む事だ。
朝青龍に言ってやりたいな。
誇りだけは持ち続けろって。

人間の限界

或る若いバンドマンと話していた時の事だ。
色々溜まっていたんだと思うがそいつがいきなり自分がなんでバンドをやっているのか意味が分からなくなったと言い出した。
これに対してじゃあ止めればいいじゃんって事で済ましてしまえばそれまでだが暫く活動を停止して気持ちが高まったところでまたやればいいという結論に落ち着いた。
俺はこんな風に物事を突き詰めて考える奴が嫌いではない。
人生に真っ向から向き合えばバンドをやる事に限らず飯を食う事でも糞をする事も眠る事も恋をする事もそうだし全ての現象において疑問符が付くし、もっと大きく捉えれば生きるという事、人生そのものに意味があるのかという所まで行き着いてもおかしくないと思うんだ。
だけど誰もが常にそんな事を頭に置いて生活しているわけではない。
っていうかそんな事を考えている余裕が無いとも言えるが。
皆はどうなんだ?
毎日飯を食いながら俺はなんで飯食ってんのかな?なんて考えた事あるか?
腹が減るからに決まってんだろうって?
チッ、単純な奴だな。
そんな犬や猫でも答えられるような事訊いてんじゃないんだよ、阿呆っ。
空腹を満たす為に飯を食うわけだけど何で腹が減るんだよ?
エネルギーを補給する為だろう?
じゃあ、何でエネルギーを補給しなけりゃならないんだ?
生きる為だろう?
その生きる為っていう気持ちは何処から出て来るんだよ?
死にたくないからか?
死んだ事も無いくせに何で死にたくないんだよ?
もしかしたら死んだらいい事あるかもしれないんだぞ。
なっ、ここで答えに詰まるだろう?
それは本能だからなんて言うのは答えになっているようで全然なってないからな。
だってその本能って何なんだって言ったら行き詰まるだろ?
先祖代々からDNAで引き継がれてなんていうのも同じ事だ。
偉そうに言いやがって、じゃあ、あんたの答えを聞かせろってんだろ?
よし、じゃあ答えてやる。
答えられない!以上だ。
人間はその存在自体が与えられたものなんだ。
自分達で生み出したものじゃない。
子供は母親から産まれるが人間の大元に遡れば人間という存在を人間自体が生み出したものじゃないのは分かる筈だ。
ダーウィンの進化論以外にも様々な進化論があるがそのどれかが真実だとしても起源になる物が無ければそこから何も生れないという事になる。
その起源になる物はどうやって現れたんだって話だ。
それは与えられたから存在したんだって言ってんだよ。
与えられた物が長い年月を経て引き継がれた結果が俺であり君なんだ。
与えられた分際で与えてくれた偉大な存在の仕業を語る事は出来ない筈だ。
何故ならこれが人間の限界だからだ。

バンドマンの意識

これは今に始まった事ではないが俺は全部のライブが終わってからのバンドマンとの話が異常に長いと言われているらしい。
俺としては今日のライブはどうだったとか仕事何やってんのとか何処に住んでんのとか彼女いるのかとかラーメンは何処の店が美味いとか誰が可愛いとかブスだとかセックスは週に何回だとかそんな極々普通の会話しかしていないんだがな。
そんな会話の中で最近どうしても気になる事がある。
それはバンドに対する意識が低い人達が増えた事だ。
勿論高い意識を持った連中の方が多いとは思うが、それが以前は100%に近い状態だったものが今は精々70%位がいい所なんじゃないかと思うんだ。
要するに軽い気持ちでバンドをやっている人達が多くなったという事だ。
これは音楽を楽しむという部分では決して悪い事とは思わないがお客さんからお金を貰っている立場のこちらサイドからすればいらいらする部分ではある。
覇気のないライブをやって存在感も残さずにステージを降りてしまっては何をしに来たのか分からないって事だろ?
それでいて次のライブは何処々でやりますって、じゃあ今日の今やってるライブは何なんだよって思っちゃうよ。
ただ単に宣伝しに来たのかってさ。
対バンの人達やライブハウスの人達、今日来てくれたお客さん有難うってそうじゃないだろ?
ライブハウスに対してどうのこうのなんてステージ降りてから言やぁいい事だしお客さんには最高のライブを観せられればそれでO.Kだろ?
対バンに対してだって仲良くなる為に一緒にやってんじゃない筈だ。
しのぎを削って勝負する為の対バンじゃないか。
吸収出来るものはぶん取って序にお客さんもぶん取る積もりで来てるんじゃないのか?
綺麗事並べてる暇があるならその分全力疾走する所を見せてくれって言いたいよ。
最近の若い連中は本当に覇気の無い奴等が多過ぎると思っていたが此処だけは違うと思っていたライブハウスにまでとうとうそんな空気が侵入して来たって事なのか。
いやいや、そういう時代だからなんていうのは断じて認める訳にはいかないぞ。
丁度いい機会だから言っておくけど俺が言ってる高い意識って言葉の意識っていうのは貫く力の事であって事を起こす原動力って意味だ。
車やバイクで言えばトルクみたいなもんだ。
トルクっていうのは軸を回す力の事だ。
そのトルクに回転数を掛け合わせたものが所謂馬力って言われるものだ。
馬力=パワーだよ。
パワーは意識の高い低いで差が出るって事だよ。
どんな世界でも最初から上手く行く奴なんていないんだ。
失敗したら悔しい思いで次に頑張ればいい。
面白く無ければ感性を磨いて練り直せばいい。
だけど意識が低いなら話は違う。
ちょっと待てだ。
そんな状態でライブハウスで演奏しようなんて思わないでほしい。

チンカス野郎

この日記を書き出してもう1年半くらいになるのかな?
自分で言うのもなんだがよくもこんなに毎日のように書く事があるもんだと思うよ。
去年もこんな事を言っていたような気がするんだが今頃の季節になると少し前にあった成人式の話題にどうしても触れたくなってしまう。
毎年の事だけど一升瓶もって大騒ぎしてる奴等がいるだろう?
今回もニュースを見ていたら相変わらず無茶苦茶していた大馬鹿野郎がいたよな。
俺はああいう連中を見ているとあまり一方的に批判しようという気にはどうしてもなれないんだ。
勿論周りの人達に迷惑をかけているわけだから悪い事には違いは無い。
だけど取り敢えず無茶苦茶でも自己アピールはしておこうという姿勢だけは買ってやろうと思うんだ。
だって若いっていうのはそういう事だろう?
エネルギーが有り余ってしょうがないんだろう?多分。
存在感も何も無い連中よりよっぽどましだと思うよ。
俺もガキの頃はあんな連中と同じ様な事をしていた時期がある。
取り敢えず世の中ってものには反抗しておこうみたいな時がさ。
なんでそうなってしまうかと一言で言ってしまえばやっぱり不安感からのような気がする。
自分の立位置というか存在自体のあるべき場所が分からないんだよ。
体は殆ど大人なのに大人連中からすれば子供としか見られていないのを感じるし、だからといって自分でも子供とは思っていないし。
要するに半端な時期なんだよ。
一皮剥けたいんだけどスカッと剥けない仮性包茎みたいなもんだな。
剥け切ってないから常に発散しないと恥垢とか溜まったりして衛生的にも好ましくないって事だよ。
自分がもし女だったとしてこれからセックスする相手をどちらか選ばなきゃいけないって場合に出くわしたとする。
そうしたら、大人しくて真面目なんだがチンカスがいっぱい溜まってチーズみたいな鼻が曲がりそうに臭い一物をぶら下げている奴と非常識で周囲に迷惑ばかり掛けているがピカピカした綺麗なちんこを持っている奴のどっちを選ぶかって事だよ。
中には臭いのが好きっていう変わった趣味の人もいるだろうけど俺はカスが溜まって雑菌だらけのを咥えたり嵌めたりなんてしたくないって思うよ。
強引な例えかもしれないが解り易く言えばそういう事かな。

馬場タイプ

昔からの知り合いのF君夫婦に会った。
この二人は傍から見ていると本当に仲が良いのか悪いのか丸っきり分からない。
その難解さの原因は病的とも思える程のヒステリー持ちの奥さんとどんな時でも優しくて大人しいタイプの旦那がくっ付いてしまった事にある。
奥さんも俺と二人で話している時なんかは少し神経質っぽいかなと思うくらいで人格的にぶっ壊れているみたいな素振りはまるで無い。
だがここに旦那が加わると態度から口調まで全てが一変するんだ。
旦那の一言々に尽く罵声を浴びせるんだよ。
これは他人の俺からするとあまり良い気持ちのするものではないしどうしても旦那が可哀想に見えて仕方が無い。
だが、もう15年以上夫婦を続けているので夫婦円満という事には違いないんだろう。
実は俺もこんなタイプの女性と数年間暮らした事がある。
そんな時に訪ねて来た友達からは俺はマゾなんじゃないかなんて言われた事もあるくらいだ。
だが、それは完璧に違う。
彼女の歳が大幅に下だったという事もあると思うが俺は彼女の強がる部分の裏をいつも見ていたんだ。
弱さや自信の無さや不安の裏返しだと見破っていたんだと思う。
だから全てを許す事が出来たんだ。
昔お世話になったSさんという老夫婦の家でもよくそんな光景を見かけた事を思い出す。
奥さんは典型的なヒステリー持ちだった。
えっ?そんな事で怒っちゃうんですか?みたいな場面に何回出くわした事か。
そんな時のご主人の行動は今もはっきり憶えている。
うん、うんと大人しく奥さんの罵声を浴びて、ある程度落ち着いたところで何も無かった様な表情でふっと外へ出るんだ。
そして30分位は帰って来ない。
若かった俺はそんなSさんを情けないなぁなんて思っていたりしたんだが今になってやっとその男らしさが理解出来る。
常に前面に立ち女性をリードする言ってみればアントニオ猪木タイプが男らしいと思う人の方が多いと思うが、全てを受け止めさり気無く女性を導くジャイアント馬場タイプに本当のダンディズムを感じてしまう俺にはやっぱり古典的な日本人の血みたいなものが流れているって事なんだろう。

宇宙の話は現実的な話だ

俺は自分の彼女に発想が左翼的だとよく言われる。
自分でそんな風に思ったことはまったく無いのだが知り合いの左翼の人と俺の言う言葉が一致している事が非常に多いというのがその理由らしい。
別に何と思われても構わないのだがそんな事で喧嘩になったりするのは残念で仕方が無い。
俺は思想、発想、嗜好なんかに関しては完全に自由主義だ。
こんなものにレッテルを貼って型にはめ込んだりなんていうのは敢て対立の構図を作るだけで非平和的な行為に思えてしまう。
そこにいがみ合いや潰し合いは生れても明るいものは見えて来ないと思うんだ。
じゃあ、ぶつかってしまった時にどう解決すれば良いのか。
それは愛を持っての話し合いしかないと思う。
お互いに主張するだけでは解決の糸口は見えて来ない。
先ず、相手の意見を十分聞く事だ。
割合は別にしてその中に共鳴出来る部分や新しい発見が少しでもあるかも知れないし。
これは中途半端に妥協する事とは違う。
俺の主義主張を敢て何的というのなら仏教的、宇宙的という事になるのかもしれない。
これは俺に限らず遡って行けば全ての人が行き着く場所だとも思っている。
宇宙的というのは全ての粒子は愛で構成され成り立っているという意味でもある。
その壮大さに比べれば主義、主張も全て飲み込まれてしまうという事だ。
右翼からすれば左翼は悪の対象なのかもしれないしその逆に左翼から見れば右翼は目の敵なんだろう。
だがこの一見水と油と見られる両者も元を遡れば愛の粒子という共通の場所に辿り着く筈だ。
繰り返し言うがこれは妥協や調和の話をしているんじゃない。
何が良いとか悪いとかそういう事でもないんだ。
全ての根源は一つだって事を知って欲しいんだ。
人間は小さな愛の結晶の塊りだ。
そして宇宙の欠片の集合体でもあるんだ。
それは宇宙の一部でもあるって事だ。
こんな話を彼女にしたら理想論じゃなくて現実に今何が起こっているか見なさいよと言われてしまった。
言葉が足りなかったのかもしれないが俺としてはとても現実的な話をした積もりなんだが。

早過ぎる新機種の発売

アップルコンピューター社が今度はアイパッドというのを発売するらしい。
なんかアイフォンのでかい版みたいな奴だ。
言ってみればパソコン業界全体の中で突出した伸び率を示しているミニモバイル市場に風穴を開ける積もりなんだろう。
そのうえ書籍機能っていうアメリカでは既にかなりの普及率を示している電子書籍も読めるという優れものだ。
アップルの事だから近いうちに必ず出すだろうなとは思っていたがそれが現実化するわけだ。
これは間違いなく売れると思う。
それもとんでもなくだ。
2010年の大ヒット商品の第一号はこれで決まったようなもんだ。
しかし、携帯電話やパソコンってなんでこんなに次から次へと新機種が出て来るんだよ?
大抵新機能も搭載されてるしさ。
こいつは便利だと飛び付いてやっと使いこなせるようになったと思ったらもう新しいのが出て来るじゃないか。
メーカー側も商売だからどんどん新しいのを買わせようっていうのは勿論分かるがちょっと限度を超えているような気がするのは俺だけじゃないだろう?
携帯電話とかパソコンってある程度使い込んで愛着をもって毎日使用したいって俺なんかは思うんだけどな。
それに新しいのが出る度に買い換えてたらなんだか本末転倒なんじゃないかとも思うよ。
一体誰の為の携帯やパソコンなんだよ?
これじゃあ、まるでメーカーを儲けさせる事が第一優先事項で消費者側なんか二の次って実際そうなってるよ。
それで結局皆で新機種手に入れて時代の先端行ってますみたいな気持ちになってんのかな?
あ~、本当に馬鹿らしいな。
腕時計やライターみたいにじっくり使い込んでやっとしっくりくるみたいな、ああいう満足感って結構良いと思うんだけどな~。
アイフォンだって全部の機能を使いこなしてる人なんて未だそんなにいないんじゃないの?
もうちょっと地に足を着けた生き方を身に付けた方が結局中身の濃い毎日を送れると思うんだけど違うかな?
確かに便利なものを求める事は間違いじゃないと思うけど自分のペースを乱してまでも求めるのはみっともなくて恥ずかしい行為だと俺は思うよ。

心の目

今度は小学校1年生の男の子が親に虐待されて死亡した。
相変わらずの地獄絵図だな。
親が子を殺すっていうのは人間という生き物には出来ない筈なんだがな。
そうかと思えば我が子の裸の写真をインターネットで売り捌いていた母親がなんと十数人も一斉に逮捕されたそうだ。
全く持って俺的には有り得ない話だ。
俺的というのは昔の日本という意味でもあるんだが。
以前にもこの手の話をした事があったと思うが俺には何か魔物のようなものが人間界に降り立って邪悪な微粒子を撒き散らしているようにしか思えない。
人間は皆、正義と悪を持っている。
いくら善人と誰もが認める人でさえ少しの悪は持っているものだ。
正義は悪があるから存在するしその逆に悪も正義があるから成り立つものだ。
数日前にも言ったけどそのどちらかが存在しなければこの世の存在意義はないんだ。
そんな善と悪ではあるがその一方の悪には限度というものがある。
要するにリミッターがあるという事だ。
これが所謂誰の心にも存在する良心というものだ。
このリミッターは物凄く精巧に出来ていてちょっとやそっとの衝撃じゃあびくともしない仕組みになっているんだ。
そして、このリミッターを超越してレッドゾーンまで入ってしまった所に殺人という行為がある。
ここ迄行ってしまった奴は気が触れたり精神的に異常をきたしたりまともな人間とは言えなくなってしまうんだ。
オートバイを常にレッドゾーン迄回して走っていれば短期間でエンジンがぶっ壊れるのと同じ原理だ。
そんなレッドゾーンも振り切ってしまった所にあるのが親殺し、子殺しだと思うんだ。
そこはもう人間の域を完全に超えた悪魔の領域だ。
だが、これが日常茶飯事起こっているのが今の日本じゃないか。
自分の子供を裸にして写真を売り捌こうっていうのだってレッドゾーンには確実に入っているぞ。
金や物を盗んだり喧嘩して人をぶん殴ったり賄賂貰ってんのに銀行から借りた金だって大嘘ついたりするのより人としてよっぽど重罪だからな。
同じ悪でもキチガイに限りなく近い悪だよ。
ぶっ壊れてんだよ心のエンジンが。
鬱病が蔓延してバランスの取れなくなった人達がどんどん増え続けているうえに人間の域を超えた悪のキチガイまで増殖してきてマジにどうすんだよこの国は。
自浄作用がある事にどうして皆気が付かないんだ。
魔物に食い尽くされてもいいのか?
心の目を開くんだよ!

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