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DIARY

三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
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増している駄目加減

最近の若い奴はなってない!って言われる立場だった人間からすればそれを逆に言う立場にはあまりなりたいとは思っていなかった。
それはあんたの価値観だけで判断されても時代が違うんだから必ずしもそれが正しいとは言えないだろうと言い返してやりたい部分があったからだ。
だけど本当にそんな年齢になった今、過去の自分の考えが間違っていたとはっきり認めざるをえない。
勿論、若くても素晴らしい奴が居るのは分かっているがそんなのはほんの一握りであとの大多数は呆れるくらいの情け無い連中としか思えない。
言いたくなくても言わざるをえない。
最近の若い奴はダメだ。
それもどんどん駄目加減が増している。
今日なんかとっくに二十歳も越えている連中と話していて腰砕けになるくらい呆れてしまった。
内容はドルの話だったんだが何と今のレートを知らないんだ。
相場は毎日変動するからそこら辺はまだ大目に見てやってもいい。
だがその数字が円高なのか円安なのかも分からないとなると救いようがない。
これはもう小学生レベルだ。
コミュニケーションのとり方を知らない若い子達が急増しているのは本人の責任も当然あるがそれ以外に教育制度や社会制度自体に欠陥もあると思うのである意味被害者でもある彼等を一方的に責めるというのも少し酷かもしれない。
だが、円高、円安も分からないというのはニュースも見ないし新聞も読まないって事だよな。
そんな事は毎日必ず報道されてるんだから言い訳出来ない筈だ。
って事は世の中がどうであろうと知らねえよって事だろ?
こう言えば多分そんな積もりじゃ無いって言うんだよ、こういう奴は大抵。
だけど行動が無ければそういう事なんだよ。
毎日生活が出来ているって事は世の中の恩恵を受けてるって意味なんだよ。
そして必ず誰かの世話になってるって事でもあるんだよ。
要するに世の中から貰うものは貰ってるって訳だ。
なのに世の中の事なんか関係ねえって姿勢はどうなんだ?
いつまで子供の積もりでいるんだよ。
世の中なめんのもいい加減にしとけ。
甘ったれ過ぎなんだよ。
世の中の事なんて難しくてよく分かんないしとか言ってんじゃねえぞ。
それはお前が怠惰なだけだ。
頭の良し悪しなんか関係ない。
楽な道があれば何処までもそっちへ行く事しか考えてないからそうなっちまうんだよ。
自分の力で何でも掴み取れるのに与えてもらう事ばかり望んでんじゃねえよ。
とにかく自力で何でもやってみろ。
そうすりゃニュースや新聞は必ず読む破目になるからな。
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MEDE IN HEAVEN 4

私、市川海老蔵さんと真剣に交際しておりますってニュースZEROのキャスターがテレビで言っていたんだがどうせ上司に言わされたんだろうけど何かちょっと可哀想な気もしないでもない。
なんでそんなプライベートな事を公の場で話さなけりゃならないんだとも思うが相手が超が付くくらいの有名人だから仕様が無いのか。
日本ではこういう事が極当たり前に行われているがちょっと変だとは思わないか?
この2人を大人として扱うんだったら全ては本人達の自由だし他人がプライベートの部分まで立ち入る権利も無い筈だろう?
そこまで媚を売らなきゃやっていけないっていう世の中のシステムはあまりにもお子様向けだと俺は思う。
真剣に交際してますって言い方だけどそれはセックスもしてますって言わされてるみたいで不自然なんだよ。
男と女の関係は本人達だけの大切な宝物みたいなものなんだからいくらテレビに出ているからって言ってもそっとしておいてあげるのが大人の対応だと思うんだけどな。
そんな大切な宝物を探す為に人間界に戻った青年の話の続きを今日もしなくちゃな。
トランペットと出合った事で音楽の才能を花開かせた彼はミュージシャンとしての道を確実に上り詰めて行く事になる。
その一方で彼女の方はと言うと今迄の順風満帆な人生から一気に転げ落ちる様な不幸に見舞われてしまうんだ。
愛する夫とはすれ違いの時間が多くこれが原因で離婚せざるをえなくなってしまう。
不幸は続くものでその後、自分にとっての最大の理解者である父をも亡くしてしまうんだ。
まさに踏んだり蹴ったりの悲しみのどん底だ。
打ちひしがれた彼女はただ闇雲に街を彷徨う。
そんな時、いつもなら運転手付きの高級車で移動する彼は何故か街を歩きたいという衝動に駆られ一人で車を降りるんだ。
生きる勇気を失いかけて街を彷徨う彼女。
この直感の様なものは何だろうと歩き続ける彼。
2人の距離は縮まっていく。
もう信号の向こうとこっちだ。
信号が青いWALKに変わる。
距離が縮まる。
もうすぐだ。
そしてすれ違う。
すれ違いざまの一瞬に2人の心に微かな何かが蘇る。
それと同時に激しくなる胸のときめきは以前何処かで感じたような・・・。
はっとして振り返る2人の間にもう距離は必要無かった。
さて、これで話は終わりなんだがなかなかロマンチックだったろう?
それだけじゃなくてあの世とこの世は表裏一体って部分も上手く表現出来ていると思うんだ。
前にも話した事があるけど運命っていうのはある程度の幅のある大通りみたいなもんだと思うんだ。
そこをずっと歩いていく訳だけれど自分の意思で左右に寄ったり立ち止まったりUターンしたり時には小道に迷い込んで通りの外にはみ出してしまう事も出来ると思う。
だけど本来の道筋は出来ていると思うんだ。
そして道半ばで出会う人、出来事なんかは別の次元で自分の魂が体験した事と関係性を持っている場合が多いんじゃないかというのが俺の説だ。
それと共通する部分を沢山持っているのがこの映画って訳なんだ。
運命の赤い糸ってよく言うがそういう意味合いの出来事は恋愛に限らず間違い無く存在するという事を4日間かけて言いたかったんだ。
ふぅ~疲れた。

MADE IN HEAVEN 3

日本人はどうも何でも略すのが好きみたいだが今やってるグラチャンバレーってのはどうかと思うな。
グランドチャンピオンとグラチャンじゃあ全然聞こえた時の重みが違うと思うんだけどな。
それはまだ良いとしても女子が火の鳥日本、男子が龍神日本っていうのは恥ずかし過ぎるよ。
誰がこんなセンスの悪い名前を考えたんだよ。
だいたいがいつも肝心な所で必ず負けてるくせにこんな途轍もなく強そうな名前付けてどうすんだよ。
スケートのキムヨナとか野球のダルビッシュぐらいの飛び抜けた実力が有るんなら未だ分かるけど完全に名前負けだもんな。
なんて話はどうでもいいとして昨日の続きを話さなくちゃな。
だけどキムヨナやダルビッシュは何かに導かれてという部分も有る筈なんだ。
その導くものの正体がこの映画の中にはいっぱいちりばめられているんだ。
それじゃあ続きを始めよう。
天国の案内人はこの青年に或る条件を出して彼が人間界に戻る事を許可したんだ。
その条件というのが非常に難しいもので30歳になる迄に彼女を見つけられなければもう二度と天国には帰れないし一生彼女とは出会えないというものだった。
これはあまりにも可能性が低い。
何故ならお互い人間界に戻った時は赤ん坊として産まれ、天国での記憶も無くしているからなんだ。
だが彼はこの無謀とも言える条件を飲んだんだ。
彼女は裕福な家庭に育ち大学にも入学し好青年と付き合いその後結婚までしてしまう。
一方彼の方はといえば父親が誰なのかも分からない上に母親はだらしが無く男を連れ込んでは実の息子の彼を邪魔者扱いするような最悪な環境で育つ事になる。
或る日彼は当然のように家を出る事にした。
しかし半ば人生を投げたような生き方しか知らない彼は悪の道に引きずり込まれてしまう。
そんな時、彼の前に天国の案内人が現れるんだ。
現れると言っても肉眼で見えるという事ではなくイメージで彼に忠告するんだ。
お前は何をやってるんだ。
そんな事じゃあ約束は果たせないぞとね。
約束と言っても記憶が無いんだから何の事かは分からないんだが何となくこのままじゃ駄目だというのは伝わったらしい。
その時彼は既に20代後半だ。
一念発起した彼は真面目な人生を歩む事を決意した。
天国での生活というのはあらゆる事が人間界に新たに生れ変わった時のヒントというか意識の様なものとして残るらしい。
言い換えれば極微かな記憶というか勘みたいなものだ。
天国の生活の中で彼の家の玄関に1本のスコップが置いてあった事があったんだがこれがその後の彼の人生を大きく変えるヒントでもあった。
真面目に生きる事を決意した彼は新たな土地に旅立とうとするのだが金が無い。
そこでヒッチハイクをする事になるんだが拾ってくれたのはなんと前世での彼の両親だった。
亡くした息子の面影を彼に見た元両親は別れ際にトランペットをプレゼントしてくれた。
それはドライブの途中で立ち寄ったドライブインの側の店で彼がトランペットに見入っていたからだ。
だからと言って彼がトランペットを吹けるという事ではないんだ。
ただ何故か気になって見入っていたんだ。
この自分でもよく分からない直感みたいなものが天国でのスコップの記憶なんだ。
形は一見随分違うがそう言われればなんとなくではあるが似てない訳ではないだろう?
そして彼はトランペットに熱中する事になるんだ。
そんな時に彼女の身の上に大きな変化が訪れる事になった。
誰もが羨む程の幸せの絶頂にいると思われていた彼女に降りかかった不幸とは・・・・・・。

MADE IN HEAVEN 2

例の市橋容疑者が7日間何も口にしていないそうだ。
これは一体何を意味しているのか。
反省の気持ちを行動で表して少しでも刑を軽くしてもらおうという作戦なのか。
はたまた覚悟を決めて自ら死に向かって突き進もうという事か。
おそらくどちらも違うような気がする。
あれは一種の現実逃避なんじゃないかな?
良く言えば瞑想状態みたいなものだと思う。
7日間も飯を食わなければ意識も朦朧とすると思うんだ。
そうすると実際自分の周りで今起こっている出来事も何の事だかはっきり分からないと思う。
要するに恐怖心からの脱却だ。
この状況を意図的に作り出そうとしたように思えてならない。
だとしたらこいつは相当屈折した心の持主だが頭もかなりきれる奴だ。
おそらく何か大きなコンプレックスを持っている筈なんだがそれを逆にバネにしていればこういうタイプは意志も強いし何かと成功するタイプではある。
勿論、責任回避の逃げの人生を改めなきゃ話にならないが。
彼は最初からあの若い英語教師を殺す気は無かったと思う。
多分、彼としては楽しい時間を過ごそうとしただけなんじゃないかな?
だがそこで運命を狂わす何かがあったという事なんだろう。
そう、その運命がテーマでもある映画MADE IN HEAVENの話の続きをする約束だったな。
人助けをしたのに池の底に沈み自ら死を選ぶ結果にもなってしまった彼が目覚めたのは深い霧の中だった。
何故か服は何も着ていない。
周囲を見渡しても何も見えない。
此処が何処なのかも分からない。
すると一人の女性が現れて彼にあなたは死んだんだと告げるんだ。
それはもう何年も前に死んだ彼の叔母さんだった。
そして此処は天国であり天国はどういう所で天国の案内人の事や強く念じればその場所に瞬間移動出来る事等を教えてくれるんだ。
自らの死を納得した彼は天国での生活を満喫する事にした。
色々な場所に行き色々な人と話もしてこの不思議な光景にいつの間にか溶け込んでいく彼はある日一人の女性に出会う事になる。
ピアノが上手な美しい人だった。
そして2人は恋に落ち天国で結婚する約束をしたんだ。
だが、結婚式の直前に悲劇は起こった。
目の前の彼女の姿が見る見る薄くなって半透明になったかと思うととうとう消えてしまったんだ。
彼は泣き叫び天国の案内人に事情を尋ねる。
すると彼女が人間界に戻った事を告げられるんだ。
彼は迷わず彼女の後を追いたいと頼み込むんだが案内人の答えはNOだ。
誰しも人間界に戻る時期が決まっていてお前の戻る時は未だなんだと拒否されてしまう。
これが天国のルールらしい。
そしてこのルールを破れば二度と天国には帰れないと言う。
青年に迷いは無かった。
例え天国に戻れなくても彼女に会いたいと強く懇願したんだ。
そして・・・渋い表情で天国の案内人が出した答えとは・・・・・。

MADE IN HEAVEN

しかし、女の子っていうのは本当に不思議だ。
女は恋をすると変わるっていうけどそれは俺も何回も見て来たから分かるんだが。
だけどほんの数ヶ月見なかっただけで別人のようになっていたっていうのは初めてだ。
先日、ある女の子からこんにちはって声を掛けられたんだが俺は彼女が誰なのかまるで分からなかった。
こういうシチュエーションっていうのはちょっとスリリングでロマンチックで俺は嫌いじゃない。
何かが始まる予感がする時みたいに強烈な印象を刻み付けられる場合も多いものだ。
名前を言われるまで見当もつかなかったその女性は実は数ヶ月前にバンドの話をした人だった。
その時はちょっと俯き加減でおとなしくて若いわりにはちょっと地味かなという印象だったんだ。
ところが声を掛けてきた時の彼女は輝くほど綺麗で目のやり場に困るくらい魅力的に変身していた。
参ったぜ。
磨きをかけなければダイヤも光らないっていうけど原石がこんな所に居たとは俺の見る目も濁ってきたもんだ。
誰なんだ?彼女に磨きをかけたのは。
先を越されちまったぜ、畜生。
それもたった数ヶ月の間にだもんな。
ってな具合で男と女っていうのは複雑に絡み合う糸のようなもんでちょっとしたタイミングで恋人同士になる事もあればすれ違いでもう一生出会う事も無く終わってしまう場合もあるものだ。
だけど本当はそうじゃないだろうというのが俺の考えだ。
俺の大好きな映画でMADE IN HEAVENというのがあるんだがこの映画を観た時にやっぱりなと自分と同じ考えを持っていた人がいて嬉しくなったものだ。
多分、上映されていた時も全然話題にならなかったからDVDにもなっていないかもしれないな。
そこまで話したら気になるじゃないかって?
仕様が無いなぁ~、じゃあ大体の粗筋を教えてあげよう。
或る田舎町に大学卒業間近の青年が居るんだ。
彼はそんなに裕福でも無い何処にでもある極普通の環境で育ったんだが就職がなかなか決まらない。
幾つか面接もしてみたが生まれ育った自分の町には勤め先が無く、意を決して両親を残し仕事を探しに旅に出る事になったんだ。
そんな道中で大きな池の側を通りかかると大勢の人だかりが出来ている。
なんだろうと車を止めて覗き込むと1台の車が沈みかかっていて母親と幼い子供が溺れかかっているじゃないか。
子供の方は未だ車の中だ。
周りの人達は何も出来ずにただ見ているしかなかったんだが正義感の強いこの青年は迷う事も無く飛び込んで子供を車から引きずり出す事に成功した。
だが不幸な事に自分は沈んでいく車に巻き込まれて池の中に飲み込まれてしまう。
そして二度と浮かび上がって来る事はなかった。
これで終わりだ。
え~~ってそうじゃないよ。
終わりといっても彼の人生が終わっただけで話が終わった訳じゃあ勿論ない。
此処まではプロローグだ。
日本語で言えば本編に先立つ前置き部分、序章にすぎない。
先が気になるだろう?
気を揉ませつつ続きは次回のお楽しみだ。

若いという事は無知という事

この間のりぴーの話をした時にウイリアム・バロウズのNAKED LUNCHっていう小説があって映画にもなっているから興味のある人は観てみたらって言ったのを憶えているかな?
あの後に言いだしっぺの俺が言うのもなんだが俺も久々に観たくなってうずうずしていたんだ。
あの映画は今から18年前の作品で当時1ヶ月に20~30本は映画を観ていた俺としては見逃す筈も無くレンタルショップに陳列されると同時に借りにいった様な記憶がある。
その頃レンタルしたもので気に入った作品は必ずダビングして2度3度再生しながら脳裏に深く刻み付けるという作業が日課になっていた時期でもあり当然この作品もそんな運命を辿るものと思っていた。
死ぬまでに1本でもいいから自分の手で映画を撮ってみたいという夢があるので少しでもその夢に近付く為の地道な行動でもあった訳だ。
だが、予想に反してこのNAKED LUNCHはダビングしなかったんだ。
それはあまりに後味が悪かったからだ。
自分自身を正当化しようとするとこういう表現になる。
だが時が経ちこの日記に作品名を引用したのを切欠にうずうずを解消する為と当時の俺の判断が正しかったのかどうかを検証する意味も込めてネットで探し出してDVDを手に入れる事にしたんだ。
今さっき18年ぶりに観返してみるとグロテスクではあるが以前の印象とは丸っきり違っていた。
現実と幻覚の入り乱れた中に現れる化け物達の異様さにばかり気を取られてアーティスティックな部分を完全に見逃していた自分を恥じるしかなかった。
極限のアートとは狂気と紙一重の所に存在するものだという事をまるで理解出来ていなかった自分が情け無い。
やはり若いという事は無知という事でもあるのがつくづく解ったよ。
自分では正しいと信じていた事が上っ面だけでその奥に隠されている本質を見抜けなければ単なる勢いだけのお調子者と言うしかない。
なんて、さも今は何でも本質が見えるみたいな事を言っているが俺より20年、30年長く生きて来た人達からすれば俺も未だ青二才なのかもしれない。
何処までも延々と続く道のりの終着点っていうのは本当は無いのかもしれないな。
だから人間は不確かなものを追い求める不確かな生き物なんだろうね。

流行語大賞

もうすぐ12月だが毎年12月の初め頃になると流行語大賞というのが発表されるよな。
別にどうでもいい事ではあるが1年を振り返ってもう過去の出来事として気持ちを入れ替えるという意味ではいい事なのかもしれないね。
去年はアラフォーとグ~!だったけどグ~!の方はもう死語になっちまったな。
今更グ~!なんて言ったら寒い空気が流れそうだしな。
って事で今年の流行語大賞を予想してみると先ずオバマ大統領のチェンジだよな。
これは日本のと言うよりも世界の流行語になったくらいだから外せないだろう。
そして次に来るのが政権交代だ。
日本の大変革だからこれも間違いないような気がするが政治関連2つで大賞独占というのもちょっと堅い感じがするからもしかするとベスト10止まりかもしれないな。
じゃあそれ以外のベスト10候補を挙げてみようか。
草食系男子、定額給付金、派遣切り、裁判員制度、キングオブポップ、婚活、新型インフルエンザ、のりぴー事件、核無き世界、エコポイント、北朝鮮の長距離弾道ミサイル、侍ジャパン。
このくらいじゃないかな。
こうやって並べてみるとスカッと明るいものが侍ジャパンしかないじゃないか。
チェンジや政権交代にしても今がどん底だから何とかしようっていう変革への期待で盛り上がった訳だから明るいっていうのとは少し意味合いが違うしな。
う~む、やっぱり相当暗い1年だったって事だよな。
北朝鮮のミサイルが大賞取ったら来年も真っ暗になりそうだからこれだけは無いと思うけど。
ああ、それからオードリーのトゥースってのもあるけどあれは若い子のみって感じだからせいぜいベスト10までだろうし。
よし、もう面倒臭いから俺が大賞を選んじまおう。
2009年流行語大賞は・・・・・・・チェンジと草食系男子に決定しました!!
でも年間の流行語を決めるのが12月の頭ってのは何かおかしくないか?って今思った奴が何人か必ずいる筈だ。
12月に突然大流行する言葉が出てきたらどうすんだって事だよな。
細かい事をいちいち気にする日本人なら大いにあり得る事だ。
頭が固い!!
そんなのは気にしなくていいんだ。
こんなものはどうだっていいんだよ。
忘年会のネタと年末に実家に帰った時の話題になりゃあ何でもいいんだ。
去年がアラフォーとグ~!
一昨年がハニカミ王子とどげんかせんといかん。
だけど3年前のは皆憶えてないだろう?
その程度なんだよこんなものは。
洒落だよ洒落。
そんなものに真剣にどうもこうももすもももももも無いんだよ。
因みに俺もイナバウアーしか覚えてなかったけどね。
もう一つは品格だってさ。
なっ、どうでもいいだろう?

一人暮らし

秋から冬にかけて益々人恋しい季節ではある。
恋人や奥さんと一緒なら気にも留めない枯葉舞う帰路が妙に心に沁みるものだ。
俺は今迄同棲や結婚を繰り返し今は久々の一人暮らしに戻っている。
若い時はそんな一人暮らしが嫌で仕方が無く常に誰かの温もりを欲していたのかもしれない。
そして愛していたかも分からない女性と暮らした時期もあった。
おそらく相手も同じ気持ちだったんじゃないかと今想えばそんな気もする。
やっぱり若い時っていうのは弱いよな。
一人じゃどこか不安で寂しいんだよな。
12月とかになるとクリスマスの装飾とかが街を賑わすがあんな中を孤独に歩いたりすると周りは皆幸せそうに見えるのに何で俺は一人なんだって思ったりしたもんな。
だが、流石にこの歳になるとそんなセンチメンタルな気持ちは消え失せていて、ああ、一人って自由でいいなぁと思えるから不思議だ。
まぁそれも彼女と言える人がいるからなのかもしれないが。
しかし、その彼女とも最近は暫く会っていないんだ。
仕事が猛烈に忙しかった事に加えて日本語の学校にも通いだしたので全く時間が合わなくなってしまったからなんだ。
本人がしたくてそうしている事でもあるので俺は口出しをしない事にしている。
その間に一人の時間を満喫しているという状況なんだがこれはこれでなかなか心地が良いものでもある。
今これを読んでくれている君は一人暮らしか?
それとも恋人や奥さんと一緒かな?
もしかすると親と同居かもしれないな。
もし親と同居していて許される状況ならなるべく早く一人暮らしを経験した方が良いと思うよ。
一人で暮らすってのは孤独な上に何から何まで自分でやって尚且つそのやった事の責任まで取らなきゃいけないんだ。
これは親と同居であるなら親が寝たきりで自分が面倒見ているっていう場合は話は別だけどそれ以外なら絶対出来ない。
そんな事ないよって言うんなら一人で暮らしてみれば分かる事だ。
初めての一人暮らしは寂しいぞ。
だけどその寂しさを知った事で君は過去の自分より優しくなれるし思いやりという言葉の意味も深く理解出来る様になるんだ。
君が心細い思いをしている時に必ず誰かが優しい言葉を掛けてくれる。
その一言がどれだけ有り難いか身を持って知れば今度は自分が優しさを人に与える立場になれるんだよ。
人間は決して一人では生きていけないんだ。
それを否定するのは身の程知らずというものだ。
そして人との係わりの中で最も大切なのが思いやりだ。
そんな思いやりというものを必ず教えてくれるのが一人暮らしでもあるんだ。

友愛

市橋やっぱり捕まったな。
あれだけ情報が飛び交っていたから時間の問題とは思っていたけど。
それにしてもこの1週間のニュースの内容は酷いな。
残酷な事件ばかりじゃないか。
若い女の子が山の中で殺されて首ちょん切られたってのもあったけどもうここまで来ると人間の仕業とは思えないよ。
人間には誰しも良心という物が有ってこれが人としての限度を超えそうになるとストップを掛ける仕組みになっている筈だ。
言わば心のリミッターって事だよな。
これが無い人間は最早人間とは言わず獣という事になる。
だけど元々獣として生まれた訳じゃない筈でそうなってしまった以前に何らかの原因が必ず有る筈なんだ。
こう毎日、毎日残酷な事件が起こるという事はその原因が個々の諸々の事情と言い切ってしまうにはちょっと無理がある様な気がする。
もっと全体像と言うか大きな風潮みたいなものが起因していると言った方が正しいと思うんだ。
そう考えるとやはりこの乾き切った人間関係という事に行き着くと思う。
君等は毎日何人に挨拶するんだ?
実家だったら家族におはようとかただいまとかご馳走様とか言ってるか。
家族同士の間柄なんだから言わなければどうのこうのなんて大袈裟に考える必要も無いかもしれない。
だけどこういう癖は付けておかなきゃいけないと思うんだ。
まず、こんな所から人とのコミュニケーションは始まっているんだからな。
海外だと店に入った時に店員もそうだがお客さんの方がハーイとかハローって言うのが普通だ。
こういうのって日本も見習った方が良いと思うよ。
そんな事したから何だって思うかもしれないがこんな一言でお互い楽しい気分になれたらそれだけでも大きな意味があるって事になるじゃないか。
こういうのって慣れなんだよ。
俺の別れた奥さんはこれが出来る人だった。
別に常連でもない初めての店でも必ずこんにちはって言って入って行くんだ。
日本人の習慣として無い行為だから周りの人は変な顔で見ていたりする事もあるが俺も真似してやってみるとなかなか良いもんなんだ。
今、政治の世界では予算、沖縄の基地移転問題、雇用、年金、環境問題等やらなければならない事が山積しているのは分かっている。
そりゃあどれも大切な事ばかりだ。
だけど実はもっと大事な事があるんだよ。
それは心が壊れかかっている人が増え続けている現状に対して早急に手を打たなきゃならないって事だと思う。
このまま放置しておけば取り返しの付かない事態に迄いくと思うしそれが間近に迫っている様に思えてならない。
これは現在の不況が原因じゃあない。
昔は皆貧しくてももっと人間らしく生きていたんだから原因は他の所に有る筈だ。
俺はその大きな原因の一つがコミュニケーションの欠如だと思うんだ。
政治家っていうのはどうしてこういう分野を蔑ろにするのか俺には理解出来ない。
国会で与野党ひっくるめて論議するべき大きな議題だと思うよ。
鳩山さんの言う友愛っていうのは只の奇麗事って意味じゃないだろう?

久々にのりぴー関連

うわっ、やべえ!
寝坊しちまったと急いでシャワー浴びて序に夕方のニュースで天気予報を観ようと思ったらそれでは行ってらっしゃいって言っている。
ん?それって朝のニュースの決まり文句じゃないか。
ん?ん?もしかしてと思って恐る恐るTBSにしてみると、ゲッ!みのもんたが出てるじゃないか!
って事は朝じゃないか!
う~む、夕方の6時かと思ったら朝の6時だぜ。
夜の7時から打ち合わせが入っていたからやっちまったって思ったけど助かったな。
だけど何かおかしいな。
昨日いつの間にか寝ちまったけどあれは多分午前3時位の筈だ。
って事は3時間しか寝ていない事になる。
だけど睡眠不足って感覚を全然感じないぜ。
人間に必要な睡眠時間は約3時間でそれ以上は惰眠だって言うけどそれを実証した様なもんだな。
そんなどうでもいい話はさて置き今日は久々にのりぴーの話でもしてみよう。
本人は芸能界を引退して今後は介護の方面に進みたいって言ってるらしいけどあれはちょっと引っ掛かる部分があるな。
音楽や役者の道しかやってこなかったのに何でいきなり介護なんだよ。
介護って言えば如何にも善人ぽくって聞こえが良いから言っている様にしか思えないぞ。
何か介護を本気でやってる人達を馬鹿にしているみたいに聞こえるよ。
いいじゃないか歌手や役者を続けますって言えば。
それで食えるかどうかは別にしてそれが言えなかった部分でも歌手や役者を馬鹿にしている様に思えてしまうよ。
まあ、そんな話もシャブを止める事が出来たらの話だけどな。
その事が当面は一番の難所だと思うよ。
過去のプライベートな部分も何もかもを含めて晒し者にされちまったんだから思い切って今迄の自分のイメージは捨てて本音で生きて行った方が良いと思うけどな。
もう随分過去の話だが或る男が俺の部屋に居候していた事がある。
そいつは音楽をやっても絵を描いても天才的な奴だった。
俺はそいつと居る事で感性を磨くという意味で随分いい影響を受けさせて貰ったと思っている。
だが、こいつは或る日突然居なくなるんだ。
そして数ヶ月して帰って来ると頬はこけてとにかく人の話なんか聞きもせずに延々と速射砲の様にしゃべりまくるんだ。
そして落ち着きなどまるで無くなっていてちょっとした事に怯えているみたいに見えるんだ。
数日後にはまた姿を消し暫くして元の姿に戻って帰って来る。
こんな事を何回も繰り返していたんだ。
彼は覚醒剤中毒だった。
いや、中毒というのとは少し違うかもしれない。
自分の作品を磨く為に覚醒剤を利用していたという言い方が正しい様な気がする。
ウイリアム・バロウズを崇拝していた彼の行動はNAKED LUNCHそのままだったのかもしれない。
この小説はバロウズの代表作だが映画にもなっているから興味の有る人は観てみるといい。
あまりのぶっ飛び具合に気持ち悪くなるかもしれないけど。
境界線を越えた所に究極のアートが存在しているのが分かると思う。
のりぴーは歌手や役者をやって来たと言ってもアートとは別物の芸能人だがいっその事アートの世界に進むのがいい様な気もするな。
そういうのが好きそうだし。
やっぱり好きなものでなければなかなか続けるのは難しいと思うよ。
まあ、どっちにしろこのまま日本にいてもマスコミの格好の餌食になるだけで集中して何かやるなんて困難なんだから海外に出てじっくり腰を据えて自分のやりたい事に集中するってのが一番良いと思うけどな。
国によっては執行猶予中でも入国出来る所は有るからね。
ああ、でも覚醒剤だと厳しいかもしれないからそんな時はこっそり何処かの島にでも行ってってそこまで俺が心配してどうすんだ。

お絵かき日記

今日、家で仕事をしながら偶々つけていたテレビで或るタレントがブログに対する能書きを垂れていた。
ブログっていうのは嫌な事や辛い事があった時なんかにそれを誰かに知ってもらえる大切なスペースで自分にとっては物凄く神聖な場所なんだと真剣に語っていた。
芸能人っていうのは嘘で着飾った部分しかなかなか表に出せないんだろうから何処かで吐き出す場所が無いと辛いのは分からんでもない。
だけどその場所がブログだっていうのは阿呆としか思えない。
そんな事を他人にひけらかしてどういう積もりなんだよ。
慰めて欲しいのか?
同情して欲しいのか?
芸能人に限らずブログと言われる物の中にはこういうのが結構多い。
気持ち悪いんだよ。
愚痴をこぼせる相手が一人も居ないって事なのか?
もしそうだとしたらそいつはろくな奴じゃないって事になるぞ。
タレントとしてどうかって話は別にして人間的に魅力が無いからそういう事になるんだよ。
そんな物書いてる暇があんなら他人とのコミュニケーションの取り方について考え直せばいいだけの事だろが。
媚を売るのが商売なのは分かるが私にとってこういう意味でブログは大切なんですってテレビで言ってる部分でも媚を売っているんだって事に気が付かないのかな?
それも計算尽くなら神聖な場所が聞いて呆れるぜ。
本当にそれが神聖な場所ならテレビでなんか言わないもんだろが。
それより前にそんな物を人に見せようって時点で頭がおかしいって俺は思うけどね。
もっと多いのがその日にあった事をそのまま書いてるだけってやつだ。
個人が今日はどうしたこうしたなんて日常の出来事を並べ立ててもだから何なんだよって思うしかないじゃないか。
うざくて気持ち悪いだけだ。
私は馬鹿ですって触れ回ってるのと丸っきり同じだよ。
そこに主張が無ければ読む意味も無いじゃないか。
読む意味も無い物をだらだら垂れ流してんじゃねえよ馬鹿野郎!。
言っとくがこの日記はそんな垂れ流しのだらしない物とは訳が違うからな。
これは言ってみれば俺の義務だ。
俺が若造の頃に人生の先輩達から教えてもらった人生の術を年長者となった今、今度は若い君等に伝授しなければならないという俺の使命なんだよ。
うるせえおっさんとかくそばばあとか思いながらも実は掛け替えの無いものを与えてくれた人達に感謝する意味でも今度は俺がうるせえおっさんにならなきゃいけないんだよ。
時には辛辣な物言いもするがそれは君等の心にグサッと突き刺さる様に敢てそうしているんだ。
だけど、どれもが全部糞みたいなブログという事じゃあない。
真剣に何かを伝えようとしている中身のしっかりした物も読んだ事がある。
でも、みんな元気ぃ~?でハートマークが並んでいてスペースがいっぱい空いて写真があってまたスペースを多くとってあたしも元気よ~!でハートマークいっぱいみたいな物の方が圧倒的に多いだろ?
これじゃあ幼稚園児のお絵かき日記と同じじゃないか。
読んでる連中の脳味噌も幼稚園児並だって思ってるって事か?
もう死んでくれって感じだ。
こんな物読むんだったらエロサイト観てハァハァ言ってる方がよっぽど健康的だぜ。

親馬鹿

イギリス人の若い英語教師を殺して逃げている犯人の事は勿論、皆知っているよな?
例のふぐみたいな顔に整形した市橋っていう奴の事だ。
どんな事をしても逃げ延びたいんだろうが流石にもう捕まるのは時間の問題だろうな。
もし、万が一逃げ延びられたとしても常に陰に隠れた人生を送らなけりゃならないんだからこいつの人生はこの先どう転んでも地獄しかないという事になると思う。
殺された本人、家族に対して少しでも反省の気持ちが有るのなら自首しかないと思うけどこれだけ逃げまくっているって事はそれも全く無いという事なんだろうな。
本人はそんな最低の奴だけど彼の母親はそんな彼に対して何て言ったか知ってるか?
私がかくまう事は絶対にない。
連絡があったら警察に連れて行くと言っているんだがその後に親馬鹿だと思われるかもしれないけどあの子はそんな事をする子じゃないと洩らしているんだ。
やっぱり母親だよな。
日本中どころかイギリス中までをも敵にまわしている中でたった一人でも自分の息子を僅かながらでも信じようとしている姿が目に浮かぶよな。
有り難いよな、親って。
こういう話を聞くと俺はどうしてもガキの頃の事を思い出してしまうんだ。
16の時に今日は友達の所に泊まらしてもらうからって言って家を出てただいまって帰ったのが4年半後だからな。
帰らなかった時期は生きていくのに精一杯で親の事なんか頭になかったと思う。
でも当然の事だけど両親は途轍もなく心配した筈だ。
母親は近所の神社にいつも俺が無事でいてくれる様にとお参りしてくれていたそうだ。
俺は自分自身が精一杯生きる事が最高の親孝行だと思っているので今でもそんな行動に対して後悔や反省もしていないし間違ってはいなかったと思っている。
だけどその結果親に生き地獄を味合わせてしまった事は事実だ。
自分が大人になった事を見せて出来る限りの恩返しはしてきた積もりだがそれでも未だ足りないかもしれない。
そんな俺が言うのもなんだが皆も普段は当たり前の存在としか思っていないかもしれないが親には本当に感謝しなけりゃいけないぞ。
君等が本当の窮地に追い込まれた時に身を投げ出しても守ろうとしてくれるのは親だけだからな。
市橋容疑者は自分が逃げまくる事で毎日母親が針の筵に座る気持ちでいるのが分からないのだろうか。
いつまで母親を苦しめれば気が済むんだ。
それでも息子を信じようとしているっていうのに。
親ほど有り難い存在は無いんだという事を今日は強く言いたかった。

神か野獣か人間か

アメリカの失業率が10.2%に達したそうだ。
これって10人に1人は仕事が無いって事だよな。
これは現在の日本と比べればほぼ2倍の数字って事になる。
半分の数字の日本でもかなりの危機感なのにその2倍ってのはもしかすると想像を遥かに超えたとんでもない状況なのかもしれない。
だけどこれが結果だとするなら原因も必ず有る訳で自業自得とも言える筈だ。
じゃあその原因はと言うと俺はやっぱり慢心だと思う。
その言葉が当て嵌まらないのなら身の程知らずと言い換えてもいいかもしれない。
これは日本にも大いに当て嵌まる事でバブルの時代だなんて言って調子こいて不動産を買い漁ったり株のマネーゲームに明け暮れたり要は如何に楽して金儲けしようかなんて事ばかりに頭がいって本来の仕事とは何かという事を勘違いしてしまった部分に有ると思う。
別に不動産や株の売買が悪いという意味じゃあない。
だからそれを生業にする業者側も決して悪い事をしているとは思わない。
そういう意味じゃなくて仕事でもないのにそこに没頭してしまう事が問題有りだって話だ。
実際、俺もそれを行って借金地獄から逃れた事もある。
だけど俺はそれを続けようとは思わなかった。
それは自分にはやりたい事が有り金儲けをする事が人生の目標とは思っていなかったからだ。
その気持ちは当然今も同じだ。
金は無いより有った方がいいと思うのは俺も一緒だ。
だけどそれを目的にするのは間違っていると思うんだ。
金は結果として付いて来るものだと思う。
それじゃあ目的って何だという話になるんだがこれは自分が生きがいを感じれる事をやって世の中に貢献する事だと思う。
仕事っていうのはどんな内容にせよこの世の中に貢献という部分が無ければ成り立たない筈なんだ。
そりゃあそうだろう?
需要と供給の関係が成り立たなければ個人の努力は有っても趣味と同じ結果しか無いだろう?
世の中に貢献出来てなんぼって事でそうでなければそれを続ける事も出来ない筈だ。
そして尚且つそれが自分のやりたい事であれば心も豊かになれる。
だから人生の目的、目標に出来るんだと思うんだ。
俺は哲学の勉強をした訳ではないがプラトン、ソクラテス、アリストテレスの名前位は知っている。
そのアリストテレスの説には面白い物が幾つかある。
自足して共同の必要の無い者は神であり共同出来ない者は野獣であり人間は社会的存在だというんだ。
要するに人間は一人では生きていけない存在だって事を言ってるんだと思う。
だとしたらそんな共同で生きていくしかない存在が他人の事は考えずに自分の事だけ考えて生きて行こうとすればそれは崇高な意識の下であるなら神なのかもしれないがそれ以外は野獣という事になる。
だから野獣的に自分の事だけ考えてる奴は社会の中で生きていく上で非常に困難を抱えている事になり日々を息苦しく悶々と暮らすか周りと衝突して破滅に向かうかそのどちらかしかないのかもしれない。
そしてこの説を仕事に当て嵌めると目的が自分に向いているんじゃなく社会に向いている事が正しいという事になると思うんだ。
ここがポイントだと思う。
この日記を読んでくれている人の中には未だ社会人になっていない人も結構いる筈だからこの部分は是非参考にしてほしい。
そして自分が仕事としてやっていく事が世の中の誰かの為になっていると知った時の悦びが途轍もなく大きなもので自分自身の幸せを感じられる時でもあるって事を知っておいてほしい。

集団自殺

相変わらず物騒な事件ばかりが毎日起こっている。
もうその速度は増すばかりで行き着く所迄行くのかって気もする。
昨日もあったけど集団自殺っていうのも随分多いみたいだな。
ネットで自殺志願者を募集して窓を目張りした車の中で練炭を炊くっていうのがお決まりのパターンらしい。
しかし、いったい誰が考えたんだよこんな事。
赤信号、皆で渡れば怖くないじゃないけど皆で死ねば怖くないって事なのかな。
俺は小学校の時に学校に行くのが面倒臭くて死んだふりした事はあるが自殺をしようと思った事は一度も無い。
殆どの人がそうだと思うけど自殺しようという選択肢事態が俺の中では皆無だ。
だからと言って死ぬほど苦しい思いをした事が無いわけじゃあない。
最初は1回目の離婚をした時だ。
奥さんと別れて辛かったからって事じゃないんだ。
その頃俺は小さいながらも飲食店を2件経営していて1軒は丸々借金だったんだ。
そしてマンションも買ったばかりでこっちも殆どが借金で購入した物だった。
奥さんが片方の店のやり繰りをしていたんでいきなり出て行かれて1軒を休業する事になってしまった。
だけど借金は返さなければならない。
急遽人材を募集して再開したものの信頼関係も何も無い人達に店を任せるには無理があった。
そして借金は膨らんで行きとうとう5千万位になってしまったんだ。
あれは俺が27~8歳の時だった。
どうやってこれを返済していこうか。
完全にどん詰まり状態だ。
だが何とかしようと諦めなかった気持ちが運を呼んだのかマンションブームもあって俺のマンションも急騰したんだ。
これを高値で売り抜けて窮地を脱したという訳だ。
2回目は今の店をオープンした当初だった。
前の店ですっからかんになっていたので余剰資金なんて有る訳は無い状態で100%借金で始めたんだがここで詐欺まがいの手口に嵌められてしまったんだ。
これは本当にきつかった。
営業経費だって前の店の比では無いから借金は膨れ上がる一方だ。
おそらく1億円には達していたと思う。
もう辛すぎて頭がおかしくなる位の究極の追い詰められ具合だ。
だけど此処まで来ると人間っていうのは不思議なもので諦めなければ何とかなるものなんだ。
火事場の糞力じゃないが頭と体をフル稼働すれば乗り切れない困難は無いという事をこの時ほど痛感した事はない。
勿論、人間関係なんかで苦しい思いをした事もあるが幸いガキの頃からの免疫が有るのでそこら辺は乗り切る自信はある。
だが金の苦労というのは必ず第三者が居るものなので周りに迷惑を掛ける可能性も出てくる。
責任感という物を俺も持っているのでここが一番辛い所だ。
話を戻すが自殺する人っていうのは死ねば全部チャラになるって思っているんだろうがそれは大きな間違いだ。
誰かに迷惑を掛けたり悲しみのどん底に突き落とされる人は必ずいる筈だ。
それはチャラとは言わず罪と言うんだ。
そして輪廻転生によってこの世に帰って来た時にまた同じ様な苦しみが待ち構えている事を知るべきだ。
人間は苦しみから逃れる事は出来ないんだ。
それは何回死んでも同じ事なんだよ。
それを知っていれば前向きに生きるしかないんじゃないか?

不自然な決め事

結婚詐欺で逮捕された女の周辺の男性4人が変死しているという事で連続殺人じゃないかとここのところ毎日ニュースで取り上げられているのは知っているだろう?
こういう話を聞くとやっぱり結婚願望を持つ男が如何に多いかって証明にもなる訳だ。
結婚資金にするから何百万円くれとかって普通ならおかしいって思う筈なのに長年の夢が叶うかもって皆だまされちゃうんだろうな。
弱みに付け込んだっていう言い方は少し違うが人の純な気持ちを弄んで金儲けして挙句に殺してしまったっていうのが事実なら全く持って卑劣極まりない事だ。
だけど3回結婚している俺が言うのもなんだがどうして誰もが結婚を望むのだろうか。
恋愛感情が一生続くとでも思っているんだろうか。
俺の場合はどうだったんだろうと思い返してみると相手に対しての愛情の行き着く所が結婚だったという事になる。
それは微妙に結婚願望というのとは違うんだ。
愛情を注いで相手からも愛情を貰ってもっと彼女に愛を返したい。
そして彼女が望む物が結婚なら喜んで籍を入れようとなったんだ。
結果的に3回とも離婚という結果になったが俺としては後悔や罪の意識など欠片も感じていない。
1回目の時だけは少し拗れたが離婚が成立した時には晴れやかな気持ちで相手を見送る事が出来た。
そして今でも別れた3人に対しての愛情は持っている。
去年別れた3人目の人なんか今でも心配で仕方が無いくらいだ。
結婚っていうのは一見夢のような毎日が待っている様なイメージがあるが現実はそうはいかないものだ。
生まれや育った環境も違うんだから性格も感性も価値観も違う訳だしもしかしたら生きる目標さえ違うかもしれない。
そんな2人が毎日生活を共にするんだからスムーズに行く事自体が稀だと思う。
そうなるとうきうきわくわくしていた付き合っていた時とは全く別物という現実が現れてくる。
そこでお互いがどれだけ妥協出来るかって話になるんだ。
妥協より愛情が強ければ別れないというのが一般的な考えとは思うが俺の場合はそうではなかった。
こんなにお互いに妥協して我慢して本当にこれで2人は幸せなんだろうかと考えたんだ。
これも一つの愛の形だと俺は思っている。
もう随分前に知り合った或る売春婦は亭主と3人の子供の生活費を稼ぐ為にこの仕事をしているんだと屈託無く言い放った。
そして亭主も仕事内容を知っているけど仲はいいんだとも笑いながら話していたのを思い出す。
色々な結婚生活があるものだとも思ったが彼女も亭主もそれでいいんならそれでいいんだ。
他人がとやかく口を出す問題ではないんだ。
そんな状況でも二人にとってそれが愛の形なんだと思う。
自分には理解出来なかったとしても価値観は人それぞれなんだよ。
強い結婚願望を持って女に騙される人、離婚する事も愛情だと思っている俺、体を売っても結婚生活を守ろうとする売春婦。
結婚って自然な様で実は凄く不自然な決め事の様に思えて仕方が無いのだが。

古き良き時代

韓流スターが4人集まって東京ドームでイベントをやるそうだ。
韓流ブームは一過性のものとも言われていたがもうこれで完全に根付いたと言ってもいいと思う。
だけどこうなるのはある程度予想されていたものでもある事を俺位の年齢の人達は皆思っていたんじゃないかな。
だって韓国のテレビドラマって昔、皆が夢中になった日本のドラマそのままなんだよ。
だからおじさん、おばさんからすると古き良き時代にタイムスリップしたように若かった頃の自分達をオーバーラップさせて入り込める筈なんだ。
これを今、日本人がやっても嘘臭いだけだと思うけど韓国の人達って昔の日本人みたいに純な部分が自然に表に出ているから不自然には見えないんだと思うんだ。
じゃあ、その古き良き時代ってどんなんだって思うだろ?
それは一般的には戦争が終わって復興の為に誰もが必死に生きていた時代を経てその実が咲き始めた頃迄だと思うんだ。
終戦から7年間は連合国軍の占領下だったからその後の昭和30年代位から万博のあった40年代位迄の事を指すんだと思う。
30年代っていうのは大ヒットした映画のALWAYS三丁目の夕日のあたりだから皆がどんな生活をしていたのか見てみたければあれを観たら分かるよ。
あの映画は相当リアルに出来ているから当時は皆どんな家に住んでいたとかどんな車が走っていたとか洗濯機やテレビや冷蔵庫がどんなだったとか正確に知る事が出来るんだ。
なんでそんなにはっきり言い切れるかというと俺が生まれたのが30年代だからだ。
そんな昔を良き時代というのは何故だと若い君等は思うだろう?
そりゃあその頃より今の方が何でも便利になって進化しているんだから今の方が幸せなんじゃないかって思っても仕方が無い。
確かに進化したものは沢山あるよ。
30年代なんてエアコンさえ無かったしテレビは白黒だし冷蔵庫は電気なんか繋がっていなくて氷入れて冷やしていたしな。
医学だって今程進んでいなかったから平均寿命だって60歳代前半だった筈だし。
でもその不便さがあったから何をするにも誰かの世話にならなきゃいけない事が沢山あってコミュニケーションとらなきゃいけない部分も一杯あったんだ。
この誰かと沢山触れ合わなくちゃ生きていけない部分が思いやりを生み人情、優しさ、温か味に繋がっていったんだと思うんだ。
だから純な部分を保っていけたんだと思う。
その部分を今でも感じられるのが韓国のドラマなんだよ。
生活の中での温か味を知っている年代の人達がそんな韓国に憧れを持つのは当然でもあるんだ。
韓国っていうのは親や年上の人を敬う気持ちが物凄く強い。
それは日本人には信じられない程の違いがあるんだ。
今では韓国も近代国家だがその部分は延々と続いている。
どうして日本はそんな大切な部分を蔑ろにしてしまったのか嘆かわしい事だ。
そんな中に実は科学の進化に惑わされずに心のバランスを保っていける秘訣が隠されているのに。
そして今の日本の現状は何なんだ。
思いやりを無くした代わりに手にしたものはぎすぎすした人間関係と上辺だけの偽善と殺伐とした空気ばかりじゃないか。
ついこの間も話したけど科学の進化は心の進化を伴っていないと破滅を導くんだ。
日本人の心は間違い無く退化している。
両方がバランス良く進化して初めて文明の進化って言うんだ。
そこに若い君等が気が付かなければ日本はどんどん悪い方向に進む事になるんだよ。

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