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DIARY

三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
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別れと情

 これからの季節、新しい世界へ向かう人達も多い事かとも思う。
うちの店でも就職の為に実家に帰る者もいる。
言い変えれば別れの季節でもある。
人は人生において一体何回位この別れというものを経験するのだろう。
短い付き合いであれば感慨など感じないものだがこれが長くなればなる程別れは辛いものになる。
それはそこに情というものが発生するからだ。
この情というものは人間にとって大切なものなのだろうか。
今日はそんな話を少ししてみようと思う。
一番解り易いのが恋人と別れる時だと思う。
付き合っていた時はあんなに楽しかったのに何で別れなきゃいけないんだ、なんでこんな辛い思いまでして別々の道を進まなきゃならないんだって経験を持っている人も多いと思う。
別れの原因では価値観の相違というのが一番多いと思っている人が大多数とは思うが実はこれは間違っている。
凄く極端に割り切った冷たいかもしれない位の極論を言えば必要無くなったからだ。
人間は無意識の内に己の向上を目指している。
その向上の為に必要な時期を過ぎると相手に対して魅力を感じなくなるんだ。
そんな時に人は悩み苦しむ事になるんだ。
魅力という磁石が効力を発しなくなったので別の道に進もうとするのだがそこに今度は情という別の磁石が引き止めようとするんだ。
ここで道が大きく二つに別れる事になる。
恋人を断ち切って新たな道に進むか情を重んじて元の鞘に戻るかだ。
俺の意見を言えば明らかに前者が正しいと言い切れる。
勿論後者だって悪いとは思わない。
だけど、正しいとは明らかに言えない。
多くの人が先ず選ぼうとするのが後者だと思う。
後者の方が楽だからだよ。
俺も後者を選ぼうとした事は何度も有る。
この日記を書き始めた当初に恋愛の賞味期限は3年だという話をしたのを覚えているか?
その3年の中で恋愛感情とは別の意味での尊敬みたいな感情が育たなければ情しか残らないからいずれ別れる事になるみたいな話をした筈だ。
最近流行っている熟年離婚なんてのはその情だけで繋がれていた夫婦がお互いを見つめ直した時にとる行動だと思う。
別れなかった理由の子供が巣立ってしまえば情しか残らず尚一緒に夫婦で居る事に意義を見出せないから別れを選択するって事なんだろう。
これも無意識下に有る向上心の成すところだと思う。
別れというと痛みも伴うから誰もが敬遠したがるしマイナスのイメージの方が強い。
だがこの辛い別れを数多く経験すればする程、人間の器は拡がる事になるんだ。
別れの季節に君らに格言を送る。
別れから逃げるな、別れは君等の血となり肉となる。
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大麻が合法な国は無い・・・・・が

 最近、大麻に関するニュースが頻繁に報道されてるけどこれに関して皆はどう思ってるのかな?
ニュースや新聞なんかにも特集が組まれる様になったし、一度朝まで生テレビみたいな公開討論会みたいなのをやったら面白いと思うんだけど。
この間、ネットで大麻に関して色々調べてみたんだがやっぱりって思う事を発見しちまった。
皆もG8って言葉は知ってるだろう?主要8カ国首脳会議ってやつだ。
日本、アメリカ、イギリス、イタリア、カナダ、フランス、ドイツの7カ国でG7として行われていたものにロシアが加わってG8だ。
この中で大麻が合法な国は無い。
というか世界中にそんな国は1国も無いというのが正しい。
そう言ったら、えっ、オランダは合法なんじゃないの?って思ったろうがオランダも実は違法なんだ。
じゃあ、外国も日本と同じかと言うとこれが全然違うんだな。
G8の中で少量の大麻所持や吸引で即逮捕なのは日本だけなんだ。
一応、法律的には違法になっていても少量だったり個人で楽しむ為の吸引なら検挙したりしませんって事だ。勿論、公の場であったりしたら捕まるかもしれないし著名人だったりしたら世間への影響を考えて取り締まりも有ると思う。
水泳のフェルプスが吸引写真を新聞に載せられて話題になった時も逮捕はされなかったが一応調査は入った様だし。
彼はその後謝罪を述べてもう選手として復帰している。
吸引写真を撮られてそれが新聞に載ったりしてもこの程度だ。
彼が一般人なら間違い無く何も起こっちゃいないし謝罪も無い筈だ。
主要7カ国が黙認なのになんで日本だけがこんなに厳しいのか。
大体が大麻取締法を日本に導入したのは終戦後のアメリカGHQなのにおかしなもんだ。
本国が既に大麻に関して寛容になっているのに今でも頑なにこの法律を順守している日本って国はどうなんだ?
いくら島国だからってちょっと世間知らずにも程が有るんじゃないか?
脳内に一時的に麻痺症状を起こす事が危険と言うなら興奮、快感なんかを齎すものは全部禁止しなくちゃおかしいぞ。
そんな事いったらセックスもパチンコも音楽もスポーツすら禁止だぞ。
興奮、快感なんかも脳内麻薬による一時的麻痺症状には違いないからな。
言っとくがこの脳内麻薬の一種のエンドルフィンには免疫力強化や老化防止の効能だって有るんだぞ。
これが分泌されるから人間は全ての病の元凶とされるストレスから身を守る事が出来てるんだよ。
これでなんとかバランスを保っているって訳なんだ。
このエンドルフィンと同じ効果を齎すのが大麻やアルコールなんだ。
こう考えてみると大麻ってそんなに世間で槍玉に挙げられる程、悪いもんじゃないって事が解るだろ。
ましてや一方のアルコールはオーケーな所がなんか矛盾してると思わないか?
G8の日本以外の国はそこらへんの矛盾を考慮して黙認にしてるのに。
それから、アルコールで他人に迷惑を掛けたなんて話は日常茶飯事聞くことだが大麻じゃそんな事聞いた試しが無い。
もし、どっちかを違法にするんなら間違い無くアルコールの方だと俺は思うよ。
こういう事を大っぴらに言うとビビる奴も居るが俺は間違った事は言ってない積もりだ。

覚醒に向かう人類

 米航空宇宙局が来月、地球に似た惑星を探す探査機を打ち上げるそうだ。
それも3年半かけての探索らしい。
これは人類が次に移り住む星を探そうって事なのか?
ふうむ、自分の家を散々乱暴に使っておいてもう住めなくなりそうだから他に引越ししようって訳か?
今すぐにって事じゃあないが結局そういう積もりなんだろうな。
そんな事をする前に家の再生に全力を注ぐべきなんじゃないかと思うけどなあ。
ところで今現在最も近い位置に有る地球にそっくりな条件を持っている星っていうのはGliese581って所らしい。なんでも地球から20.5光年の距離に有るようだ。
20.5光年ってのは地球上最速のボイジャー1号で行くとして換算すると35万4620年掛かる事になるらしい。
ふ~んっておい!35万年っていつの事だ!
35万年先の事考えてどうすんだ。
だがな、だからって諦めるのは未だ早いぞ。
ボイジャーなんて使わなくても行ける方法は有るんだ。
もう随分前にこの日記でも話したモンロー研究所の話を覚えているか?
脳に2種類の周波数の音を送って意識だけで旅が出来るって事を証明した例の研究所の事だ。
俺の知る限り今の段階では未だ目的地にスムーズに行ける所迄研究が進んでいる訳ではないが近い将来それも可能になるのではと思われるんだ。
肉体が伴う訳じゃあないから心の旅だけど決していい加減なもんじゃあないんだ。
俺はこういうスタイルがいつの事とは言い切れないが未来の人間像ではないかと思っているんだよ。
そこには元になる肉体も存在しないんだ。
人間と言うよりも単なる意識の塊だけだ。
そして宇宙には既にこの意識体がうじゃうじゃ居る様な気がしてならない。
要するに俺達より遥かに進んだ者達だ。
俗に言う宇宙人ってのはこういう者達の事を指しているんじゃないかな。
人間のDNAの中には元々こういう方向に進化して行く遺伝子が組み込まれているというのが俺の考えでもある。
ただ、それは親が子を産んで即、形に現れるというのでは無くもっと途轍もなく長いサイクルでの話なだけであっていつか覚醒する事になるというレベルでだが。
こんな話をすると馬鹿馬鹿しいと思う人が大多数と思うがそれに反してピンと何かを感じる人も少なからず居る筈だ。
そういう人同士が出会った時ってお互い言葉には出さなくても、ああ、君もかって分かり合えるんだ。
全体の割合からすれば未だ少ないがこのピンと感じる人が最近急速に増えて来たのは間違い無い。
これは何を意味しているのか。
人類が覚醒に向かって殻を破り始めたという事だ。
近い将来、何か大きな変動が人類に訪れる様な気がしてならない。
因みにその前振り的な事は既に過去のこの日記を読めば書いてあるよ。
ここから先の事も既に何となく解っている人がこの日記を読んでいる中に何人か居るのも知っている。
そんな君に忠告だ。
明かすのは未だ早い。
もう少し待とう。
その意味も解っているだろう?

理想の女性

 ヒラリークリントンが強行日程をこなして風の様に去っていったがなかなか好印象だったな。
大統領予備選挙の時とは顔付きがまるっきり違っていて別人みたいだったよ。
予備選の時はえらく気の強そうな人だなと思っていたが来日時は優しそうな笑みが妙に印象に残ったのは俺だけだろうか。
アメリカの女性がパワフルなのは歴史上もうかなり昔からではある訳だが今後日本の女性も追随してより逞しくなって行くんだろうか。
俺は徐々に変化はしていくと思うがアメリカと同レベルという事であればあと少なくとも50年はかかるような気がするんだ。
なんで50年かと言うと俺の母親の世代の平均的女性像と今のアメリカ女性の平均的女性像の中間位が最近の20~40代の日本女性の平均的女性像だからだ。
じゃあ今から50年前の日本ってどんなだったのか、今日はそんな話をしてみよう。
50年前っていうとちょうど俺が産まれた頃なんで微かに残っている記憶と親から聞いた話も含むから正確って訳にはいかないけどまあ、大体こんな感じだったんだろう位に思ってくれ。
先ず、環境面だが水は井戸水だ。
水道も普及しかけてはいたが家庭では50%以上が井戸水を生活用水として使っていたんだ。
風呂なんかも無い家が非常に多かった筈だ。
俺の実家は有るには有ったが五右衛門風呂ってやつで鉄で出来てんだ。
鉄だから肌に触れると強烈に熱い訳よ。
だから浸かる時も木の蓋を沈めてその上に乗っかって入ったりするんだ。
下駄履いて入ってた記憶も有るし。
そして沸かすのだって薪を焼べるんだ。
君等はくべるなんて言葉も知らないかもしれないがこれは結構大変な作業なんだぞ。
テレビなんか殆どの家が持ってなくてテレビの有る家には人が集まって来ていた。
勿論白黒で室内アンテナだった事位は知ってるよな。
力道山が大人気だった頃はプロレス中継の有る日なんかその家の奥さんは大忙しだ。
冷蔵庫はと言えば電気なんか繋がってないんだぞ。
じゃあ、どうやって冷やすんだって?
そりゃあ、氷で冷やすに決まってんじゃないか。
氷屋さんに持って来てもらうんだよ。
エアコンは当然無い。
世の中にそんな物は存在しなかったんだ。
じゃあ皆どうしていたかというと冬は石油ストーブがやっと普及しだした頃でそれまでは火鉢とか炭を使ったこたつとかかな。
火鉢なんか見た事も無い人が多いと思うがあれはなかなか味が有っていいもんだぞ。
そして夏はもう窓全開しかないんだ。
寝る時は蚊帳なんていう風流な物を使っていたっけ。
ガスコンロもギリギリ出始めた頃でそれ迄は七輪が主流だろうな。
洗濯機なんかも有る訳無くて皆、洗濯板使って手洗いだし。
掃除機も無かったな。
ほうきとはたきと雑巾だけだ。
トイレも当然、水洗なんてものは無くて汲み取り式だ。
硬いうんこなんかしようもんならドッポンって跳ね返って来るんだ、凄いだろ。
それで一杯になったら肥溜めまで移し変えなきゃならないんだがこれが重いんだ。
めちゃ臭いしな。
因みにトイレットペーパーなんて代物も無くて使うのはちり紙って言われていたやつね。
そんな中で当時の女性達は家事をしていた訳だから専業主婦の割合は9割を超えていたんじゃないかな。
だって家事をこなすので精一杯だからな。
家事で一日の大半の時間は使っていたと思うよ。
だから自己主張なんてしてる暇は無かったんだと思う。
それが文明の進化するのと平行して女性も家から出て活躍出来る様になった訳だけどそういう過去の世代からの二代、三代目だから未だ影響も受けている筈なんだ。
それが完全に消えるのがあと50年後位なんじゃないかと俺は思うんだよね。
女性の生きる姿を過去と今と未来とで比較してみた時、どれが本当の理想系なんだろう?
これを世代ごとの男性に尋ねたらおそらく若い世代は今の女性と答えると思うが中年以上は過去の女性って答えるんじゃないかな。
男はやっぱりいつの世代も無意識の内に理想の女性と母親をだぶらせるからね。

草食系男子?

 そうか~、そういう事か、最近の若い連中は草食系だったのか。
どうも話が通じないと思ったぜ。
最近の20~30代の男は草食系に例えられる連中が大勢居るそうだ。
草食系と言っても別にベジタリアンの事じゃあないよ。
羊みたいに温厚な奴の事を指して最近はそう言うらしいんだ。
この傾向は特に女性と接する時に分かりやすい形で現れるようだ。
終電が無くなって女友達とラブホテルに行くはめになるってよく有る話だよな。
入る時は絶対に何もしないからなんて言い切っておきながら結局ハメハメしちゃうなんて男が女とやりたい時の常套手段だったじゃないか。
それが最近はそうやってホテルに行っても何もしないでただ眠るだけって男が急増しているらしいんだ。
そういやあ、つい最近うちの若いのが女の子が部屋に遊びに来て泊まってったのに何もしませんでしたって言ってたがあいつも草食系だったって事か。
それから最近の二十歳になったばかりの男に彼女がいるか尋ねたところ、なんと8割がいないと答えたそうだ。更にその中の3人に1人が欲しくないって答えたらしいんだ。
理由は一人の方が楽しいからとか他の事に時間を使いたいからなんて事らしいぞ。
何でも簡単に手に入る豊かな時代に生まれたからって言ったってこりゃあいくらなんでも酷過ぎるんじゃないか?
日本人はいつからこんなへなちょこの国になっちまったんだ。
なにが草食系男子だ。
ただのオカマじゃないか、ふざけんな!
俺は決してオカマを馬鹿にしている訳じゃあないぞ。
本物のオカマ道を貫いている人は或る意味、勇気さえ有ると思っているからな。
お前等みたいな半端なオカマ野郎は本物のオカマさんに失礼だとは思わないのか!
最近はこんな草食系男子を採り上げた本迄出ているらしくて結構売れているらしいし女性週刊誌なんかに持て囃されているらしいじゃないか。
全くもって不謹慎此の上無いぞ。
マスコミも売れりゃあ何でもいいって姿勢は少しは改めた方がいいぞ。
マスコミがこれ以上持ち上げたら益々半端なオカマが増殖するじゃないか。
さっき言った本物のオカマさん達はそこ迄到達するのに大変な苦労をして来てんだ。
世間からは白い目で見られ、虐待されて苦難の道を通って本物のオカマさんになれたんだ。
そこには自分を貫いて生きよう、自分を晒して正直に生きようっていうロックな姿勢すら見えるじゃないか。
それをなんだお前等は!
ただ楽して生まれた時からオカマだから関係ないもんみたいな顔しやがって!
って誰も言ってないがきっとそう思ってんだろ、この豚野郎!じゃなかった羊野郎!
それに最近の若い奴は飲む打つ買うの意味も分かんなかったりするそうじゃないか。
酒なんかよりスイーツの方がいいってデパートのケーキ屋は最近、男性客が凄く多いらしいし。
な~にがスイーツだ!いつからケーキがスイーツになったんだ糞っ垂れ!
ギャンブルやるならゲームの方がいいだと~!ギャンブルは男のロマンじゃボケが~!
女を買うとかそういうのって好きじゃないしなんか人として汚い気がするとか言ってんじゃねえぞ、こら!
そういう人達と肌を合わせて初めて見える大人の世界ってのもあるんじゃ~!男の器を拡げる必須条件だって何回言わせりゃ解るんだ阿呆!
ホテル行って眠るだけって、女の方だっていやいや言いながらやりたくて仕方ないのにそんな女心も汲んでやれんのか、このKY羊!
ああ~疲れた。
だけど、本当にそんな時代になっちまったのか?
俺は取り残されたおじさんになっちまったのか?
別にいいよ、お前らがそういう積もりなら。
その分、女の子達はこっちに寄って来るって事だからな。うふっ。

あれは洒落ですか?

 しかし、やっちゃったな、中川大臣。
あんなに面白い記者会見は初めて見たぜ。
それも世界に向けての会見だしな。
帰国後の質疑応答で風邪薬を多めに飲んだのが原因とか言ってたがあれは誰が見たってそんな筈無いよな。
酔っ払ってたかキマってたかしか無いだろ。
いやあ、海外だからつい一服しちゃいましたとか言ってれば最高だったのにな。
まあ、冗談はさておいてどのニュースを見てもトップで取り上げられ非難轟々だ。
だけど、俺は何故かそんなに悪い印象は受けなかったよ。
日本人って昔はどの国からもエコノミックアニマルって言われていてまるで仕事しか能が無いみたいに思われていたのを知ってるだろ?
今でも世界で最も勤勉な人達の国と思われているのは変わらないと思う。
これって褒められている様で実はつまらない人生を送っている人達っていう皮肉も含まれていない訳じゃ無いんだ。
そんな外国人からの印象を中川さん一人で覆したと思うよ。
なにしろこの世界経済危機という途轍もなく深刻な状況を打破する為に行われたG7の会見中の出来事だからな。
言わば世界中の注目の集まっている席な訳だ。
そんな所で居眠りしたり呂律の回っていない口調で訳の分からん事をふぅ~とか言いながら喋ったりしちまったんだからな。
なかなか大物じゃないか中川さんは。
G7の記者会見と居酒屋が彼の中では同レベルって事だもんな。
肝が据わってるって言ってもいいんじゃないの。
消滅寸前の麻生政権に最後の大打撃を与えたのも確かだと思うけどさ。
早速、野党やマスコミの格好の餌食にされてる訳だけどそんなに目くじら立てなくてもいいと思うんだよね。
所詮、人間のやってる事なんだからたまにはミスも有るよ。
完璧な人間なんて居ないんだしさ。
今回のは洒落だと思えばいいんじゃないの?
会議そのものに悪影響を与えた訳でもないし。
緊張感を持って当たらなければならない時も有るが緩める所は緩める。
中川さんはその緩める場所をちょっと間違えちまったけどさ。
その程度の大らかさは有っても良い様な気がするんだよね。
俺は今迄、数回海外に行った事が有るが何処の国に行っても必ずその国の人達が頻繁に使う諺の中に成る様になるから心配すんな的なものが有るんだ。
日本みたいにきちっとしてないと悪い事の様に言う国は無い。
俺は少し位緩い方が人生楽しいと思うんだが皆はどう思う?
記者会見なんかで「あれは洒落ですか?」とか訊いちゃう記者がいても良いと思うし、それに対して中川さんも「え~、分かっちゃった?だって世界中に暗い空気が漂ってるから面白い事してみたんだよ。」なんて答えたら日本も少しは大人の国になったななんて思えるんだけどな。
洒落が分かんなきゃ大人とは言えないよ。

事前対策無し

 いやあ、参った、参った。
何がって花粉症に決まってんじゃないか。
こいつに無縁の人には分からないと思うが本当に辛いんだよ。
地球温暖化のせいなんだろうが未だ2月じゃないか。
まさかこんな時期から花粉が飛ぶとは思わなかったよ。
油断しちまったぜ。
って言ってもいつも事前に対策を講じる訳じゃあ無いけどね。
点鼻薬とか目薬は使うがそれは罹ってからの話で俺はいつも丸腰でこの花粉症を受け止める事にしている。
というか病気に関してはいつもこういう姿勢でなるべくいたいと思っているんだ。
だから俺の世代の奴が大抵行く人間ドックなんて当然行った事無いし小中学校で強制的に行われていたもの以外に予防接種もした事無いしさ。
因みに生命保険にも入ってないし国民健康保険も払わなきゃ差し押さえするって言うから仕方なく払ってる位のもんなんだ。
どうも俺はこういった予防的なものが好きになれない。
抵抗を感じてしまうんだ。
花粉症もそうだがインフルエンザ予防にマスクを着けてる人って多いだろ?
それも一つの責任感の表れかとも思うので否定したりはしないが自分がする事はまず無いと思う。
それはネガティブなものを少なくとも俺は感じてしまうからだ。
他の人はどう思うのか知らないが俺は感じるんだ。
確か中国の何処かの地域だったと思うが粉塵が常に舞っている所があってそこは誰もがマスクをしているそうだ。
それから台湾の或る地域では排気ガスが凄くてマスク無しではいられないという事も聞いた事が有る。
それはまあ理解出来る。
だが、予防の為に街中でも平気でマスクをしているのは世界中で日本だけだってのは知ってるか?
これは何故かと言えばさっき俺が言ったみたいにネガティブなものを他人に見せるのはあまり良い事じゃないと思ってる人が多いからじゃないかな?
アメリカなんかだと強くなきゃ駄目的な風潮が有る事も否めないと思うが。
他人に感染しちゃいけないっていう思い遣りやマナーとしてマスクをするのとは意味が違う。
自己防衛的にマスクをして病気を予防する事とマスクをせずにネガティブな空気を他人に与えない様にする事とどっちが大切なのか。
非常に微妙だと思う。
日本人なら大多数が前者だろうが他国では間違い無く後者な訳だ。
そういえば過去に通っていた英語の学校のアメリカ人教師が花粉症で苦しんでいたので俺は彼にマスクしないのって訊いた事が有るんだがその時怪訝そうな表情で否定された事があった。
アメリカ人には有り得ない事の様だ。
そういえば、この間テレビで最近の花粉症グッズが色々紹介されていたんだけどその中で鼻の穴に直接丸いフィルターみたいのを突っ込むってのが有ったんだがあれは笑えるな。
何かの拍子にむにゅって出て来たりしないのかな?
笑って噴き出した時なんかに鼻からもスポーンって飛び出したら面白いのにな。
なんて今日は花粉症絡みの話をしてみたが俺の子供の頃は花粉症なんて無かったんだぞ。
おそらく地面がこんなにアスファルトだらけじゃ無かった事が起因してるんだと思うが。
人間は進化している積もりでも自然を大切にしろっていう警告なのかななんて思ったりして。

切ない想い

 俺は歌謡曲にはまるっきり興味が無いが今度の浜崎あゆみのアルバムには非常に興味がある。
別に曲の内容がどうのこうのと言っているんではない。
その売り出し方が非常に斬新と言うかああ、これからはこれだなというものだからだ。
それは今迄通りのCDも有るのだが同じ内容のものをUSBメモリーでも売り出すと言うんだ。
USBでは全13曲と歌詞データ、それに6曲分のミュージックビデオも入っているらしい。
値段は6800円とちょっと高いがこれは間違い無く売れるだろうな。
っていうかこれからはUSBCDに変わって主流になって行くんじゃないかな。
初っ端を浜崎あゆみにしたのもテストケース的な部分も含まれるだろうが今一番売れる可能性が高いからだと思う。
数万枚クラスでちょぼちょぼ様子を見るんでは無くいきなり本丸を出して一気に認知させちまおうって作戦なんだろう。
これは戦略としては非常に正しいと思う。
今現在、CDの売り上げ状況はもう殆ど末期的だ。
おそらく10年前の10分の1位迄落ち込んでいると思う。
CDショップは軒並み壊滅的で大手の大型店でさえ青息吐息と専らの噂だ。
因みに日本よりネット事情が数段進んでいる韓国では既にCDショップは殆ど無いそうだ。
欲しければネットで探すしかないなんて話も聞いたし去年一年間でCDを1枚も買わなかった人の割合は7割に達するというショッキングな話も聞いている。
こんな状況がすぐそこ迄日本にも迫って来ているのはもう明白だ。
配信というのも有るがこれは単価が低い事もあり儲かっているのはレコード会社というよりも配信会社の方だ。現在の音楽業界はこの配信会社の一人勝ちになっている。
メジャー各社がもう少しCDの価格を抑える努力をしていればこんな事にはならなかった様に思うがもう既に手遅れだろう。
CDの時代は終わったと言っても過言では無いと思う。
だが、アルバムとして音源が欲しいという欲求は今も変わらず有る筈だ。
配信じゃああまりにも味気無いと思っている人達は大勢居るんじゃないかと思うんだ。
USBメモリーが救世主としてその役を担えるかどうかしっかり見守りたいと思う。
俺はCDよりもっと以前のレコード世代だ。
CDという物が世に出た時は非常に気分が悪かった、というかこんな物直ぐに消えるんじゃないかとさえ思った。
いや、願望として消えて欲しいと思ったというのが正直なところだ。
しかし、今は何の抵抗も無くCDを聴いている。
そして、今度はUSBメモリーだ。
またしても大いに抵抗を感じるが5年もすれば家の壁一面を覆い尽くしているCDの山もUSBメモリーで埋め尽くされる事になるのだろう。
時代の流れとはいえ切ない想いもよぎってしまうなあ。
レコードの音が一番好きなんだよ俺は。

神の領域

 今日、ちょっと意外な記事を発見してしまった。
なんでも鳥取県の公立小学校では学級委員長を作らないようにしているというのだ。
他にも運動会の徒競走なんかでも全員が同時にゴール出来る様にする為に遅い子にはハンデを付けてコースを短くしたりするそうなんだ。
理由はその事によって差別行為や劣等感が生まれない様にという配慮なんだそうだ。
俺が思うにこれは或る意味正しい様な気がしないでもないがいい結果は生まれない様な気がする。
小学校というのは未だ成長段階で未成熟な子供の人格形成の場でもある。
この段階でそういう差別意識や劣等感を持たない人間を少しでも多く育成したいというのは間違っていないとは思う。
だが、それと同時に向上心や競争意識、最後迄諦めないという気持ち等現代社会で必要不可欠なもの迄失ってしまう様な気がする。
こういう育てられ方をしてきた子供が弱肉強食的社会に出て果たしてやっていけるのかどうか疑問だな。
なんか大きなハンデになるんじゃないかな。
だからといって今の世の中の在り方が正しいなんて思っている訳じゃあないが。
俺が思う理想形は子供一人一人の個性と資質を見極めそれを少しでも早く伸ばせる環境を与えたり導いたりする事だ。
学級委員長になれなかったり徒競走で負けて悔しい思いをしたって良いじゃないか。
そこで悔しいと思った事をバネにして次に頑張るってのが悪い事なのか?鳥取県では?
確かに人に対しての優しさ、思いやりはとても大切な事ではある。
だがもう一つ大切な事として活力というものが有る筈だ。
この活力の源になるのが向上心や競争意識だったりする訳だ。
競争意識と言ったって別に誰かを蹴落としてとかそんなどろどろしたもんじゃなくて自分に対してだって向けられる事で決して醜い事なんかじゃあない。
人間は煩悩の塊だ。
だから悩み苦しみは一生付きまとうものなんだ。
その人間社会で生きていかなければならないのならその煩悩を少しでも前向きに使っていくしかないんだ。
差別や競争意識も煩悩の内だ。
本当はこんなものは無くてもいいんだ。
だが向上心も含めてこんなもの達を一切必要としない世の中がやって来たとしたらもうこの世の存在価値は無いんだ。
それは神の領域だからだ。
神の領域から見ればこの世は地獄だ。
俺達は地獄で生まれて地獄で死んでいくって事なんだ。
そこんとこは理解しとかなきゃいけない。
鳥取県のやり方は或る意味正しいと言ったのは神の領域のやり方だからだ。

太陽になった人

 先日、俺にとっては途轍もなく嬉しい事実を知ってしまった。
もう何年も前に毎月の様に出演していたバンドのヴォーカリストが今ではアフリカのケニアで一番有名な日本人になっているというのだ。
日本のテレビやラジオなんかにも出演していたらしいので既に知っている人もいるかもしれないが彼女の現地での名前はアニャンゴという。
日本名は向山恵理子だ。
彼女はうちのステージに上がっていた時も既に飛び抜けた光を放っていた。
もう完全にオーラが違うんだ。
感性が日本人とは明らかに違っていた。というより人間離れしていた。
もう神の粋なんじゃないかと思った事も有った。
俺は彼女の類稀な才能に非常に興味を持ち何とか自分の力で彼女を大舞台に立たせてあげようと非力ながら努力してみたのだが力及ばず何もしてあげる事が出来無かった。
そして彼女のバンドは解散し又、きっと戻って来るだろうと思っていたのだが適わぬまま月日は過ぎていった。ところが俺が知らないうちに彼女は既に途方も無く大きなステージに立っていたという訳だ。
今、彼女はアフリカの弦楽器ニャティティの世界で始めての女性奏者として活躍している。
俺はこの楽器がどんなものかという事すら知らなかったのだがなんでも本当は女性厳禁の楽器らしいのだ。それをケニアの奥深くに住むこの楽器の第一人者の家に半年間住み込んで修行をし、女性として初めて許可を頂いたらしいのだ。
当時から無類のパワーの持ち主では有ったがやはりやる事が飛び抜けている。
自分自身を信じていたからこそ不可能を可能に出来たんだろうと思う。
俺は彼女を応援する立場ではあったが逆に歳が遥かに下の彼女からエネルギーを貰う事も多かった。
話をしていると汚れかかった心を綺麗にして貰っている感覚さえ有ったものだ。
また何処かで必ず彼女とは会う事になると思う。
だが、少し不安だ。
彼女の心は当時からピカピカだったのに益々磨きを掛けているのは明白だ。
じゃあ、俺はと言うとどうなんだ。
はっきり言って自信が無い。
おそらく勝負にならないだろう。
人間の大きさという面でもそうだ。
俺は今迄出会った中で明らかに器の違いを感じた人は5人位しか居ないが彼女はその中の一人だ。
心の大きさは当時で地球と同じ位だったから今はおそらく太陽位はあると思う。
こっちは頑張っても精々月位だろう。
いや、人工衛星位かな。
だが、太陽になったであろうアニャンゴの活躍を知った今、俺も太陽を目指すエネルギーが湧き上がって来ている。

法と思いやり

 日本で生まれ日本で育った13歳の少女が国外強制退去処分になるかもしれない。
彼女の両親はフィリピン人なのだが二人共過去に偽装入国していた事が原因だ。
ただ、それは13~14年前の話なんだ。
皆はこの入国管理局のやり方をどう思う?
俺はその13年間にこの家族が日本で犯罪を犯したとかいうのなら別だがそうでないのなら水に流してあげるのがまともな人間のやる事なんじゃないかと思うんだ。
だって13年だぜ。
その間にこの少女は日本人と同じ様に学校だって行ってる訳だし友達だって大勢出来てるだろうし。
確かに法律では退去処分なんだろうけどなんでもかんでも杓子定規に法の枠に嵌め込むってのはどうなんだろう?
法で裁く前に人として裁けるんですかって言いたい。
人として裁きづらいから法を建前にして裁こうとしてるんじゃないのか?
俺は以前この日記で男は器の大きさだと言ったがこれは国に対しても言える事だと思うんだ。
日本に大勢いるフィリピンやタイ等の東南アジアの人達は何の目的でやって来ているのかよく考えてくれ。
一番の目的は金銭だ。
自国と日本との賃金格差が物凄く大きい事と仕事に対する需要率の差が格段に有るからなんだ。
だから法を犯しても日本に来ようとするんだよ。
そして日本で稼いだ金を母国の家族に送金する訳だ。
じゃあ、正規の手続きをちゃんと踏んで来ればいいじゃないかと思うだろ?
だがこれがなかなか困難なんだ。
色んな厳しい基準が有るんだ。
それでも家族を食わさなきゃならない。
結果、強引な手を使わざるを得なくなるという訳だ。
日本は途上国にかなりの額の金銭的支援をしているがそんな気持ちが有るんならもう少し入国や就労面での法的な部分の緩和が必要なんじゃないのかな。
今回のこの少女の件にしても嘆願書への署名が1万4千人以上集まっている。
要するにそれだけの人が過去の事実を水に流してあげたいと思っているんだ。
これが真っ当な人間のあり方だ。
それでも法を盾に強制退去させようってんなら世界中の恥だぞ。
法を守る事と人としての思いやりとどっちが重いのか、皆もそこの所を良く考えてくれ。

暴走族と引き篭もり

 最近は深夜に爆音を聞く事が無くなった。
そう、暴走族が居なくなったのだ。
なんでも高齢化の影響だそうだ。
僅かに存在する暴走族の平均年齢も二十歳を超えているらしい。
中には30代も居るそうだ。
実は俺も深夜に爆音を鳴らしていた時期は有ったが族には入らなかった。
ただ、族の連中との交流は有ったので当時暴れていた連中が実はどんな奴等だったかという事は知っている。彼等は一人になると決して悪い人間ではなかった。
だが心は乾いていた。
一人じゃ寂しくて仕方が無い連中ばかりだった。
だが、これが人数が多くなればなる程そんな内に向かう気持ちを逆に外に向ける行動に出た。
自分の存在を世の中に知って貰いたくて仕様が無いんだ。
寂しさをそうする事でチャラにするしか方法が無かったんだと思う。
俺が家を出て一人暮らしを始めた頃、俺の部屋は奴等の溜まり場だった。
連中からすれば俺はもう完全に仲間な訳だ。
確かに楽しかったのは事実だが反面、俺の中に不安な気持ちが無かった訳ではない。
彼等が心根で純粋過ぎる部分を多分に持っていた事は分かっていたのだが自立心に欠けているのも見抜いていたからだ。
こいつらといつまでも付き合っていたら俺はいつまで経ってもガキのままだ、そう思ったんだ。
そして彼等の頭を張っていた奴がたまたま一人で遊びに来た時に俺は決別を告げた。
奴は予想通り荒れ狂って強烈なパンチを何発も見舞って来た。
だが俺は一切手を出さなかった。
皆に申し訳無いという気持ちも有ったのだがそれ以上に奴の目に光るものを見てしまったからだ。
お前も世間の連中と同じなのかという悔しい思いが涙に変わっていたのだと思う。
あいつらは今一体何処で何をしているのだろう。
皆少しはまともになったのだろうか。そうであって欲しい。
現代はこういった半端な連中が気持ちを外に向けて暴れるのではなく内に内に向けて引き篭もりになっている様な気がする。
どちらも一つの青春群像だと思う。
若い時は純粋な分だけちょっとした一言や出来事が引き金になって心に傷を負う事が多い。
大人はその癒し方を知っていても子供は知る術が無い。
これが外に向かうか内に向かうか自分自身で乗り越えるかの違いなだけだと思う。
最近の暴走族事情をニュースで知った時にああ、結局様相は違っていてもいつの時代も大した違いは無いんだと、ふと思ってしまった。


 

道(どう)が大好きな日本人

 この日記を書き始めた頃にクラブやライブハウスなんかでの楽しみ方に付いて少し触れた事が有った。
ただボーっと突っ立っているだけでもそれはその人の楽しみ方なんだからそれをとやかく言うべきじゃないみたいな内容だった様な気がする。
まあ、ライブハウスではよく見かける状況なのだが後ろはギチギチなのに前がポッカリ空いているという事が有るがこれなんかも遊びがへたな日本人なら納得出来る事だったりする。
もっと前に行きたい気持ちは有るのだろうがそれを攻める事は少し違うと思う。
うちの店は再入場が出来るのでつまらなければ外に出ればよいのだがそうしないという事はつまらないから前に行かないという訳では無いのだ。
俺はこれが大方の日本人のスタイルなのだと思う。
こういうスタイルはスポーツの世界でも見られたりするものだ。
俺は昔からプロレスが好きで会場にもよく見に行ったりするのだが空気が出来上がる迄はまるでお通夜みたいに静かな時が有るんだ。
だけど皆席を立ったりする訳でも無い。
皆、真剣に観戦しているんだ。
要するに日本人は真面目なんだという事だ。糞真面目なんだ。
これは決して悪い事じゃあない。寧ろ良い事の筈だ。
だけど遊びの時間にも消す事が出来ない所が不器用というか少し悲しい気もする。
これは大昔の儒教の精神の影響と国民性としてシャイなんだという事も大きいとは思うがもう一つ心当たりが有る。
それは日本人が何でもかんでも道にしてしまうのが大好きだという点だ。
典型的なのが野球だ。
野球とベースボールは明らかに違う。
ベースボールはスポーツで野球は野球道なんだ。
極端な言い方をすれば精神修行に近い空気が有る。
朝青龍が細かい部分で何かと顰蹙を買っているのも彼が相撲道の道の部分が理解出来ていないからだと思う。
昔、或る大リーガーが日本に来て突然帰国した事が有った。
その時その選手が俺はベースボールをする為に日本に来たんで野球をする為に着たんじゃないと言った事が有るがそれと同じだと思う。
音楽に関しても日本人はやたらと理屈から入る人が多い。
ジャンルがどうのとか音色がどうのとか。
この時点でもう音楽道にしたがっているふしが有る。
ただ単純に楽しもうというのより何かを極めているかなんていう道が大好きなんだと思う。
前に出てイェーイよりも一歩引いて極めているか観察するのが好きな人の方が多いんだと思うんだ。
俺はバンドと一緒に何回かアメリカツアーをした事が有るのだが初めて行った時は流石に戸惑った部分が有った。
向こうの余りにも開放的な空気に付いていけないんだ。
そして、そんな自分にストレスさえ感じたものだ。
だが、2回目以降から向こうに行ったら向こうの人間になる積もりで行ったのだがこれが非常に良かった。
毎日楽しくて仕方が無いし友達も大勢出来るし、ついでに向こうのバンドも交えてのオムニバスも出せる事になったし、マネージャーをしていたバンドの契約も取れたしでいっその事アメリカに移住しようかなんて本気で考えた位だ。
だが日本に帰ってくるといつの間にか日本人に戻っているんだ。
日本人の奥床しさとか律儀な所とかやっぱり良いなあなんて思ったりする訳だ。
じゃあ、どっちが良いんだという話だ。
これは非常に難しい。というか出来無い。
両方の良さを知ってしまっているからだ。
だから遊び下手の日本人を見てももっと全身で楽しめば良いのになんて思う反面こういうのもスタイルなんだから良いんじゃないかと思うんだ。
昔、俺に英語を教えてくれていた帰国子女の女性の先生がよく零していたのを思い出す。
日本人は私が感情をストレートに出すと怪訝そうな顔をすると。
彼女は日本人ではあるが中身はまるっきりアメリカ人だった。
日本人からするとどうしても大袈裟に見える訳だ。
俺は、いいんじゃないの、そんな事気にしなくても。自分が良けりゃいいじゃん。
なんて答えた記憶が有るがそういうもんだろう?
以前、どうしても消極的に見える日本人を批判する文章を書いたと思うがあれは本来の俺の姿だ。
だが、もっと冷静に客観的に判断するとこういう事になる。
 

出会いの仕組み

 今、住んでる家に越して来てから4年弱位だと思うんだが未だに片付けが済んでない部屋が有る。
だらしないにも程が有るとは思っていてもこれがなかなか出来無い。
内心、どうでも良いと思ってるふしが無きにしも有らずなので仕方が無い。
昔は男友達の家に行けばまず間違い無くよくこれだけ散らかしたなと思う位の惨状だったので男ってのは家ではこんなもんだとも思っていたのだが最近は俺みたいな方が稀な事に気が付いてしまった。
どうも最近の若い男は掃除を良くする様だ。
今日、たまたま見ていたドラマで旦那があまりにもだらしが無いのでそれが理由で奥さんが家出してしまうなんてのをやっていた。
それを旦那は全然理解出来無いなんていうどうでも良い内容なのだが実はこれに近い事を俺も過去に経験している。
10年近く前の話だが俺は或るショーダンサーと生活を共にしていた時期が有る。
付き合い始めはまるっきり分からなかったのだが同棲する様になるとこの人が異様に綺麗好きな事に気が付いたんだ。
例えば新しい煙草を吸おうと思って封を切ったとするだろ。
そうするとラッピングされていた部分がゴミになるよな。
それをゴミが出た瞬間にゴミ箱へ捨てに行く訳だ。
飯食っててこぼしたりしようもんなら大騒ぎだし、歯を磨いてて歯磨きが飛び散ったりしてたらわざわざ呼びに来てこういうのは困るって言われたりした事も有ったし。
これは結構辛いものがあるぞ。
仕事の上だったら全然構わないのだが家に帰って来てリラックスしたい時にも言われる訳だからな。
だが、相手からすると俺のやる事がいちいち気に障ったんだと思うけどね。
どうしてこんな事になっちゃうかというと人間は自然と自分に無いものを持った人に魅力を感じてしまうからだと思う。
無意識のうちに自分の中で完成形を求めているんじゃないかな。
例えばその完成形が丸だったとするだろ。
そうしたら不完全なのが人間だから埋め込んだら丸になるパーツを持っている相手を探す訳だ。
そして、それを持っている人に出会った時に何かを感じるって事なんだと思うよ。
だが、もっと大きな宇宙的発想からするとそういう人には必ず出会う事になっているんだ。
これが本当の出会いの仕組みだ。
俺がこの日記の中でよく使う輪廻転生って事の意味も結局同じで人間は完成形に近付く為に何度もこの世に生まれ変わって来るんだ。
そして少しづつそれに近付いていかなければ生まれて来た意味が無いって事になる。
俺がだらしが無い人間ならばさっき話した人なんかが現れて良くない部分を気付かせようとするんだ。
そこで気付かなければ別の同じ様な部分を持った人と出会う事になる。
そうやって何かを気付かせてくれる存在を菩薩と言うんだが菩薩に関する話となると今日の文章の10倍は必要なのでまたの機会にしておこう。
そして、何回か自分を成長させるチャンスを貰ってそれでも分からなければ来世も同じ様な課題を持って生まれ変わって来る筈だ。
今日はだらしないとか几帳面とかのどちらかと言うと他愛も無い例えだったがこれと同じ様な事が性格的な大きな欠点とかにも当て嵌まるって事は忘れないでくれ。
以前は年に1~2回しか家の掃除なんかしなかったのが今は月に2回位はするようになったから俺も随分成長したかもしれないよ。
片付けて無い部屋もこれから整理する事にしよう。

金銭の価値

政府紙幣の発行に付いて議論されているのは皆知っているかな?
日銀が発行している紙幣とは別の紙幣を政府の自己判断で発行しちまおうって案だ。
なんか会長が逮捕されて大騒ぎになっているL&Gの円天みたいだな。
こういうのって短期間で考えれば正に不況の特効薬になるような気がするが先の先の事迄良く考えとかないと取り返しの付かない自体を引き起こす事にも成りかねないぞ。
俺が言っているのは実際に目で見える数字の事を言ってるんじゃないよ。
イメージの事なんだ。
なんか金の価値観が薄れるというかそんなふうに錯覚してしまう様な気がするんだ。
要するに実際、国はとんでもない借金を抱えているのに政府紙幣の発行でそれをチャラにしちまおうって事な訳だよ。
って事は借金体質事態の修正は行われていないって事だろ。
国がこういう姿勢なら、じゃあ俺もじゃないが色々悪影響が出たりもすると思うよ。
これは究極の踏み倒しみたいなもんだ。
一番楽な方法な訳だよ、本当にそんな事が有りならば。
例えば俺が経営に行き詰まって何処からか借金をしたとする。
だけどそれでも二進も三進もいかないんで独自の紙幣を刷っちゃってこれで払いますって言ってるのと同じなんだ。
これが罷り通るんなら誰も苦労なんかしないよ。
経営努力なんて必要なくなっちまうだろ。
こんな無責任で卑怯なやり方は無いと思うよ。
それを国自体が実際にやるかもしれないんだぞ。
今は賛否両論だから何とも言えないが前向きに考えてる連中が間違い無くいるのは確かなんだ。
金っていうのは過程が大事なんで本当は結果として残る金そのものに価値が有るんじゃないんだ。
前にも話した事が有るが俺は万札を燃やした事が有る。
その金には価値が無いと思ったんで実際に燃やしたんだが何とも思わなかった。
当たり前だ。ただの紙切れだからな。
勿論ちゃんと仕事して得た金を燃やそうなんて思いもしないけどね。
政府はこの燃やしても何とも思わない方の金を世の中にばらまくかもって言ってるんだ。
解釈は色々有ると思うが少なくとも俺はそう思う。
これは金銭という物に対する価値観そのものを曖昧にする事でもあると思う。
そしてこの銭という物に今迄さんざ苦労させられてきた国民に対しても馬鹿にした行為だと思う。
覇気が無い上に責任が掛かる事を極端に嫌う若者が多い昨今に益々悪影響を与えるのも見えている。
ただ、俺の本音としては金に対する偏重主義を改善するには悪く無い策ではあると思う。
但し、それには条件が有る。
国民一人一人の人間性がもっと洗練されていればの話だ。
今、日本は地獄、餓鬼、畜生の支配する時だ。
もし今後、人として成熟した者達が支配する状況がやってくるのならその時初めて政府紙幣みたいな物も功を奏する事になると思うが今は駄目だ。
単なる愚策に過ぎないと思う。

クソガキは殴りましょう

 塩谷文部科学相が小中学校の新学習指導要領というのを発表した。
この中で心を育む為の5つの提案というのが有る。
それを一つづつ説明していくからまあ、読んでくれ。
1、読み書きそろばん外遊びを推進する。
なんだ、これは。外遊びって。
こんな事まで支持しなきゃなんないのか?もっとほったらかしときゃいいんだよ。
子供が自由に遊べる時間迄奪い取ってるその根源に問題が有るんじゃないのか?
本質が見えてない証拠だ。そうじゃなきゃ見ないふりしてるって事だな。
2、校則を見つめ直し、実践する。
これじゃあ、何言ってんだかまるっきり解らんぞ。
校則のどの部分の事を言ってんだよ。
おまえが小学校に行き直せ。
結局今の教育制度の事なんか考えてないって証拠だな。
3、先人の生き方や本物の文化・芸術から学ぶ。
これは、正しい。俺も同感だ。だけど気が付くのがあまりに遅すぎる。
4、家庭で生活の基本的ルールを作る。
やっぱりこいつは本当のアホだ。
生活のルールなんてのはその家庭ごとに違うんだから文科省がどうのこうのなんていう筋の問題じゃないんだ。
例えば朝飯の食い方一つにしても必ず家族全員揃って食う家も有れば朝飯抜きの家だって有るじゃないか。
物事の価値観もその家庭ごとに違うのは当たり前だしさ。
大切なのは家庭内に愛が有るかどうかって事なんだよ。
5、地域の力で教育を支える。
これは正しい様で間違ってる。
近所のおじさんやおばさんに教えてもらうのは教育じゃあない。教養の方だ。
人としての生きていく上での術、考えを学ぶんだよ。
他にもこの大臣は4の生活の基本的ルールについて3つの具体例を挙げているんだがそれが1、いじめるな。2、嘘をつくな。3、人に迷惑をかけるな。と言っている。
これも一見まともだが間違いだ。
ガキの時にこういう経験をさせておくって事は実は非常に大切な事なんだよ。
だから、いじめろ、嘘をつけ、人に迷惑をかけろとまでは言わないが一度は経験させといた方が良いんだよ。
但し、こういう事をやったら必ずぶん殴られるって事も身をもって解らせとかなきゃ駄目だけどな。
そうやってものの善し悪しを体で覚えさせるんだよ。
これをやらない親と出来なくしちまってる教育制度に問題が有るから人間としてぶっ壊れたガキが大量発生したんじゃないか。
今回のこの内容を見て俺が思ったのは文科省ってのは教養の無い奴の集まりだっていう事が解ったくらいだ。ついでに言やあへっぴリ腰だ。
これじゃあ何も変わらないぞ。
生生しい事の一つも言ってみやがれ。
クソガキはボカスカ殴りましょうとかさ。
本当の生きた愛のある教育ってのはそういうものじゃないのか?

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