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黄昏の男道試練の十番勝負3

国際的な調査で最もハンサムなのはイタリア人だという結果が出たそうだ。その条件というのは清潔で自信に満ちていて笑顔が素晴らしいという事らしいぞ。お前等日本男児としてこんな結果が出ちまっていいのか?日本人なんかランク外だぞ。くそう、なめられたもんだぜ、国際的に。あんな大嘘つきの国に大差で負けるとは信じられん。彼奴等は親を騙せる様になって初めて一人前と言われるくらいに平気で嘘ばっかりつく性根の腐った連中だってのに。ちょっとサッカーが強いくらいで調子に乗りやがって。この日記はイタリア野郎もきっと読んでるだろうから教えてやるぜ。本当のハンサムってのは男の道を極めた奴の事を言うんだ。それから別の国際的な調査では最もでかいコンドームを使うのはフランス人だって結果が出たらしい。ふざけんな〜!日本男児はそんなもんは必要無いんじゃ〜。常に生チン勝負が男の道だろうが!と、気合いが入ったところで昨日の続きが始まります。「…あ、もしもし、あの……」多少緊張ぎみに俺は変態ホモ外人から紹介された経緯を相手に告げた。流暢な日本語ではあるが予想通りこいつも外人だという事がイントネーションの違いで直ぐに解った。「ブルーフィルム沢山有るよ。外人の女も沢山いるね。SEXもOKね。」ぐふふ、やったぜ。俺達は電話の主の指定する青山のマンションに向かった。ピンポ〜ン。現れたのは以前の変態ホモよりかなり若いにやけた感じのJという白人男だった。英語教師だというJは俺達を応接間に案内してくれた。部屋数も多い随分豪華なマンションだ。俺「あれ?一人なの?」J「今、皆出かけてる。直ぐ戻るね。」俺「じゃあ、それ迄ブルーフィルムみせてよ。」J「おー、今それ友達に貸してるね。後で持って来るね。」O「嘘じゃねえの?なんか変だよ。帰ろうぜ。」J「本当です。今、これ有ります。見て下さい。」と言い彼は大量の無修正ポルノ雑誌を俺達の前に差し出した。前にも言ったが当時この手の本にお目にかかれるのは非常に稀で探せたとしてもガキの小遣い程度で手に入る代物では無かった。俺達は狂喜し勿論下半身も勢い付いていた。そこを見越した様にJが言った。「それでは皆さん立ち上がってズボンとパンツを脱いで下さい。」この時点でもう完全にスケベモード一直線だった俺達は何の抵抗も感じずにパンツ迄脱ぎ捨てていた。冷静に考えれば三人とも完全に阿呆である。なんでパンツ脱がなきゃいけないんだ。が、極度の興奮の為に自分達が今何をしているのかも解っていなかったんだと思う。こんな凄ぇ本を一杯持ってる位だからこいつは大丈夫だ。もうすぐ外人の女達が帰って来てSEXする事になるんだと幸せな想いに浸っていたのは当然俺だけじゃあ無い。T「女って何人かな?」O「彼奴が白人だからきっと女も白人だよな。」俺「おっぱいもきっとでかいぞ。」T「俺、皮被ってるけど大丈夫かな?」O「馬鹿、そんなの入れちまえば関係ねえよ。」俺「そうだよ、いきなり入れちまえよ。誕生日なんだから。」しかし、これから起こる恐ろしい出来事を予想出来る程、俺達三人は大人な訳では無かった。女達の帰りを待ち侘びつつ話は佳境に向かうのだが今日は此処迄だ。期待して待て。辛い事も苦しい事も真っ向から受け止めろ。ああ、男道試練の十番勝負は明日も続くぜ。
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