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三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
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覚醒に向かう人類

 米航空宇宙局が来月、地球に似た惑星を探す探査機を打ち上げるそうだ。
それも3年半かけての探索らしい。
これは人類が次に移り住む星を探そうって事なのか?
ふうむ、自分の家を散々乱暴に使っておいてもう住めなくなりそうだから他に引越ししようって訳か?
今すぐにって事じゃあないが結局そういう積もりなんだろうな。
そんな事をする前に家の再生に全力を注ぐべきなんじゃないかと思うけどなあ。
ところで今現在最も近い位置に有る地球にそっくりな条件を持っている星っていうのはGliese581って所らしい。なんでも地球から20.5光年の距離に有るようだ。
20.5光年ってのは地球上最速のボイジャー1号で行くとして換算すると35万4620年掛かる事になるらしい。
ふ~んっておい!35万年っていつの事だ!
35万年先の事考えてどうすんだ。
だがな、だからって諦めるのは未だ早いぞ。
ボイジャーなんて使わなくても行ける方法は有るんだ。
もう随分前にこの日記でも話したモンロー研究所の話を覚えているか?
脳に2種類の周波数の音を送って意識だけで旅が出来るって事を証明した例の研究所の事だ。
俺の知る限り今の段階では未だ目的地にスムーズに行ける所迄研究が進んでいる訳ではないが近い将来それも可能になるのではと思われるんだ。
肉体が伴う訳じゃあないから心の旅だけど決していい加減なもんじゃあないんだ。
俺はこういうスタイルがいつの事とは言い切れないが未来の人間像ではないかと思っているんだよ。
そこには元になる肉体も存在しないんだ。
人間と言うよりも単なる意識の塊だけだ。
そして宇宙には既にこの意識体がうじゃうじゃ居る様な気がしてならない。
要するに俺達より遥かに進んだ者達だ。
俗に言う宇宙人ってのはこういう者達の事を指しているんじゃないかな。
人間のDNAの中には元々こういう方向に進化して行く遺伝子が組み込まれているというのが俺の考えでもある。
ただ、それは親が子を産んで即、形に現れるというのでは無くもっと途轍もなく長いサイクルでの話なだけであっていつか覚醒する事になるというレベルでだが。
こんな話をすると馬鹿馬鹿しいと思う人が大多数と思うがそれに反してピンと何かを感じる人も少なからず居る筈だ。
そういう人同士が出会った時ってお互い言葉には出さなくても、ああ、君もかって分かり合えるんだ。
全体の割合からすれば未だ少ないがこのピンと感じる人が最近急速に増えて来たのは間違い無い。
これは何を意味しているのか。
人類が覚醒に向かって殻を破り始めたという事だ。
近い将来、何か大きな変動が人類に訪れる様な気がしてならない。
因みにその前振り的な事は既に過去のこの日記を読めば書いてあるよ。
ここから先の事も既に何となく解っている人がこの日記を読んでいる中に何人か居るのも知っている。
そんな君に忠告だ。
明かすのは未だ早い。
もう少し待とう。
その意味も解っているだろう?
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