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三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
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殺伐とした遊技場

もう1年以上パチンコ屋に行っていないが最近はどうなんだろうってどうでもいい話から今日の日記は始めてみた。
俺のパチンコ歴は実は非常に長い。
なにしろ小学校低学年の頃から行っていたからね。
と言っても勿論親父と一緒にだが。
昔は今のように18歳未満入場禁止とはなっていなかったんで保護者が一緒なら店の中にも入れたんだ。
入ってしまえばやっぱり打ってみたくなるだろ?子供だって。
一応、子供はやっちゃいけない事になっていたらしいが注意なんか一度もされた事無かったな。
俺の記憶では当時のパチンコ屋っていうのは今よりずっと健全な場所だったように思う。
だから子供連れも非常に多かったし家族全員でパチンコなんていうのも別に珍しい事ではなかったような気がする。
なにしろ左手で一発づつ穴に入れた球を右手でレバーを弾いて打っていたんだからのどかなもんだよ。
ホールの雰囲気も今のように殺伐とした空気の欠片も無くてもっと穏やかな感じだった筈だ。
その原因を探ればやはり換金という制度が殆ど浸透していなかったか無かったからだと思う。
パチンコを丸っきりやらない人も居るだろうから一応説明しておくが出た玉を現金に交換するのが当たり前なのがこの何十年かのシステムだ。
これを利用する人が少なかったんだよ、昔は。
実際、親父が換金している姿を見た事は無かった。
景品と言えば煙草かお菓子みたいな食料品とか日用雑貨とか、まぁ、そんなもんだった筈だ。
誰もが換金制度を利用するようになったのはそれから10年位経ってからだと思う。
知らない人に誤解の無いようにまた説明しておくけどパチンコ屋で直接換金出来ると言う事じゃないからね。
それやっちゃうと違法なのでパチンコ屋では換金用の景品に換えてもらってそれを換金所へ持って行ってやっと現金になるんだ。
あの頃は未だ庶民の些細な楽しみ程度のもんだよ。
だが、パチンコ台がどんどん改良されてギャンブル性が高くなるに連れてパチンコ屋を利用する人達の層も様変わりしていったんだ。
もう日銭稼ぎに来ている奴とパチンコ依存症患者しか居ないんじゃないか?
純粋にパチンコを楽しもうなんてそんな雰囲気じゃないよ。
そんな中、いつこんな事が起こっても不思議じゃないよなぁ、なんて思っていた事が実際に起こってしまった。
自分が打っていて台を移動した後に座った人がいきなり大当たりを出した事が気に食わないって刃物で切り付けた奴が居るんだ。
被害者は首を切られて亡くなったらしい。
俺も同じ様な状況で文句言われて言い返した覚えがあるから他人事とは思えないよ。
こんな話を聞くと益々パチンコやる気が薄れるよ。
遊技場と銘打っていながら空気が殺伐としているんじゃやっぱりまともとは言えないよな。
昔は良かったとかあんまり言いたくないんだけど悪い意味で大きく変わってしまったのは事実だよ。
あそこに行くと必ずと言って良い程、親父と並んで打っていたあの頃を想い出したりしてそれが嫌いじゃなかったんだが・・・・。


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