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宮崎作品は宗教的?

ポーニョポニョポニョってあんまりうるさいから俺も崖の上のポニョを観てみる事にした。
前の奥さんの影響もあって宮崎駿監督の作品は半強制的に殆ど観させられてきたので少しは気になっていた事もあるのだが。
出だしは随分子供っぽいなあと期待も半減していたのだがやっぱり半端じゃなかった。
発想がぶっ飛んでいる。
正気の沙汰とはとても思えない。
神かシャーマンかそれともマジックマッシュルームでも食らってるとしか思えないぞあの発想は。
普通の人間にはあの感性は無いんじゃないかな。
今から100年以上昔に生まれた神道系の教団で大本教、現在は大本と呼ばれている宗教団体がある。
事の起こりは或る霊能者に神のお告げが舞い降りたところから始まった。
皆はお筆先という言葉を知っているかな?
自分の意思とは無関係に筆が勝手に動き出し神のお告げが記されていくという現象だ。
その霊能者が数日間眠りもせずにお筆先によって書き上げたものを教義にしているのが現在も存在している大本だ。
確か随分前にその大本教の事をこの日記にも書いた記憶が有るので興味の有る人は読み返してみてくれ。
今、話したいのはその教義の原型になったお筆先という出来事だ。
そんな事有る訳ないだろと思う人はここから先は読む必要はない。

おっ、君は興味があるのか?
なら君だけに話そう。
これも以前に話した事が有るが心の境地には10の段階が有るんだ。
下から順番に言って行くと地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人界、天界、声聞界、縁覚界、菩薩界、仏界だ。
この中の縁覚界というのが所謂悟りに至った状態なんだがこの境地になると発想も普通の人からすればかなりぶっ飛んだものになる場合も多い。
もの凄く解りやすい例を一つ挙げてみよう。
閃きという言葉が有るだろう?
この閃きに関する話だ。
若き日のニュートンは林檎が木から落ちるのを見て万有引力の法則のヒントを得たのは有名な話だがこの時は林檎が落ちたという現象が無ければ思いつかなかったって事にもなるよな。
要するにヒントが有っての結果な訳だ。
これが声聞界のレベルだ。
だが、縁覚界迄到達した人はこのヒントが無くても結果が出せるんだ。
俺はどうも宮崎駿はこの域に達している様な気がしてならない。
何故ならヒントになるような物が見当が付かない作品が多いからだ。
おそらく大本の教祖の様に無意識とは言わないがそれにかなり近い状態で発想が湧き出てくるんじゃないかな?
だから或る意味宮崎作品は宗教的要素も有るって事だ。
俺としては今日ポニョを観てそれがなんとなくから確信に変わった気がする。
もうちょっとで神の域だぜ全く。
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