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スカスカの幸福

尖閣諸島、ノーベル平和賞等でどうにも行き過ぎ感の止まらない中国がまたもや海外からバッシングを受けるような問題を起こしてくれた。
皆ももう知っているとは思うけど、あの東京国際映画祭での開会式ボイコット事件の事だよ。
同時参加の台湾に対して中国代表団が台湾は中国の一部なんだから中国台湾にしろっていちゃもんを付けて両者が納得せずにグリーンカーペットを踏まずに退席したというのが顛末だ。
台湾というのは中華民国の事だが確かに国の生い立ちは複雑で元々は中国国内にあった国民党という開かれた政党が本国から追いやられて独立したようなものだった筈だ。
だから同じ民族でも非常に仲が宜しくないようだ。
民主主義と社会主義の違いも大きいしね。
だけど、文化交流の場でもある映画祭の会場で政治的な問題を持ち出して横暴な態度をとる中国のやり方はどう見ても理不尽だ。
そして、失礼でもあるし滑稽でもある。
まるで、気に入らない事があると直ぐに駄々をこねる甘ったれの幼児と変わらないじゃないか。
最近の立て続けの中国のやり方を見ていると、あれ?中国ってこんな国だったっけって思っちゃうよ。
そして、こういう調子に乗った態度って過去に何処かの国もそうだったななんて想い出したりもしてしまう。
そうだよ、経済的に絶頂期に入っていた時の日本がまさにこんな感じに近かったと思うよ。
何か自分の所が一番偉いんだみたいな空気を目一杯ひけらかしていたもんな。
やっぱり国もそれを動かす人間も驕りの気持ちを持ったら駄目だよ。
驕る気持ちっていうのは或る意味、達成感も含まれていると思うんだ。
目標を達成したんだから後は俺達の天下だみたいなね。
それって錯覚だからね、本当は。
国の目標をそんな所に位置させる時点で低俗なんだよ。
資本主義なんだから金を稼いだ奴が勝ちだろうなんていうのは人としてレベルが低過ぎだ。
国民全体が豊かな心を持って生活出来る国にしようと言うんじゃなければ嘘だろう?
そして、その手段として経済力をアップさせようと言うんなら間違っているとは思わないけど。
目標が間違っているからそれを達成した時に驕りなんていう歪んだ結果が生れるんだよ。
日本は結果としてバブル崩壊という形でしっぺ返しを食らったわけだけどこれは或る意味、当然の結果だと思う。
心の充実を伴わないスカスカの幸福を追い求めた産物に他ならない筈だ。
中国が驕りという歪んだ空気を撒き散らし始めたという事は、彼等もまたそのスカスカな実態に気が付いていないという証でもあると思う。
おそらくこの何年かの内に中国は嘗ての日本のように大きなしっぺ返しを食う事になるだろう。
そうなると多民族の集合体を弾圧で一つに纏めているのが中国という国なんだから何処かで箍が外れれば一挙に国がバラバラになる恐れもあると思う。
本当の意味で世界をリードする国になれるかどうかはこの数年の内にはっきりする筈だ。
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