忍者ブログ

DIARY

三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
MENU

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

古き良き時代

韓流スターが4人集まって東京ドームでイベントをやるそうだ。
韓流ブームは一過性のものとも言われていたがもうこれで完全に根付いたと言ってもいいと思う。
だけどこうなるのはある程度予想されていたものでもある事を俺位の年齢の人達は皆思っていたんじゃないかな。
だって韓国のテレビドラマって昔、皆が夢中になった日本のドラマそのままなんだよ。
だからおじさん、おばさんからすると古き良き時代にタイムスリップしたように若かった頃の自分達をオーバーラップさせて入り込める筈なんだ。
これを今、日本人がやっても嘘臭いだけだと思うけど韓国の人達って昔の日本人みたいに純な部分が自然に表に出ているから不自然には見えないんだと思うんだ。
じゃあ、その古き良き時代ってどんなんだって思うだろ?
それは一般的には戦争が終わって復興の為に誰もが必死に生きていた時代を経てその実が咲き始めた頃迄だと思うんだ。
終戦から7年間は連合国軍の占領下だったからその後の昭和30年代位から万博のあった40年代位迄の事を指すんだと思う。
30年代っていうのは大ヒットした映画のALWAYS三丁目の夕日のあたりだから皆がどんな生活をしていたのか見てみたければあれを観たら分かるよ。
あの映画は相当リアルに出来ているから当時は皆どんな家に住んでいたとかどんな車が走っていたとか洗濯機やテレビや冷蔵庫がどんなだったとか正確に知る事が出来るんだ。
なんでそんなにはっきり言い切れるかというと俺が生まれたのが30年代だからだ。
そんな昔を良き時代というのは何故だと若い君等は思うだろう?
そりゃあその頃より今の方が何でも便利になって進化しているんだから今の方が幸せなんじゃないかって思っても仕方が無い。
確かに進化したものは沢山あるよ。
30年代なんてエアコンさえ無かったしテレビは白黒だし冷蔵庫は電気なんか繋がっていなくて氷入れて冷やしていたしな。
医学だって今程進んでいなかったから平均寿命だって60歳代前半だった筈だし。
でもその不便さがあったから何をするにも誰かの世話にならなきゃいけない事が沢山あってコミュニケーションとらなきゃいけない部分も一杯あったんだ。
この誰かと沢山触れ合わなくちゃ生きていけない部分が思いやりを生み人情、優しさ、温か味に繋がっていったんだと思うんだ。
だから純な部分を保っていけたんだと思う。
その部分を今でも感じられるのが韓国のドラマなんだよ。
生活の中での温か味を知っている年代の人達がそんな韓国に憧れを持つのは当然でもあるんだ。
韓国っていうのは親や年上の人を敬う気持ちが物凄く強い。
それは日本人には信じられない程の違いがあるんだ。
今では韓国も近代国家だがその部分は延々と続いている。
どうして日本はそんな大切な部分を蔑ろにしてしまったのか嘆かわしい事だ。
そんな中に実は科学の進化に惑わされずに心のバランスを保っていける秘訣が隠されているのに。
そして今の日本の現状は何なんだ。
思いやりを無くした代わりに手にしたものはぎすぎすした人間関係と上辺だけの偽善と殺伐とした空気ばかりじゃないか。
ついこの間も話したけど科学の進化は心の進化を伴っていないと破滅を導くんだ。
日本人の心は間違い無く退化している。
両方がバランス良く進化して初めて文明の進化って言うんだ。
そこに若い君等が気が付かなければ日本はどんどん悪い方向に進む事になるんだよ。
PR

Comment

無題

  • おぐしん
  • URL
  • 2009-11-03 19:07
  • edit
Yes! I think so, too!だよホーリー!
お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

Trackback

この記事にトラックバックする

× CLOSE

カレンダー

02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

[06/28 オニオンシュテン]
[03/27 heavensdoor]
[03/20 heavensdoor]
[03/18 酔客]
[03/15 いつもお世話になってます]

最新記事

最新TB

プロフィール

HN:
heavensdoor
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

× CLOSE

Copyright © DIARY : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]