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三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
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古い水夫と新しい水夫

どんな時代のどんな分野でも新陳代謝というものがある。
昔は最先端の事をやっていた筈なのにいつの間にか古臭さが目立って今では誰にも相手にされなくなってしまった人や企業なんかがどれだけあるだろうか。
これは俺の係わっている音楽の世界でも言える事でそれはお客さんの反応を見れば一目瞭然だったりするものだ。
だが、たとえ古いスタイルだったとしてもそれが徹底して突き抜けたものであれば時代の流れに逆らっているとしても支持を得る事も出来るし素晴らしい光を放つ事も出来るものだ。
今現在日本にはありとあらゆるジャンルの音楽が渦巻いている。
うちの店が出来た19年前に比べればおそらく当時の10倍位のジャンルに拡大されていると思う。
これは何故かといえばそれだけ日本が自由の国になった証でもあると思う。
自由を求めると必ず結果は枝分かれする事になる。
そりゃそうだよな。
人それぞれ感性も違うし嗜好もまちまちなのは当たり前だからな。
それを受け止める土壌がやっと出来つつあるって事だ。
これが10年前だと未だ大きな偏りが有った様に思うがこの何年かで完全にカオス状態になったんじゃないかと思うんだ。
これはライブハウスを経営する側からすると非常に難しい時代になったって事かもしれないが日本全体の音楽シーンを考えれば確実に面白くなったのは間違いない筈だ。
もう流行りだからそれに乗っかれば何でも受けるなんて阿呆臭い時代は終焉を迎えようとしているって事だ。
こうなると完全に実力主義の時代が始まるって事でもある。
これはほんの少しかもしれないが日本人の文化レベルが上がったって事の証でもあると思う。
そして、今から10年後にはより細分化された状況がやって来るだろう。
俺達が思っている古典的音楽っていうのは本当は色々なジャンルをひっくるめたものだ。
そして、50年後、100年後には今俺達が係わっている音楽も古典音楽と言われるのかもしれない。
少し寂しい気もするがそれが進化するという事なら受け入れるしかないのだろう。
だが、そんな新しい波に立ち向かう古い人達っていうのがどんな時代にも必ず存在するものだ。
そこで切磋琢磨する事がどんな分野でも最も大切な出来事なのは忘れてはならない。
吉田拓郎のメジャー進出する前の曲で「古い舟をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう」という曲がある。
俺はこの曲を中学の頃にリアルタイムで聴いて大いに感銘を受けたものだ。
だが、だからって古い水夫をぼろ雑巾扱いするのは間違いだ。
お互いしのぎを削って若い水夫は古い水夫から受け継ぐものを受け継いで古い水夫は新しい水夫に今後を委ねるというのが理想のバトンタッチになる筈だ。
俺を引き摺り下ろす奴はいつ現れるのだろうか。
準備万端で待ち構えているんだけどな。
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