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三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
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勝負の方程式

丁度この時期になると新しい道へ進む人達が心の準備を始める時期でもあると思う。
うちの店でも3人のスタッフが卒業する事になった。
俺からすればまさに卒業生を送る先生のような心境だ。
彼等は此処で過ごした数年間の間に何を掴んだのだろう?
音楽の素晴らしさだろうか?
それとも沢山の人との出会いによる喜びや悲しみだろうか?
労働の意味だろうか?
人間関係の難しさだろうか?
正直なところ彼等が今後どうなっていくのか気掛かりだ。
だが、俺は決してこんな気持ちは表情には出していないと思う。
というか出してはいけないと思っている。
寧ろとっとと何処へでも行きやがれ的な割り切った態度に見えるかもしれない。
世の中にはこんな時に困ったり苦しかったりしたらいつでも帰っておいでなんて言う人達がいる。
俺からすればふざけんなだ。
偽善者ぶるのもいい加減にしとけって。
俺はこういうその場限りの無責任な上っ面だけの優しさみたいなのが大嫌いだ。
自分でしっかり考えて決意して出て行こうとしている人間に逃げ場は作っておくからって言ってるわけだよ。
これじゃあ言われた側のモチベーションも下がるってもんだろ?
だって失敗しても戻ってくりゃあいいのかって思っちゃうじゃないか。
世の中はそんなに甘くは無いんだ。
失敗してもなんて最初から考えてる奴なんか相手にされないよ。
そんな中途半端な姿勢だったらこれしかないって100%で賭けて来る奴に絶対勝てない。
もし経営者がどちらかしか採用出来ないって状況なら絶対に100%の方を採る筈だ。
たとえバイトだろうが何だろうが職場というのはガキの遊び場じゃあないんだ。
半端な奴は蹴落とされるだけだ。
俺はこんな話をする時によく麻雀を引き合いに出すんだが麻雀っていうのは初心者がプロに勝つ事もあるゲームなんだ。
だけどそれは10回やって精々1,2回の話だ。
長丁場になれば100%勝算は無い。
この差は何だというと腕は勿論だがそれ以外に歴然たる違いがあるんだ。
それは絶対に勝つんだという覇気なんだ。
如何なる状況でも絶対に勝つんだと思っている奴はもしかしたら負けるかもなんて考えてる奴には絶対に近い確立で勝つ事になる。
これが勝負の方程式だ。
選択肢に負けは入れちゃあいけないんだよ。
感性主体の分野では例外もあると思うがそれ以外では全ての世界で当て嵌まる筈だ。
俺は若いスタッフ達に常に覇気を持てと言って来た積もりだ。
それを彼等がどう受け取ってきたか。
新たに進む道でそれを実践出来るかどうか。
俺が彼等にしてあげられる事はもう他には無い。
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