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中途半端な事は言うな

朝方帰ってきて偶々テレビを着けたら世界陸上をやっていた。
別にそんなに興味も無かったのだが朝の5時迄観てしまった。
やっぱり凄いな、あんな所に出て来る選手達は。
ボルトの100メートル9秒58なんてとんでもないレースも観れて良かったがそれより何より選手達の凄く良い表情を沢山観れたのが良かったな。
女子の砲丸投げなんか集中力をピークに持っていこうとする表情からがもう見せ場で投げ終わった後も絶叫が続いていたりで物凄い緊張感と集中力なのが手に取る様に伝わって来るし。
やはりスポーツは体を鍛えるだけじゃなくてメンタルな部分も強くしなけりゃ勝てないんだというのが嫌と言うほど分かったよ。
日本人はああいう世界の大きな舞台に立つとどうしても萎縮している様に見えてしまうのは何故なんだろう?
基本的に気が小さいのかな?
それとも海外慣れしていないって事か?
そのどちらも間違ってはいないと思うが一番の理由は考えすぎって事なんじゃないかと思うんだ。
要するに日本人は理論的に解釈する事が先立っていて本能的な部分を蔑ろにしている様に見えてしまうんだがどうだろう?
お行儀が良いのは悪いことじゃないけど少し位周りを萎縮させる位の迫力があっても良いと思うんだが。
さっき言った女子砲丸投げの選手なんか皆物凄い迫力で普通ならそばにも寄れないと思うよ。
日本の選手はとにかくベストを尽くすだけですとか決勝に進むのが目標ですとかお利口さんな事をすぐ口にするけど絶対1位を取るとかあいつ等には必ず勝つとかまず言わないだろ?
俺はそういうのはがんがん言った方が良いと思うんだ。
そうやって自分を追い詰めて気持ちをピーク迄持って行くってのも大切の様な気がするんだ。
スポーツの本来の有るべき姿はあくまで勝ち負けじゃないっていう考えは俺も大いに賛成だ。
だが、選手もそう思っているんなら世界陸上とかオリンピックに出る必要も無いよな。
そんな大会に出て行こうってんならやっぱりトップを露骨にでも目指すって言うべきだと思うんだ。
だとしたら奇麗事言ってる場合じゃないんじゃないか?
観ている側からすると例えメダルは取れなかったとしても一生懸命自分の限界に挑戦している選手達は素晴らしい感動を与えてくれると思う。
だけどやってる側はそういう場を選んで目指して来ているんだから貪欲に1位のみを目指すというのが正しいと思うんだ。
ベストを尽くすなんてのは皆が皆そうなんだから当たり前じゃないか。
決勝に進むのが目標なら絶対1位は取れない。
そりゃそうだ。
1位じゃなくても良いって言ってんだから。
そんな謙虚な奴にトップを譲ろうなんて誰も思わないよ。
そういう中途半端な事は言って欲しくない。
トップを取る積もりで結果的に負けたとしたらその時に初めてベストを尽くしたという言葉が出て来るんだ。
そして観客もあいつは負けたけどベストを尽くした素晴らしい奴だって感動するんだと思う。
ちょっと理屈っぽい事をうだうだ言ったけど本当はそんな事はどうでも良い事なのかもしれない。
あの選手達の良い顔を観れた事で俺は満足だ。
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