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三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
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世渡り上手

世の中の人々は殆ど本音と建前を使い分けて生きているわけだがこの両者をどう使い分けるかでその人の対外的評価は出来上がってしまうものである。
割合的に本音が多ければ正直者で素直と受け取られ勝ちだが裏を返せば只単にわがままなだけと受け取られてしまうかもしれない。
最悪なのは俺は本音だけで生きているなんて言っている奴だ。
誰だって本来はそんな生き方をしたいと思っているのは当たり前だ。
だが、そこに相手がいた場合に相手には相手の言い分はあるわけで誰もが突っ張りまくっていたら世の中は何も動かなくなってしまうので潤滑油として建前を使うという事になる。
青臭い理想論は大人の世界では通用しないという事だ。
なので残念だが本音だけで生きていく事は略不可能だ。
そして、あまり良い響きではない建前なんだが、意識、無意識を問わず俺達はこの建前を使いまくっている事を認めざるを得ない。
俺は建前が大嫌いだ。
とは言ったものの無人島に住んでいるわけではないのでこちらも残念ながら使わずに生きていく事は略不可能となってしまう。
建前という言葉には本音ではないとか表向きという意味が含まれている。
表向きというのは中身が違うという意味でもある。
それはやっぱり嘘という事だよな。
それも表面を綺麗にした嘘だから性質が悪い。
今日は何でこんな話をするのかというとつい最近、建前だけで数時間過ごさなければならない時があったからなんだ。
周りは全て年上で古くからの知り合いではあるんだが昔から馴染めない人達ばかりだ。
そんな所に行かなきゃいいじゃないかと思うかもしれないがそこに出席しないと或る人の顔に泥を塗る結果になってしまうので避けるわけにはいかなかったんだ。
お前等全員死んじまえってくらいにおべんちゃらだらけの上っ面の話に付き合わなきゃならなかったのは屈辱的ではあったがロックでもパンクでもない平穏な日々を送っている人達からするとこんなのは当たり前の事なんだろうとも思う。
そう考えるとちょっと凄いよな。
だって、俺には出来ないもんな、そんな生活。
立派な生き方とは到底思えないけど或る意味尊敬出来ないわけじゃない。
彼等だって自分の保身意外に誰かを守る為にそんな術を身に着けたのかもしれないしさ。
本音と建前ってものを考えだすと仕事柄かもしれないが自分の居場所を見失いそうになる時がある。
ハコの中の世界と現実の間に物凄いギャップを感じたりしてね。
なんとか上手くバランスをとっている積りではあるが幾つになっても世渡り上手にはなれないようだ。
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