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三沢の死

衰退の一途を辿るプロレス界に致命的なダメージを与える事件が起こってしまった。
三沢光晴の死はあまりにもでかい。
現在日本のプロレス団体はおよそ40は有ると思う。
だがこの中で俺が思う本当のプロレスをやってきたのはノアだけだ。
そのプロレス団体ノアの中心選手でもあり社長を兼ねていたのが三沢だった。
えっ?新日本や武藤の全日本が有るじゃないかって?
ふざけちゃいけない。
あんな子供騙しの茶番田舎芝居みたいな新日本や半分はお笑い志向の全日本と命を削る様な試合を毎回提供してきたノアを一緒にされたら迷惑ってもんだ。
たしかこの日記の中でも1回だけ触れた事が有ったと思うが俺は超が付く位のプロレスマニアだ。
なにしろ大のプロレス好きの父親と爺ちゃんに赤ん坊の時からプロレス学を叩き込まれているから並のファンとはレベルが違うぞ。
小学校の頃は昼休みの時間になると教室を特設会場にでっち上げてプロレス大会を開催していた時期も有った位だ。
因みに俺の必殺技は脳天杭打ちと言われるパイルドライバーという技だったがマットも何も無い所で本当にそんな事やるもんだから対戦相手は迷惑だったと思う。
当時の俺にとってプロレスラーは憧れの存在だった。
昔は今の様に団体が沢山有るという訳ではなく日本プロレスという巨大団体がほぼ全体を牛耳っていた。
勿論、創設者は国民のヒーローと言われた力道山だ。
そしてその力道山の死後、馬場と猪木の両エースが盛り上げて行ったのだがこの二人が相次いで独立して立ち上げたのが馬場の全日本と猪木の新日本だ。
力道山のスタイルを継承していったのは馬場の方だった。
そしてその馬場さんも亡くなりその馬場イズムは三沢の立ち上げたノアに受け継がれていったという訳だ。
因みに全日本は武藤敬二が買い取ったんだが旧全日の選手は渕正信と太陽ケアのみでファイトスタイルも一新されてしまったので本当の王道スタイルはノアのみという事になる。
だから俺にとってプロレス団体と言えばノアしか有り得ないんだ。
その団体のトップが亡くなってしまったんだから相撲なら朝青龍と白鵬が同時に死んじまった様なもんで皆が大好きなサッカーに例えたら日本代表が全員一気に死んでしまったと同じ位の衝撃とダメージが有ると思ってくれれば解ると思う。
古いものは必ず淘汰されていくのが世の流れだがあまりにも唐突過ぎた。
後を引き継ぐ準備も何も無いに等しいかもしれない。
プロレスのリングには神が宿ると言われている。
だとしたらこれは無いだろう?
三沢は本当に良くやって来たと思う。
その彼に対する仕打ちがこれなのか?
本人はもう疲れたから楽にさせてくれと思っていたかもしれない。
だが、プロレスの神が居るのなら彼にもっとご褒美をあげて欲しかった。
三沢さん、本当にお疲れ様でした。
有難うございました。
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