言いたい事をズバズバ言いまくる事で人気のあるジャーナリストの田原総一朗氏が生放送でとんでもない発言をした。
俺もよく毒舌と言われるが流石にこれは不味いだろうと思ってしまった。
なんと北朝鮮が既に死亡したと主張している拉致被害者８人は実際に死亡していてその事を日本の外務省側も知っていると発言したんだ。
この発言は朝まで生テレビの中で行ったんだがこれはしっかりとけじめを付けないと途轍もなく大きな問題に発展する可能性があるぞ。
拉致に関しては既に家族だけの問題ではなく国家間の重大問題となっている訳だしそれを意図も簡単に既に死亡していると言い切るのならその根拠を明確に表に出すべきだと思うんだ。
しかし、彼は情報源は言えないが情報を得ていると発言している。
これじゃあまるっきり説得力が無い上に暗に自分は北朝鮮との極秘のルートを持っていると自慢しているだけの様にしか聞こえないじゃないか。
彼は過去にとても斬新な切り口の映画を監督したりテレビでは誰も踏み込めない様なテーマを題材にドキュメンタリー番組を制作したりととてもパンクな人だと俺は陰ながら尊敬していたのだが今回の発言にもし納得のいく説明が無いのなら、ただ奇抜な事が好きなだけの目立ちたがり屋ってだけだったんだと意識を改めなくてはいけなくなってしまう。
彼がもし今までの様なパンクな姿勢を真骨頂とするのなら例え殺されても情報源を明かすべきだと思う。
大問題に発展する事が見えているのにああ発言したのなら腹を括って貰わないと収まりが付かないじゃないか。
途中まで語っておいて本質的な部分はぼかすというのは彼が散々バッシングしてきた政治家達と何も違わないんじゃないかな。
これじゃあ全然パンクとは言えない。
って言うか卑怯だ。
もっと言えば迷惑だ。
こんな事の結末はただ混乱させただけって事しか無いじゃないか。
彼はどんな政治家の前でも間違ってると思えば真正面から怒鳴りつけ言葉の応戦でも打ち負かしてきた人だった。
そんな世の中のご意見番的存在が発した今回の一言はあまりにも中途半端過ぎる。
もしこのままこの件に関しての説明が無いのならもう田原総一朗は死んだと思うしかない。
日本のパンクはこの程度かとは思いたくないんだ。
正念場だぞ田原総一朗！
パンク魂を見せてくれ！
PR
