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ジョンの命日に想う事

昨日、12月8日は何の日だか知ってたか?
そうだ、ジョンレノンが死んだ日だ。
あれから丁度30年か。
皆にとってジョンレノンとはどんな存在なんだろう?
ビートルズのメンバーだったと言ってもリアルタイムじゃない人からすると単なる過去の人なのかもしれない。
だけど、これだけは間違い無く言える。
彼がいなければ世界中にここまでロックが浸透している事は無かった筈だ。
ロックの持つ不良性をキャッチーなメロディーに乗せてそのイメージをガラリと変えてみせたのがビートルズだ。
しかし、そんな4人のメンバーの中でも最もロックスピリットが旺盛だったのがジョンだ。
その証拠にソロになってからのジョンの作品は革命的な内容だった。
何が正しくて何が間違っているのか、理不尽な世の中を変えようと闘う姿勢を常に前面に出していたと思うんだ。
学生運動を題材にした映画というのは非常に少ないがその中にいちご白書というのがある。
そのエンディングで講堂に立て篭もった大勢の学生が催涙弾をぶちまけて検挙しようとする警官隊に対して円陣を組んでジョンの曲を歌い続けるというシーンがあるんだ。
ギブ ピース ア チャンスという曲だ。
名義はプラスティックオノバンドとなっているが実質的にはこの曲がジョンのソロデビュー作でもあるんだ。
この例でも分かるように当時のジョンは革命の象徴のように捉えられていたと言っても過言では無いと思う。
そして、ロックとアートとの融合にも彼の存在は甚大だ。
そこには妻のオノヨーコの影響も大きいとは思うがそれによって世の中のロックに対する偏見は薄れていったと断言してもいいだろう。
そんな意味でもジョンレノンとはロック界最大の巨人であり功労者だったのだ。
俺はビートルズの曲はよく聴いたが特別好きというわけではなかった。
どうしても対極にいたローリングストーンズの悪のイメージに比べて優等生過ぎる所が子供ながらに鼻に付いたのかもしれない。
それでも聴いていたのは、やはり曲の完成度という意味で付け入る隙が無かったからなのだろう。
そんな若干もやもやした中でジョンのソロを聴いた。
間違った世の中に対する反抗というロックの核を前面に出しながらも平和、平等を訴えかける名曲の数々。
俺は心酔した。
ロックは人を動かすエネルギーだと、その時、確信めいたものを感じていたのだと思う。
今から41年前のショックな出来事だった。
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