昨日、或る飲食店に居た時の事だ。
斜め前に20代と見られる女の子が一人で座っていた。
俺は別に気にも留めていなかったのだがこの子が何回も俺の方を振り向くんだ。
なるべくさり気なく不自然に思われない様にしている積もりなんだろうがそれを何回もやられるとこっちも意識をしてしまう。
そして何回目かにとうとう目が合ってしまいなんだか見られていたこっちが気まずい思いをしてしまった。
あんたさっきからあたしの事ずっと見てたでしょみたいな顔しやがって自意識過剰も甚だしいぞまったく。
だが、この時の俺は違ったが男女共、異性を観察するという事は常日頃から行われている事でもある。
言い方は悪いが要は品定めだ。
男の場合、女性を見る時に何処を最重要チェックポイントにするか。
これは年齢によってかなりの違いがある。
若い時は先ず顔だろう。
顔のチェックで80%、あとの20%は胸だろうな。
これが30代になると顔が50%、胸が30%、脚とヒップで20%かな。
そして40代ともなると顔が30%、胸が30%、脚とヒップが40%と比重がだんだん下に下がって来る。
40代後半ともなると顔20%、胸35%、脚とヒップが45%とこの頃にすけべ親父が完成されるという訳だ。
まあ、これは一般論の話だから例外は幾らでもあるので誰でも40後半にすけべ親父丸出しになる訳じゃあない。
内面性とかセンスとか他に重要視するべき点は幾らでも有るし好みの違いも有るしね。
だが、本能的には大体こんなもんなんじゃないかな。
雄と雌という部分の話だけだとね。
じゃあ40を通り越して50代になっちまった俺は女性の下半身しか見ていないのかいう事になるがこれが全く違うんだ。
50代になるとオーラというかその人の全体から発している雰囲気を一番に見ている事になるんだ。
言い方を変えればバランスって事になるかもしれないな。
本能的感覚で言えば色気だな。
若い人に色気というとエロそのものの様に受け止められてしまうかもしれないがそれは浅はかな発想だ。
色気というのはその人の醸し出す人間的味の様なものなんだ。
だから、どんな生き方をしてきたかとかどんな考えで毎日過ごしているかとか本人から滲み出ている色の事だ。
風情、情緒、味わいだよ。
解るかな~、解んないだろうな~。
続きはまた明日だ。
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