個別の事案については答えを差し控える。
法と証拠に基づいて適切にやっている。
法務大臣はこの二つを覚えておけばいい。
分からなかったらこれを言う。
なんて、本音を言っちゃった柳田法務大臣が国会で追及されている。
正直といえば確かにそうなんだがこれが日本の政治の実態だ。
なめくさっているというよりも情けない。
だけど、これが俺達の代表で国の中枢にいる人間の口から出た言葉なんだ。
こうやって自分に責任が掛かってくるような事や把握しきっていない事案に関しては適当にはぐらかして自分の意見を述べないというのは昔から彼等の常套手段で一種の伝統芸みたいなものだ。
これを一般社会の中でやったらどうなるんだろう?
結局、部下か誰かがその尻拭いをさせられるって事だな。
こういうのって時代劇の中でもよく出て来るよね。
上の方の奴はのらりくらりで下っ端が責任とらされて切腹させられたりみたいなのがさ。
大昔からそうだったって事は政治家のっていうよりもこれが日本のお家芸ってわけなのかもしれないな。
要するに国民性でもあるって事だ。
そうなると柳田さんもごく普通の日本人ってわけだ。
残念だけどこれは否定出来ないな。
やっぱり日本人は臆病で卑怯な部分を基本的に多分に持っているって事だ。
そして、何となくうやむやにして波風立てないのが好きなんだよ。
物凄く良く捉えれば安定志向の平和主義者と言えなくは無い。
だけど、小粒もいいとこだよ。
俺はこういうのが大嫌いだ。
今日、BS放送で日本のロックの歴史みたいな番組があったんだが誰か観た人はいるかな?
その中で日本のロックに多大な影響を与えた先輩達が今のロックは本物のロックじゃないみたいな事を言っていたんだ。
要は怒りが無いって意味だと思う。
ロックの核は怒りでもあるんだからそれが無いとなるとロックじゃなくてロックみたいなものって事にもなるよな。
俺は自分の店で20年間、それ以前の日本にロックが生まれた当初からロックを聴いてきたが、やはり同じ意見だ。
結局、多数派に飲み込まれてしまったんだよ。
ロックなんて必要無いし迷惑だって本音では思ってる奴の方が断然多いって事なんだよ。
日本人には40年以上経った今でもロックは馴染んでないってわけだ。
ロックのライブハウスと謳っている所は多いがその実態はどうなのか?
それは皆が一番良く知っているだろう?
要るのか要らないのかはっきりするべきなんじゃないか?
これを読んで何にも感じないのなら仕方が無い。
だけど、ふざけんな!って思った人も何人かいる筈だ。
どうすんだ?
やんのか?やらないのか?
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