プロ野球日本シリーズは西武ライオンズが優勝した様だがあの球団は地味過ぎて好きでは無いので今日の話題として取り上げるのは止めにしよう。巨人だったら色々扱き下ろす事も出来たのだが西武じゃそんな気にもなれないな。という事で又又男道試練の十番勝負で盛り上げてみよう。それも皆が非常に興味を示す風俗シリーズだ。恋愛と風俗とは似て非なり。恋愛をする事は勿論人生において非常に大切な事では有るが綺麗事の部分が多分に含まれるものだ。だが男と女のどろどろした部分というか切羽詰まったリアルな部分、所詮雄と雌であると認めざるを得ない剥き出しの人間をしかと確認出来るのは間違い無く風俗の方だろう。体を張って生き様をさらしている人達に触れる事は恋愛とはまた一味違ったもっと本質的な所迄踏み込む事が出来たりする訳でこれも男道を極める為には重要な経験であると俺は確信している。現在風俗店の営業は夜中12時以降許されていないが風営法が現在のスタイルになる前というのは24時間営業する事が出来た。その当時に爆発的に流行った安価な風俗店を知っているだろうか。それはのぞき部屋だ。今でも歌舞伎町では僅かに残っている様だが今日はそののぞき部屋とはどんな物なのか語ってみるとしよう。のぞき部屋というのは一言で言ってしまえば痴漢願望を叶えてくれる場所だ。これが大流行したという事は大方の男共は痴漢願望を持っているという証でもある訳だ。俺はそんな事は無いと今思った人はもうこの日記を読まない方が良い。ここはロックな男道を追求する場でもあるからだ。綺麗事じゃないんだ。バンドマンに生きるか死ぬかの瀬戸際で音楽と飯とどっちを取るかを尋ねて音楽という奴はここに来る必要は無い。飯に決まってんだろというロックな連中に俺は毎日語りたいんだ。という事で男は本質的には全員痴漢だ。それははっきり認めよう。それを行動に移すか移さないかの違いだけだ。当然実行すれば犯罪になるのは当たり前だがこれを疑似体験出来るのがSMクラブ(根本的に違うが要素として含まれる)だったりイメクラだったりのぞき部屋だったりする訳だ。そんな中で最も安価で内容的にもソフトなのがのぞき部屋という事になる。それじゃあ店の中に入ってみよう。まず受付で入場料を払うとソファーなんかが置いてある待合室に通される。タイミングが悪いと結構待たされる事も有るので要注意だ。そして時間が来ると一人一人小さな部屋に通される。この時間ってのはショータイムの始まる時間の事だ。部屋に入ると椅子とハンガー位しか無いのだが前面が大きなマジックミラーになっているんだ。要するに円形のショースペースが有りそれを囲む様にして小部屋が並んでいて尚かつ中からはマジックミラーしか見えないという仕組みだ。中には女の子が一人いてストリップの様に服を一枚づつ焦らしながら脱いで行くという寸法だ。そしてそれを見ながら男共は自分で致すというものだがこれじゃあ満足出来無いという人が多いのでオプションも有ったりするのだ。マジックミラーの下に小さな小窓が有りここからチップを女の子に差し出す。するとその子の手が伸びて来てお手伝いをしてくれるのだ。もしくはランプを点灯させるスイッチを押すと部屋の外から別の女の子が現れてお手伝いをしてくれるという店も有る様だ。ふ〜む、冷静にこう書いてみると実に馬鹿馬鹿しいシステムではある。くだらな過ぎる。だが男というのは全員馬鹿でくだらないものだったりするのでこんな店に行列ができ、マスコミが取り上げる事も多々有ったりしたのだ。そして数回だが俺も言ってみた事がある。だが俺にはどうも向いてなかった様だ。帰り際に非常に気分が悪くなるんだ。っていうか惨めな気持ちになるんだ。もっと別の言い方をすれば馬鹿にされた様な気持ちになるんだ。まあさっき男は全員馬鹿だと言ったからその通りになっただけの話ではあるが。どうだ?話を聞いて少しは興味も有るがやっぱり止めとこうって気持ちも有るんじゃないか?ここではっきり言っておこう。迷わず行け。結果を恐れるな。風俗ってのは大方こんなもんだ。内容はピンからキリだが行ってみなきゃ解んないんだ。のぞき部屋が君にとって最高のオアシスになる場合だって有るんだぞ。風俗店に行く時ってのは慣れないうちは決まって迷うものなんだ。だがここで一歩踏み出す勇気を持つ事が男道を追求するには絶対必要なんだ。猪木だって言ってんだろ。迷わず行けよ行けば解るさって。俺は今では利用する事など無いが若い時に色々風俗体験をしておいて本当に良かったと思っている。否定する人も少なからずいると思うがそういう人達より俺の方がきっと人間的にも面白いと思うよ。人生には馬鹿な行為とか無駄な行為と一見思えてしまう事はいくらでも有る。だがその馬鹿で無駄の中にしか存在しない貴重な発見っていうのも沢山有るんだ。こういう事を身を以て知っているのと知らないのでは人間としての味というか厚みも違って来るものなんだ。解り易い風俗を取り上げてはいるが誰でも一旦躊躇してしまう様な所に自ら飛び込んでみる勇気を持つ事で少しづつでも人としての器を拡げる事が出来ると思うんだ。一つの例えとして英会話がそうだ。学校でいくら勉強しても英会話が上手いとは言い切れない。それはそこに人間同士のコミュニケーションが無いからだ。実際に外人に話しかけてみて意思の疎通が出来て初めて英会話だ。だが島国根性の日本人は外国人に対して僅かながらでも抵抗が有る。偏見ではなくあくまで抵抗だ。慣れていなければこの抵抗の前に俯いてしまう日本人は多い筈だ。これじゃあ100年経っても英会話が得意なんて言える訳無いんだ。この抵抗をほんの僅かな勇気で乗り越える事が出来て初めて英会話と触れる事が出来るんだ。さて、話をのぞき部屋に戻そう。君等ものぞき部屋に行って俺と同じ様に惨めなものを感じるかも知れない。だがこれも男道には欠かせないものだったりするんだ。苦汁を舐めて底辺から立ち上がる姿勢、これがポイントなんだ。七転び八起き、一歩下がって二歩進むだ。おっと、今勘違いしたんじゃないか?大切なのは起きて進む方じゃなくて転んで下がる時の方だぞ。そこで何を掴むか、これが男道を極める秘訣だ。しかしこれは未だ未だ序章にすぎない。本当の男道試練の十番勝負はこれからだ。
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