某宗教団体のボスは最近宇宙人に関する本を出しているみたいだ。
その著書によると既に地球上にはプレアデス星人、ウンモ星人、ゼータ星人、ベガ星人、金星人、ケンタウルス座α星人の魂が人間の体を借りて住み着いているらしい。
その魂が宿った人達とボスが対話をしてその星の事や地球はこうあるべきだみたいな話を本にしているんだがこれは売れているんだろうか?
俺は絶対に買わないけど。
ベガ星人の体は液状でどんな形にも姿を変えられるってこれじゃあ子供の時に毎週観ていたウルトラQと同じじゃないか。
ウルトラQっていうのはウルトラマンの前身に当たる番組でああいう怪獣ものの元祖みたいな存在の事だ。
皆も良く知ってるバルタン星人も初めて登場したのはウルトラQだった。
俺の記憶では確かベガ星人っていうのもウルトラQかウルトラマン、ウルトラセブンのどれかに出て来たような気がするなぁ。
いや、そういう話じゃないだろ、今日は。
この本に出て来る或る宇宙人の特徴はあのUFO研究家の矢追純一が数十年前にテレビ用取材した時のものと殆ど一緒だ。
俺はこういう話が嘘か誠かなんていう事にはあまり興味が無い。
だけど、もし本当だとしても表に出す手順というかそのやり方には異議がある。
この本の出版目的は何なのかを考えなくてはならない。
宇宙人の魂が宿った人にインタビューしましたじゃ単なる芸能系雑誌と同じだ。
興味本位で飛び付く読者を飯の種にしているだけじゃないか。
じゃあ、どういうのが正しいのかって話だよな。
只、否定するだけじゃ駄目な野党の政治家と同じだもんな。
俺はこういう話っていうのは受け入れられる人と頭っから否定する人に二分されると思っている。
何故かというとこういうのは魂のレベルの話だからだ。
言い換えれば宇宙の原理に行き着く内容だと思うんだ。
宇宙は何で構成されていてそれが何の力で存在しているのかって部分だ。
ここが何となくでも分かっている人は相当な割合の人数が居ると思う。
でも、そうでない人の方が今の段階で勝っているのは間違い無い。
だからそんな本を出したって適当におちょくられて終わりだ。
今回の出版側はそこら辺は見越していると思う。
となると出版意図は敢て口に出す必要もないだろう。
内容にしてもそういう意図なら面白可笑しくでも結構だと思うよ。
俺は全ては自然に任せるべきだと思う。
ライト兄弟が飛行機を飛ばす迄は誰も人間が空を飛べるなんて思わなかった筈だ。
そんな時代に空を飛ぶ機械の話をしても信じない人の方が多いのは当たり前だ。
だけど世界中の人達の意識が大きく変わる時期は確実に近付いていると思う。
そうなってから出版すべきというのが俺の考えだ。
勿論、出版意図が金や布教活動意外だったらの話だけど。
そういう時がやって来て始めてこういう本は受け入れられると思うが内容に関しては大きく修正されているかもしれないね。
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