7歳の我が子の下着姿の写真をインターネットオークションに出して8ヶ月で90万円稼いでいた両親が逮捕された。
フラッシュメモリー2個に収めたもので1組15000円だったそうだ。
そうなると60人が買った事になる。
こういう親は逮捕されて当然だがこんなのを買う奴はやっぱりいるんだな。
それも1人、2人じゃなくて60人だからな。
嗜好は人それぞれの自由だけれどこういうのは流石に如何な物かと思ってしまう。
子供の写真でオナニーするんだろうがどんなトラウマがあってそんな風になってしまったのか訊いてみたいものだ。
この夫婦は手っ取り早く生活費を稼ぐ為にやったと供述しているんだがやった事は最低ではあるが発想の着眼点にはなかなか興味を惹かれる部分もある。
だってこんなのが売れるんだったら俺の裸の写真でもオークションに出せば売れるかもなんて思っちゃうだろう?
パンツ一丁のを10枚セットで10000円ぐらいでどうだろう?
3人ぐらいは買うかもしれないぞ。
しかし、いつの時代にもどんな手を使っても金儲けを企む悪党は居るものだ。
今では信じられない事だが俺が子供の頃はこんな可笑しな話があったんだ。
当時は未だポルノに対して厳しい時代だ。
親父達大人が読んでいたエロい雑誌には必ず変な広告が載っていてそこには恥ずかしい部分とか絡み合う肉体とか全裸とか書いてあって要するにそういう写真を通販で売っているんだ。
それでこっそり申し込んだりすると象やカバの写真やら相撲の写真なんかが送られてくるんだよ。
確かに象やカバは全裸だしケツも出しているから恥ずかしい部分かもしれないし相撲は絡み合う肉体と言えば言えなくも無い。
一応謳い文句に嘘は無いと言えば無いので詐欺にはならず買う方が阿呆だという事になる。
こんなとんでもなく馬鹿馬鹿しいやり口が実際に横行していたのは事実なんだ。
それじゃあ現代はどうかというと家や事務所のパソコンには毎日100件位の変なメールが来る。
その殆どがセックスしてくれたら50万円あげますとか人妻ですけど付き合って下さいとか里佳子だけどあたしの事憶えてる?とか家出して寝る所無いから泊まらせてとか今直ぐ会えない?とかバイアグラ買えとかあなたの有効期限は切れているので今直ぐ手続きをとか訳のわからんメールばかりだ。
流石にもうガキじゃないからそんな手口には引っ掛からないが俺がカバの写真を買わされた当時の純真な心を持っていた頃なら間違いなく騙されていると思うよ。
エロ雑誌の広告がメールにはなったけどあれから何十年って経っているのに何にも変わっていないって事だよ。
なんとも情け無い話だよな。
まだカバの方が夢があったような気もしないでもないけど。
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