一週間程前に男女の出会いと別れについて話したが、今日は、男女を問わず人と人との不思議な相関図に関して語ってみようと思う。
学校でも職場でもなんでこんな奴と同じクラスに成っちまったんだとか、こんな奴がいるから職場が嫌に成っちまうんだ、死ねばいいのにとか、誰でも必ずそんな嫌な奴が自分の周りにいる筈だ。それが耐えきれずに学校や職場を変わってもそこでも必ずそう言う奴に出会ってしまう。これは、怨憎会苦と言って死ぬ迄、何処の誰でもに付き纏うこの世の苦しみの一つなのだ。逃れる事は、不可能なのだ。じゃあどうすれば良いのか。それは、そんな人と出会ったらチャンスだと思えば良いのだ。自分が成長するチャンスなのだ。その人の嫌な部分を見て自分は、こういう事は、しない様にしようとか、相手がそんな嫌な態度をとる原因は、自分のこの部分が悪いからだと気が付くとか、この程度の事で苛つくのは、自分の器が小さいからだと一皮剥ける意識を持とうとする等々、君自身を成長させてくれる為にこの人は、今、君の前に存在しているのだ。そして、相手を飲み込める程君が大きく成った時、又、新たな難関に成るべく立ち塞がる人物が必ず現れる。そうやって苦しんで乗り越えての繰り返しで人は、磨かれて行くのだ。
嫌な奴と付き合って行かなければ成らなく成ったら決してその状況から逃げるな!逃げても同じ障害は、必ずやって来る。しっかり受け止めて乗り越えろ!ふと気が付けば前より素敵な君がそこにいる筈だ。
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