もう2ヶ月近く麻雀を打っていない。俺としては、非常に珍しい事だ。長時間打たないと気が済まないたちなので最近まともな休みが殆ど無い状況下では、諦めるしか無いのだが。
雀荘に行くとどこもそこそこ賑わっている様に見えるが実際の麻雀人口は、そんなに大した数では無い様に思う。皆は、知らないかもしれないが今から30年程前に麻雀の大ブームと言うのが有り学生街などは、そこらへん雀荘だらけで私鉄沿線でも一駅で100店以上なんて言うのもざらだったりしたのだ。
そんな出だしで今日は、麻雀の話をしよう。麻雀と言うのは、一言で言ってしまえば効率を競うゲームなのだが、只、それだけでは無い。そこに運や駆け引きや度胸等が加味された非常に複雑な戦いなのだ。麻雀は、人生の縮図等と良く言うが、これは、全く持って当たっている。俺は、麻雀の強い奴は、生き抜く力も強い奴と言い切って良いと思っている。強い奴と言うのは、運も引き寄せる事が出来るのだ。例えば誰かが非常に上がれる可能性の高い多面待ちでテンパイしていたとしても残り当たり牌があと1枚しか無い奴にツモられてしまう事が有る。こういう奴は、運も味方しているから要注意なのだ。
俺と麻雀の付き合いは、小学校低学年の頃からなのでもう数十年に成るのだが本当に一筋縄ではいかない摩訶不思議なゲームである。只、高勝ち率を保つ術は、わきまえているつもりなのでそれを伝授しよう。それは、的確な判断力と平常心を保つ事だ。口で言うのは、簡単だがこれは、相当キャリアを積まないと出来ない。もう一つあげるとすれば強者のオーラを出す事だ。皆、強そうだな~勝てるかな~等と弱気な表情を見せる様な奴は、卓に座った瞬間にもう負けが決まった様なものだ。こいつは、カモだと思われたらケツの毛迄抜かれると覚悟しろ。
今迄、話した事を全て逆に言うと人生を強く生き抜くには、麻雀の腕を磨けと言う事になるのだが、これは、多分、間違っていないと思う。
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