アメリカのシカゴでは今後一家に一丁銃を持っても良い事になったらしい。
って、それじゃあ今迄は禁止だったのかって思った人も多いだろう?
日本ではアメリカ人って誰もが銃を持ってるみたいなイメージがあるもんな。
前にも話した事があるけど以前アメリカに行った時に向こうで仲良くなった奴にピストル持ってんだろって言ったらそんなもの見た事もないよって笑われた事を想い出す。
そこはカナダに近いワシントン州っていう田舎だったからかもしれないが地域によって銃の所持率はまちまちのようだ。
それでちょっと調べてみたらやはりイメージ通りのようで国民の10人中9人は銃を持っている事になっているじゃないか。
やっぱりこれも国民性なのかな?
アメリカの歴史は血の歴史だもんな。
だけど銃を持とうって思うのってやっぱり何かが怖いからだよね。
そう考えるとやっぱりその対象は異人種って事になるんだろうな。
いくらオバマさんが大統領になったからって言っても日本人には想像も出来ないような深い溝が今でもあるんだろうね。
こういう感覚が染み付いているからアメリカは核兵器を手放さないのかもしれない。
他の国には文句ばっかり言う癖に自分の国はちゃっかり沢山持ってるんだもんな。
ついこの間公表されたアメリカの核兵器の数って知ってるか?
5113発だぞ。
こんなにいっぱい核爆弾溜め込んでどういう積りなんだろう?
外国の事がそんなに怖いのかな?
他の国で核兵器を持ってる所って幾つかあるけど世界中全ての核兵器の95%はアメリカとロシアが所持してるんだぞ。
どう考えたっておかしな話だろう?
国の数って193だから一つの国に10発づつぶち込んでも十分お釣りが来るじゃないか。
地球が無くなっちゃう位の武器を持っていなきゃ安心出来ないって事なのかな?
世界は今、核廃絶の方向に少しは動いているけど取り敢えずアメリカとロシアが自国の核をゼロに近付ける事が筋だと思うんだけどな。
もう随分昔の話になるけど思春期によくあるように俺も少し悪さをしていた時期があったんだ。
その頃の俺も含めて仲間連中は常に武器を持っているんだ。
メリケンサックとかチェーンとかナイフとかさ。
ベルトもサッと抜き取って武器になるコードバンって奴だしカバンも潰して鉛なんかを埋め込んでいた奴もいたし。
何でそんな物を持っていたのかというとファッション的な奴も居たけどやっぱり怖かったからだと思うんだ。
突っ張っていたら当然いちゃもんを付けて来る奴が幾らでも居たからね。
もう、殆ど漫画の世界だが当時はこんなのが珍しくもなんともなかったんだ。
今想えば笑い話になるだけだけどその頃はそれはそれなりに必死だったんだよ。
何回か殺されるかもって思った事もあるからね。
相手が武器を持っているからこっちも持たなきゃいけない。
こっちがそう思っているって事は相手も同じ考えだ。
そうやってどんどんエスカレートしていって手が付けられない状況になっていくんだ。
結局は臆病な心から始まっているんだよ。
核兵器は論外として個人単位で言えば銃なんていうのは究極の武器じゃないか。
これを所持する事を認める国っていうのは何なんだ。
世界中で一番臆病で小心者なのはアメリカ人だって言っているようなもんだと思うんだが。
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