所謂オタクと言われる人達の中には勿論音楽オタクもいるわけだが俺はどうもこういう人達とは反りが合わないようだ。
俺としてはへぇ~そんな事まで知ってんだなんてその探究心に関心してしまう事もあるのに向こうからすると多分俺みたいなタイプは要注意な人物なんだと思う。
それは相手の目を見りゃ分かる事だ。
だってそういう奴って大抵目が泳いでるもんな。
何をびびってんのか知らないが自分等のテリトリーの中には入って来てもらっては困るって事なんだろう。
俺は自分の事を音楽オタクと思った事は勿論無いが音楽好きな事には変わりが無い。
だが、彼等からすると別物なんだろう。
何処が別物かというとおそらく音楽に対する姿勢のような気がする。
俺は気持ち良ければ何でもO.K、かっこよければ何でもO.K、面白ければ何でもO.Kといういたって分かりやすいというか単純なスタンスだ。
だが俺の受ける彼等の印象は明らかに違う。
知識というか頭で音楽を聴いているとしか思えない。
要するに音楽インテリっていう部分に誇りを持っているんだと思う。
だから動物的感覚で音楽を聴いていると察するであろう俺みたいなタイプには同調はおろか軽蔑すらしたくなるんじゃないかと思うんだ。
こんな事を考えているといつもの事ではあるがだから日本人は駄目なんだよってなってしまうんだ。
この場合の駄目はダサくてどん臭いって意味だぞ。
だってそうだろう?
音楽って音を楽しめりゃそれでいいんじゃないのか?
うきうきしたり感動したり奮い立たされたり感慨にふける事が出来たり色々感じられればそれでいいじゃないか。
そこに知識がどうたらこうたらなんて入り込む余地は無いんだよ。
ああ、こんな話してる事自体が馬鹿馬鹿しいよ。
そこら辺に有る物を叩いたら音がする。
叩く物によって音が違う。
これを組み合わせて叩いたら何だか楽しくなってくる。
何で楽しくなるのかなんて考えたって仕方の無い事だ。
だって本能に訴える衝動なんだから。
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