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病んでる人々3

この二日間病んだ心について話してきた訳だけど今日は俺が過去に心が病む直前迄行った時の話をしよう。
あれは確か小学校高学年位の事だったと思う。
俺はその頃人生に絶望していたというか人生そのものに不信感を抱いていた。
ガキのくせにと思うかもしれないがそれは物心付いた頃から自分の母親が周囲から激しい虐めに遭っていたのを目の当たりにしていた事に起因していたと思う。
大人は誰もが嘘つきに見えたし友達に対してもいつ裏切り行為に遭うかもなんて根拠もなく思っていた時期があったんだ。
そして直接の切欠になる大きな出来事があった訳でもなくおかしな心境になってしまった様に記憶している。
今から想えばその原因はわがままという事に行き着く様な気がする。
そして、その時俺のとった行動は誰とも口を利かない事だった。
まあ、こんな事は子供の成長過程には頻繁に起こる事かもしれないが要するに心のバランスが丸っきりコントロール出来なくなったって訳だ。
こんなのは些か本題から外れている様に思うかもしれないが実はヒントはこんな中に隠されている様にも思うんだ。
もしここで家族が心配して妙に優しくなったりしていたら俺は殻に閉じこもったまま出られなかったかもしれないとも思うんだ。
俺の家族のとった行動はそれまでと一切変わらないものだった。
勝手にやってろって感じだ。
少し時間は掛かった様にも思うが或る日自分の行動に阿呆らしさを感じたのか少しづつ殻から出てみると何の事も無かった様に元の自分に戻っていたものだ。
当然周りの環境には何の変化も無い。
変わったのは自分の意識の持ち方だけだ。
俺は16歳から大人の世界に入って仕事をし始めたんだが丁度その頃、また過去の不安定な自分が蘇ったんだ。
だが今度はそんな時期は一瞬だった。
なにしろちょっとでも覇気のない表情なんかしていたらそれだけでパンチやビンタが飛んで来る職場だったから生きていく為には無我夢中になるしかなかったんだ。
そして先輩から掛けられた一言が大きかった。
お前、でっかい声だしてハイって返事してみろ!
これが俺の全てを変えたんだと今でも思っている。
あれからこの歳になるまで俺の前向きに生きる姿勢に1度の迷いも無い。
勿論、殻に閉じ篭ろうなんて思った事も無い。
だとするとバランスが崩れかけた時は無我夢中で何かに打ち込む事が大いに効き目があって尚且つでかい声を張り上げなくちゃいけない様な場所へ自分を叩き込む事が特効薬になるって事だ。
今現在苦しんでいる人達にとってはかなりの荒療治になるかもしれないが効き目がある事は間違い無いと思う。
心の病も重症になるとバランスが崩れるどころの話じゃなく自分自身の体のコントロールが丸っきり利かなくなる事も知っている。
そんな時に医者に頼って薬で治すというのも間違っていないとも思う。
だけど人間には生きようっていう意識が誰の遺伝子の中にも含まれているんだ。
その本能の部分を引っ張り出すには時には荒療治もあっても良い様に思うんだ。
自分の内側に潜り込もうとしたらパンチやビンタを浴びてきた俺からすれば君等は贅沢な環境に居るって事も知っておかなきゃいけないと思う。
マイライフアズアドッグって映画を知ってるか?
心が病んだ時にはあの映画を観るといいよ。
生きてるって事がどんなに素晴らしくて尊いものだか教えてくれるよ。
内に閉じ篭っている事がどんなに勿体無い事かもきっと教えてくれる筈だ。
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