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スポーツでもあり文化でもあるもの

ここのところのスポーツニュースといえばワールドカップと相撲界の賭博事件に関するものばかりだ。
俺が見たいのはプロ野球と大リーグの結果なのに全然放送されないっていうのはちょっと酷過ぎだよ。
放送時間の関係もあるんだろうがニュースと銘打っている限りはもうちょっと平等な扱いをしてもらいたいもんだ。
さて、その話題の中心の1つになっている賭博事件の話はついこの間もしたばかりだが今度は名古屋場所を中止すべきかどうかとNHKが相撲中継を行うべきかどうかに注目は移りつつある。
大関琴光喜の休場だけは決まっている。
だけど大勢いる同じ容疑の力士達は休場とは決まっていない。
これはどう考えてもおかしな事だ。
いくら日本の国技だからといってもそんな道理を認めるような馬鹿は誰も居ないだろう。
となると少なくとも20人、最大で50~60人は休場って事になる。
朝青龍が辞めてから優勝するのは白鵬って殆ど決まっている事だけで興味は半減しているのにその上何十人も出ないんじゃ観る側どころか残った力士の方だってしらけちゃうよな。
世の中の常識がまるで分かっていない相撲協会がもしここで強引に名古屋場所を開催したらおそらく相撲人気はどん底に落ち込むような気がするよ。
そして、元の状態にもし戻るとしても10年とかその位は十分に掛かるんじゃないかな?
相撲中継にいたってはかなりの確率で放送中止だと思う。
60年近く1度も休まず放送してきたNHKだけど今回は流石に無理だと思うな。
なにしろ国民から金集めて放送している立場で7割以上の国民が中止にすべきって言ってるんだからそれは無視出来ない筈だ。
それでもやるってんなら今でも視聴料を払わない人が大勢いるのにその数が大幅に増えるのは目に見えているもんな。
若い人は特に相撲なんて別に興味ないしどうでもいいじゃんって思っている人が多いかもしれない。
だけど相撲っていうのはスポーツという意外に日本の文化でもあるわけだ。
土俵の形もそうだし塩をまく事も行司の服装から何から隅から隅まで全てにおいて古来からの意味を持つ日本の伝統芸でもあるわけだよ。
言ってみれば歌舞伎なんかと同列にあるものだ。
若い時っていうのは俺もそうだったけどどうしてもこういうものに対して古臭いとか面倒臭いとか思い勝ちだろう?
だけど、必ず気が付く時が来るんだ。
文化的な存在がどれだけ人々の心や生活に影響しているかって事を。
一言で言えば文化っていうのは潤いだよ。
日々の生活がある上での密着した潤いの場なんだ。
言い方を変えれば潤滑油みたいなもんだよ。
今回の事はマスコミからすれば美味しい飯の種でしかないのかもしれないけどあんまりそういう上っ面の意見だけに左右されるのはどうかと思うんだ。
誰もがもっと真剣に考えるべき大事な事の筈なんだ。
文化的なものに薄情な国ほど軽薄で無知で中身の無い薄っぺらな存在だという事は肝に銘じておいた方がいいと思うよ。
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