今日は,若くして亡くなった友人でもある1人のミュージシャンに向けて書かせてもらう.
本人を目の前にしてこんな事言ったかどうか定かじゃないが,君は,天才だったと思う.
君のギターは,人間を構成する最小単位の粒子一つ一つを揺さぶった.
だから君の演奏を聴く者は,心地よく昂り一切反抗する事は出来なかった.
音楽は,聴く側によって色々な解釈の仕方があるというのが一般的意見だと思う.
それは,個人の価値観だったり精神的バランスであったり諸々だと思う.
だが,君のギターは,違っていた.
原子に届く音だった.
原子に届くという事は,宇宙を構成する粒子にも影響が届くという意味だ.
何故なら宇宙は,粒子の集合体で成り立ち,人を構成する粒子も一つ一つが宇宙の一部分に他ならないからだ.
それをどんな音と例えるとしたら神々しい音という事になるのかもしれない.
神々しいという事は,一般の人間が辿り着けない領域迄行けるという意味にもなると思う.
そんな生まれもって備わった特異な才能の持ち主を天才という.
何故死んだ?
ちょっと早過ぎだぞ.
君が天才だったという事を知っている人達があまりにも少な過ぎる.
一旦宇宙に戻ったらなるべく早く戻ってこいや.
次のステージでまた会おう!
See you again !
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