国連総会で鳩山さんが温室効果ガスの25%削減を明言したのは知っているだろう?
温室効果ガスっていうのは二酸化炭素等の地球を温室の様にしてしまう作用のある6種類の物質の事を言うんだがこれが一般に地球温暖化の原因と言われている。
相当大胆な数字と言われてはいるがそれは俺達日本人が地球の現状をあまりにも知らなさ過ぎるというだけなのかもしれない。
本当はもう今迄の様な生活システムでは地球事態を維持出来ない所迄来ているって事なんだろうな。
但し、削減、削減と言ってみてもこれは相当な弊害を伴う事になる。
だって企業なんかはその為の予算を大幅に計上しなければならなくなるし俺達だって二酸化炭素を発生させる様な事は尽く避けなければならないという事になるしさ。
電気なんか太陽光発電がメインになるだろうから屋根にソーラーパネルを付ける事が義務になるかもしれないし車やバイクだって大きな面して乗れなくなるよな。
大袈裟な言い方ではなく生活スタイル事態を大幅に変えなければこんな数字を達成する事は無理な様な気がする。
そこで俺も少し頭を捻ってみたんだが凄く良い方法を考えついたんだ。
ちょっとぶっ飛んだ発想だがこれは必ず大きな効果をもたらすと思うのでまぁ聞いてくれ。
日本中至る所にスローな音楽を流すというのはどうだろう?
日本人は戦後の高度成長時代からずっと今に至る迄あまりにも生き急ぎ過ぎたと思わないか?
これは経済に関しては大きな成果を残している訳だがそれに比例して環境破壊も同じ速さで進めてしまった事になる。
その日本人の根底に染み付いてしまった生き急ぎの心に聴覚を通して自然に穏やかな心理状態を起こさせるんだ。
ヒーリングミュージックっていうのを皆も聞いた事があるだろう?
あんなのを聞いていたらせかせか仕事をしなくちゃなんて心理にはならないだろう?
こんな心に安らぎを与える音楽が日本中何処に居ても聞こえてきたらそれがどんな結果をもたらすか大体想像出来るよな。
勿論、対外的な経済効率は大幅に下がる事になるだろう。
だけど日本国内では国民全員がスロー感覚になる訳だからそんなに悲観する様な結果は出ないんじゃないかと思うんだ。
毎日何処かで悲惨な殺人事件が起こるなんていう時代にもおさらば出来るんじゃないかと思うし。
俺は音楽に携わる仕事をしているから直ぐにこんな発想が出て来たんだと思うんだけどもう日本人誰もが自分は環境に対して何が出来るのか真剣に考えなきゃまずい時代だって事は間違いないよな。
そんな事はとっくに分かってるよって言うんだろうけどじゃあそれを何か行動で示したのかと言えば黙っちゃう奴が殆どだろ?
何となく分かってはいたがもう皆が行動に移さなきゃやばいって事を鳩山さんのあの25%という数字が気付かせてくれた様な気がする。
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