俺の念力もあてにならんぜ。折角、台風の進路が変わって、さすが宇宙パワーと思っていたら強烈な豪雨に襲われてしまった。油断大敵集中豪雨だ。って事で昨日のUNITでのイベントは、予想していた程動員が伸びなかったがまあ赤を出さなかったから良しとしておこう。参加してくれた人達もお客さんも皆いい顔してたし。
さて、この不安定を露呈してしまった念力の他に俺にはもう一つ宇宙パワーが有るのだ。それは、超忘却パワーなのだ。要は、何でもすぐに忘れるパワーが並外れているのだ。なぬ、それは、ただのボケだって?うんにゃnot、これは、宇宙パワーの一つで全てのマイナスをプラスに転化する事が出来て常に新鮮な気持ちで物事に対処出来ると言う有り難い無敵のパワーなのだ。例えば自分にとってマイナスの出来事が有ったとしても普通の人の数倍の速さで忘れるから心のダメージも殆ど残らないし常に前を向いていられるというポジティブ思考の源みたいなものだ。
人間は、誰しも忘却という素晴らしい能力を持って生まれている。これが無ければ人は生きて行けない。心に受けたダメージがストレスと成り身体を滅ぼすからだ。だが、その大切な忘却能力を世間一般では、あまり好ましく無いものの様に捉えている。物忘れが激しいのは、やる気が無い証拠だとか言われた事が有るだろう?物心付いた頃から親にそう教わって来て学校でもそうだった筈だ。有る一定の年齢迄は、生きて行く上での術を覚えなければならないのでそんな教育を全面否定はしないが独り立ち出来る様になってからは、今度はそれを逆方向に軌道修正するべきというのが俺の意見だ。大切な事は、メモを残しておけば良い。あとは、どんどん切り捨てて行けば良いのだ。印象深かった事は、切り捨てたつもりでもいつ迄も記憶に残っていたりするものだが所詮過去の出来事だ。そんなものは、ああ、そう言えばあんな事が有ったな程度で良いのだ。大事な事は、知らず知らずの内に身に付いているものだ。極論を言えば過去なんか何の意味も無い、有るのは、今だけだ。今のお前だけだ。
バンドをやっている人には、特にこの忘却能力を鍛えてみる事をお勧めしたい。試しに物事を忘れるという行為を意識的にやってみてくれ。物事を記憶する能力というのは、左脳の仕事だ。だが忘却能力を磨くと左脳の働きが緩やかに成りその分右脳の働きが活発になるのだ。これは、経験値から言っているので誰でもが当てはまる事なのかどうかは、定かでは無いが少なくとも俺はそうだった。この術を身に付けてから創造性や直感が磨かれたのは、間違いなく事実だ。
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