少しづつだが世の中が冷静に動き出し始めている。
そして、誰もの心の中に以前とは違った何かが芽生え始めているような気がする。
前途多難ではあるがこれからの日々をしっかり噛み締めて生き抜こうという気構えを感じる。
勿論、俺もそうだ。
これまでも決していい加減に生きてきた積りはないが、しっかりしなければという気持ちが確実に増した事は確かだ。
そんな中でこれまでは、おぼろげだったものもよく見えるようになった部分は、不幸中の副産物かもしれない。
今回の出来事で視界が良好になったのは、人の腹の中だ。
保身を先ず第一に考える者。
それとは逆にリスクを負っても前に進もうとする者。
ただ怯えるだけの者。
力強さを増した者。
負のエネルギーを撒き散らすだけの者。
偽善ではない菩薩心を垣間見せる者。
人間は、やはり窮地に立つと本心を見せる生き物だという事を実感した。
どんな行動を選ぼうが誰しも自由だ。
例えそれが自分とは違っていても人それぞれの環境というものもある。
だから、そこに否定はない。
自分の行いに責任を持つ。
行いには、結果が必ず現れる。
それが行動に対する答えかもしれない。
これからの一歩は、今迄とは訳が違う。
簡単に先が予測出来たこれまでとは違うんだ。
一歩一歩を大切にしたいと思う。
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