バブル前の電力消費量なら計画停電は、必要ないという。
今現在、東京中の人達が節電を心がけるようになった。
電気は、必要だ。
それによって成り立っている仕事も数知れずある。
でも、無駄に垂れ流していた部分も多々有ったという事にみんな徐々に気付き始めている。
そこにもっと早く気が付いていれば原子力発電所は、元々必要なかったのかもしれない。
原発は、自然の力を利用したものではない。
そして、何よりも、もしもの事があれば国民に甚大な被害をもたらす事は、分かっていた筈だ。
そのリスクよりも巨大な電力を求める事に本当に意味があったのだろうか?
世界で唯一の原爆被災国でもある日本に本当にそれが必要だったのだろうか?
答えは、充分出たと思う。
それも最も悲惨な形で。
原子力は、現人類のキャパシティーを超えていたんだ。
現在日本には、54基の原発があるそうだ。
原発の電気供給量は、国全体の3割を補っているという。
ということは、7割は火力や水力という事になる。
電気というものに対する意識が変わりつつあるこの時に国民全体が節電というものを意識すれば3割くらい減らせるんじゃないか?
実際今もそれ位の数字は出せていると思うし。
そして、その間に火力や水力発電所を新たに急ピッチで進めていけば原発は、全て廃止出来るだろ?
原発設置には、1基につき1兆円近い金が掛かるそうだ。
この金に群がる大企業や魑魅魍魎の為に多くの人達がリスクを負う破目になっているのが実状だ。
リスクなんてもんじゃない。
生贄と言ってもいいだろう。
誰の為の発電所なのか?
どろどろした裏事情が、これから徐々に暴露されていく筈だ。
俺達は、そこまで馬鹿じゃないぜ。
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