ストレスというのは全ての病気の根源でもあると思う。
だがその予防法と言っても具体的にどうというのが見当たらない。
強いて言えば煩悩を無くす事だと思うが出家して坊さんになるならいいがそう易々と出来る事ではない。
ならば普通に生活しながらストレスを感じた時にそれをどうやって攻略するかを考えてみよう。
人間というのは煩悩の塊りだ。
別の言い方をすれば欲望や執着の塊りでもある。
だがこれが有るから毎日生きていけるという部分も否定出来ない。
最近の草食系男子じゃないが植物のような生きてるのか死んでるのか分からないような生き方を目指す人はそうそう居る訳ではない。
あれがやりたい、これが欲しい、何を食べたい、眠りたい、うんこしたい、セックスしたい、酒のみたい、煙草吸いたい、何処へ行きたい等ありとあらゆる欲求に対して生れるのが煩悩というものだ。
そしてこれが心を乱しストレスとなって身体にも影響する事となる。
仏教で言う悟りを開いた人というのは煩悩とは無縁の存在だと思うがそんな崇高な人の生活とはどんなものかと言うとおそらく自然と一体になった姿だと思うんだ。
これはチベットの山奥とかに行けば近づけるのかもしれないが日本みたいな国だと至難の業だと思う。
先ず第一に人間が多過ぎる。
そして情報も多過ぎる。
そんな雑念の入りやすい中で風の様に飄々と生きていくのはほぼ不可能に近いと思う。
ならば如何にそんなストレスと付き合いながら上手い事解消していくかが肝心と言えるだろう。
俺は一番の特効薬は時間だと思うんだ。
例えば仕事によるストレスでいっぱいいっぱいになっていたとする。
そうしたら空白の時間を作っちゃうんだ。
仕事とは丸っきり別の事に没頭するのがベストだろう。
よくストレス解消にはスポーツが良いと言われるがそれは大いに当たっていると思う。
だが別にスポーツじゃなくても良いと思うんだ。
映画だって読書だって散歩でもいいと思うよ。
お茶を飲むだけでも多少違うと思うし。
世間のサラリーマンだとそんな時は飲みに行くってなるんだろうがこれも或る意味正しいと思う。
だけど或る意味って言ったのは酒の場合逆効果になる時もあるから注意だ。
馬鹿騒ぎしてスカッと解消出来れば良いがそうとは限らないだろう?
逆にネガティブになってうな垂れたり怒りになって爆発する場合もあるからな。
じゃあ俺はと言うとやはり1番はセックスだろう。
セックスは心の開放でもあるからな。
開放が無きゃ出来ないし。
だがこのセックスにしても相手あっての事だからいつでも出来るというものではない。
そうするとこのセックスも煩悩を生みストレスを発生させる元になってしまう。
さっき言ったスポーツにしてもその場はスッとするかもしれないがそれだけじゃあ済まないだろう?
今度はこれが出来るようになりたいとかもっと上手になりたいとかあと5センチ記録を伸ばしたいとか色々出てくる筈だ。
そうなるとスポーツもストレス解消方には違いないが煩悩も生む事になる。
って考えていくとストレス攻略法というのは実は無いに等しいという結論に至ってしまうんだ。
瞑想というのも有るがこれで無に行き着ければ良いがそう簡単になし得れるとは思わないし。
じゃあどうすりゃいいんだって事だがストレスを真っ向から受け止めてこれを生きるエネルギーに転化してしまうのがベストだと思う。
発想転換だよ。
ポジティブ思考だよやっぱり。
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