ふが~、まいった、まいった。
今年の花粉症は半端じゃないな。
どう考えても歴代最強としか言えんな。
昨日はとても大切な若い友人の結婚式だったのだが花粉症のお陰でひやひやものだったぜ。
行く迄はたぶん神前式とか教会式だろうと思っていたのだがこれが人前式という奴だったんだ。
要するに列席者が証人になる訳だ。
このスタイルは最近は多いらしいが俺の世代ではなかなかやる奴がいないので初体験だ。
普段は何も信仰してないのにこういう時だけ神やキリストを引っ張り出す奴が多い中、このスタイルは本当の挙式って感じで妙に生々しいというか嘘偽りの無い分こちらにダイレクトに届いてくるので参加できて本当に良かったと思う。
それは確かに良かったのだが全て列席者に向かって行われるのでそこでくしゃみしたり鼻かんだり出来ないじゃないか。
これはかなり辛いものがある。
今年の花粉症は最強と言ったがそんな中でも昨日が俺的には最悪だったんだ。
目はゴロゴロする位だから我慢出来るが鼻はそういう訳にはいかない。
昨日の列席者の何人かと話しをしたが花粉症は俺の他に一人しか居なかった。
その人は医者の薬で症状が出ていなかったのでそうなるとこれだけ人数が居るのに俺だけじゃないか、苦しんでいるのは。
花粉症になった事が無い人に説明しておくがもう鼻の中に虫でもいるんじゃないかって位ムズムズしっぱなしなんだ。
その上、鼻水が壊れた蛇口の様に止まらないし。
おそらく口で言っても解って貰えないと思うけどそんな感じなんだ。
シーズン前の対策はいつも敢てしないのだがこの時期になると点鼻薬は毎年常備は一応している。
だが、今年はこれが全く持って効かないんだ。
この状況で二人にとって一生に一度の大切な瞬間に立ち会ってしまっている。
くしゃみとぶじゅ~って鼻かんだりはとても出来る空気じゃあない。
溢れ出る鼻水はハンカチでなんとか押さえておこう。
感動して泣いているって思ってくれれば不自然じゃないし。
俺は頑なにと言うほどでは無いかもしれないが基本的に病は敢て受け止める事にしている。
それは病っていうのはちゃんと意味があるからだ。
例えば風邪をひきそうな時ってよくあるだろう?
そんな時に直ぐ薬に頼ったりっていうのはあまり好きじゃないんだ。
風邪の原因っていうのは疲労、寝不足等自己管理がちゃんと出来ていなかったり乾燥した中や中途半端な寒さの中にずっと居たりするとなるんだ。
それを直ぐ薬に頼ったりするとまた何回でも同じ事を繰り返す事になる。
要するに体で学習出来ないんだ。
そして、風邪に対して弱い体質になってしまうというのが俺の考えだ。
だから俺の風邪対策は罹ったかなって思ったらコンタックじゃなくて通気性の良い場所でとにかく沢山眠る、そして起きた時にはほぼ治っているって作戦だ。
じゃあ花粉症はどうすんだというとこれも出来る限り薬に頼らないで治したいと思っている。
花粉症はアレルギーの一種だから今は諸に受け止めて体が自然に弾き返す事が出来る様になるまで我慢する積もりだ。
物凄く原始的な発想だが俺はこれがベストの様な気がするんだ。
俺が子供の頃には花粉症に罹る人は皆無だった。
花粉症なんて言葉も聞いた事が無かった。
自然を壊していった事、特に地面を土からアスファルトに変えていった事が大きな原因だと思う。
だから、花粉症は自然からのメッセージなのかもしれないじゃないか。
そうであるならそれをじたばたせずに受け止めなきゃいけないってのが俺流だったりするんだ。
俺は幼児の時に自家中毒症というのに罹っている。
それ以降ちょっと腹の調子が良くないとやたらに薬を飲まされてきた。
そしてその結果、俺は慢性大腸カタルになってしまった。
要するに年がら年中下痢ばかりするって奴だ。
この歳になってようやく治ったが治る迄に40年以上も費やしてしまった。
そんな経緯もあったりするので俺は薬って物の即効性は認めるが長期的に見たら不信感の方が大きい。
自然治癒能力を如何に伸ばすか、それが俺流だったりするんだ。
まあ、痩せ我慢と思ってくれても一向に構わないけどね。
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