年内総選挙が先送りになった。世界金融危機に陥った今、日本だけがそんなことをやってる状況じゃ無いって事なのだろう。反発意見も多い様だが俺は今回のこの処置に関しては大いに賛成だ。自分の国だけ良ければそれで良い的な過去の日本のスタイルでは流石にもう恥ずかしくてサミットにも参加出来ないだろう。だが先送りした期間内に金融対策と景気回復への有効打を放つ事が出来なければ自民党は政権政党の座を転げ落ちる結果に成るのではないだろうか。しかしまあこの数週間前の株価大暴落以来、誰も彼も景気の悪さを口にする様になった。今迄表沙汰にはしたくなかった人々が大暴落によって平気でそんな事を口に出来る様になってしまったのだろう。現状の酷さの上に経済指針的役割も果たす株価の下落により先行き迄見通しが悪くなり日本中が自棄に成りつつあるのだ。悪い意味での開き直りが見え出している。これは放っておくと経済だけでは無く社会現象として非常に悪い方向に行く可能性だって有るのだ。国全体に活気が無くなり犯罪も多くなるのではないだろうか。ここでもし麻生が有能な政治家であるとしたら先ず真っ先に手を打つ事は税金の無駄使いになっている部分をズバッと切り捨てて行く事を国民に告げる事だろう。それも例外等全く無しの綺麗さっぱりだ。細かい減税をチョロチョロ発表するくらいじゃ話にならない。何億、何兆円クラスの無駄をとことんそれも早急に処分することだ。それによってそこに関わっている人達からの強烈な反発は受けなければならないが自ら火中の栗を拾う勇気が無いのであれば政治家としては大した事は無いと断言出来るだろう。先ずは国が自らやって来た事を罰する行動に出るのだ。そして詫びを入れこれから一体になって頑張って苦境を乗り切って行きましょうという姿勢を見せるのだ。要はトップが本気を見せて国民を前向きにさせる事が重要だと思う。一人一人が気力を出せば一億二千七百万人分のパワーという事になる。これは相当なエネルギー量で原子爆弾の数十倍は有る筈だ。そんな例えはおかしいと今思ったんじゃないか?自分を凡人扱いしたいのであれば別にそう思っても構わないぞ。だがな、人間の気力というのは物凄いパワーを発する物なんだ。このパワーの正体は前向きに生きようとする力とでも言っておくがそれを一点に集中させて一気に発すれば窓ガラス位だったら簡単に割れるんだぞ。おっと話が別の方向へ行きそうなので修正しよう。例えば日本って国が一つの生命体だとしてそいつが今病気にかかっている訳だ。それも全身が病に冒されかかっているんだ。事態は深刻な訳だ。風邪薬だけじゃ直らない。胃薬だけじゃ直らない。こういう時に一番良く効くのは患者本人が早く元気になろうという前向きな気持ちなんだ。病は気からって言うだろう。この言葉はまやかしなんかじゃなくて科学的にも証明出来る真実なんだ。だから今の日本への一番の特効薬は国が一体になっての前向きな気持ちなんだ。国のトップが人々の気力を引き出す事が出来ればこんな苦境はいくらでも乗り切れる筈だという事を今日は言いたかったんだ。麻生が何も出来なければあっさりたたき落とす。そして小沢にやらせてみる。小沢も駄目なら直ぐにたたき落とす。そうやって国民が厳しい対応を見せれば政治家もしゃきっとせざるを得ない筈だ。
PR