最近この日記を書く様になってから食事の時間がかなり乱れて来ている。
普通は、朝食、昼食、夕食と言うのが一般的だが俺の場合は、仕事柄、昼食、夕食、夜食であった。それが最近は、夕食、夜食、朝食に成りつつ有るのだ。まあ時間的にずれてるだけだからどうでも良い事では有るが、問題は、朝食なのだ。
一日の最後に食う飯は、それなりにまともな物を食いたいと思うのが人情だ。しかし、朝食の時間にまともな物といっても三茶から家迄の間には、牛丼屋か立ち食いそば屋、あとは、マック位しか空いていないのだ。出来合い弁当は、他の時間に採っているので食いたくない。わざわざファミレス迄行くのもかったるい。家に着いてからじゃ遅すぎる。飲食業に15年間携わって来た食い物にうるさい俺としては、非常に困る事態に成ってしまった。朝食と言っても普通の時間帯で生活していればディナーな訳だから舌と腹と心の三つを満足させたいのだ。
そして仕方なく残された選択肢の中から選ぶと先ずマックは、論外だ。腹以外の二つをクリア出来ない。富士そばは、どうか。あれは、そばでは無い別の物と思って食えば仕方無く食えるが出来る限り行きたくはない店だ。ゆですぎのそばは、そばではない。牛丼の松やは、と言うと牛丼つゆだく以外は、とても料理とは言えない代物だらけだ。期間限定で出している麻婆丼やまぐろ丼に至っては、既に危険物質だ。あんな物を出して人体実験でもしているのかと思う位の怒りが込み上げて来る様な作品だ。店員もやる気ゼロだし。そして残ったのは、吉野家だ。ここは、ファストフード店特有の切なさは、感じてしまうがそれ以外は、納得出来る。メニュー数がもう少し多いと尚更良いのだが。
こんな事を書いていると俺は、相当わがままな奴と思われるかも知れないがそれは、少し違うかも知れない。べつにご飯に醤油をかけただけでも構わないのだ。そこに作った人の心が籠っていれば十分なのだ。それが最高の香辛料となって美味い料理は、出来るんだ。それは、たとえファストフードだとしても出来る事だと知っているから言っているんだ。料理とは、そう言うものだと思っている。
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