民主党の小沢代表が辞任した。
これは新聞の世論調査であまりにも支持率が下がってこのままじゃあ選挙を戦えないと判断したからだ。
しかし、遅すぎる。
どうせ辞めるんならもっと早くすべきだった。
ここで代表が変わったからといっていきなり支持率が盛り返せるとは思えない。
機を逸した感は否めないのではないかと思えてしまう。
俺は世の中全て金的風潮を長い月日を掛けて創り上げてしまった自民党を引き摺り下ろさなければ日本はまともな国にはならないと思っているので野党筆頭の民主党を取り敢えず応援してきたがこうぐだぐだじゃあ話にならない。
後継には岡田さんか鳩山さんがなる様な気がするがどっちがなっても厳しいだろう。
強いて言えば実直を絵に描いた様な岡田さんの方がましとは思うが国民への浸透度があまりにも低い。
鳩山さんは浸透度は有るが弱々しすぎる。
これじゃあ勝負は見えている。
但し、一つだけ策が無い訳ではない。
代表候補には名前も上がっていないが人柄の良さと自分の立場より国民の声を重視しようという姿勢で数ヶ月前も話題になった小宮山洋子さんを代表にしてみたらどうか。
これなら勝てる様な気がする。
ただ、小沢代表に真っ先に辞めるべきと言ったのはこの人だったがそれを指示する議員は誰も居なかったという部分を見ても党内で孤立している様な気もしないでもない。
長い物に巻かれるのがまるで正義だと言わんばかりの腰抜けの集まりには無理な話か。
数の多い方が強いのが日本の政治だが真っ当な議員が大勢居るのならそれも良いかもしれない。
だが国より我が政党、国民より自分の保身が罷り通っている様な連中にそんなシステムをいつまでも利用させておくのはどうかと思うよ。
俺は昔、矛盾だらけの日本という国に嫌気がさして海外移住を考えていた時期があった。
だが、その後自分で会社を作りそんな事を考える暇も無くなり頭の中から消えていた。
そして、それなりの歳になり改めて我が母国を見つめてみると当時と何も変わっていない。
納得出来ない、頭に来る、詰まらない、矛盾だらけ、情けない、それが我が母国だ。
時代を遡ればこんな状況の時には激しいデモが繰り返されたものだ。
しかし、今はそんな事は有り得ない。
何故なら経済的発展を遂げられたのは自民党のお陰という錯覚があるからだ。
納得出来ない事だらけでも自民党に国を良くして貰ったなんて真面目すぎる国民性が拳を握らせないんだろうと思う。
日本人の反骨精神って何処に行っちまったんだろう。
何かまるで日本人にロックは必要ないって言われているみたいな気がしてとても残念だ。
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