夏は恋の季節という事で俺なりの恋愛論を語ってきた訳だが今日は恋の不思議なタイミングについて話してみたい。
恋には不思議なタイミングが付き物だ。
何だよそれって思った君は未だ未だ恋愛初心者って事だ。
恋に長けた人はうんうんって頷いてるよな。
男と女が付き合う時っていうのは何の障害も無くスムーズに事が運ぶとは限らない。
寧ろその逆の方が明らかに多いだろう。
昨日も言ったけど10人に告白して上手くいく可能性は2割以下だと思う。
何故そんなに低いのかというと好み、価値観の違いも有るが意外に多いのは悪いタイミングに当たってしまうという事だ。
例えば片方に恋人が居たりもっと極端だと既に結婚していたりなんて時もある。
こういう場合は潔く撤退が鉄則だ。
強引に押し進めば犠牲者が必ず出るからだ。
だが恋のエネルギーは逆境になればなる程力を増す傾向がある。
誰かが傷付くと分かっていても前に進もうとするからややこしい事になる。
だが、最も多いバットタイミングはこんなやつだ。
気になる子が複数居たとする。
イメージしやすい様に取り敢えず二人にしておこう。
自分としては一応ランク付けは有るもののどちらにも魅力を感じていてどっちでもいいやみたいな投げやりではないけれどそれに近い心境の時というのはよくある事だ。
そして二人から向こうも満更じゃ無さそうなんて空気も感じていたりして結局タイミングがたまたま合った一人と付き合う事になる。
だが付き合ってみるとやっぱりもう一人の子の方が自分に合っていたんじゃないかなんて後悔する事になるがその時には彼女の心は既に離れている。
又は誰かと付き合っているんだがたまたま理想の人に出会ってしまい今の彼女の気持ちも大事にしたいので心の中で三角関係みたいになってしまっている。
これを優柔不断という一言で片付けてしまうのは簡単だが恋愛というのはこんなものでもある。
まるでリトマス試験紙の様に自分の気持ちを試されてんじゃないかみたいな出来事がいくらでも訪れるものだ。
タイミングが良ければその理想の人と付き合えたかもしれないのに。
恋は迷宮みたいなものとはよく言ったもので迷い込んでしまうと出口がなかなか見つけられなくなってしまうものだ。
そんな入り組んだクロスワードみたいな世界で遊んじまえという割り切った生き方も悪くは無い。
グットタイミングとバットタイミングなら断然恋愛ではバットが多い。
だからってビビッてたら事は何も始まらない。
人生という料理に必要な大切な味付けをしなければ正に味気ない料理が出来上がってしまう。
そんな物を食いたいなんて奴は居ない。
恋愛は真正面からというのが一番だ。
たまたまタイミングが良ければ上手くいく場合もある。
宝くじだって可能性がゼロに限りなく近いのにトライする人が大勢いるんだ。
それよりよっぽどましじゃないか。
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