やっぱり民主党っていうのは今迄の超保守的な自民党とは根本的に違うようだ。
確かに何かを守るという姿勢は間違っているという事じゃあない。
だが、今の時代に即さないのは間違いないような気がする。
国自体がイケイケ状態の時はそういう保守的姿勢も大事なのかもしれないが現在の様に低迷している時は単なる足枷でしかない様に思う。
今は何でも前向きにトライする事が大切なんじゃないかと思うんだ。
その民主党の岡田外務大臣がとても面白い事を発案したんだ。
それは日本と韓国と中国の3カ国で共通の教科書を作ろうというものだ。
俺は大賛成だ。
この3国間にはどうしても過去の蟠りが有る。
遠い昔の事とはいえそれによって多くの人達が被害にあったんだからやられた側からすれば神経質になるのは当たり前の事だと思う。
本当の平和というものを目指すんだったらこういう縺れ合った所から先ず手を付けていくというのは非常に正しいと思うんだ。
こういう事の積み重ねが人類の目指す所の世界平和に繋がっていくんだと思う。
しかし、この問題に対して国民の意識調査を行ったところ76%の人が反対だという。
まあ、ある程度予想通りではあったが残念だ。
やっぱり大方の日本人は井の中の蛙というか全く世界が見えていない。
島国根性丸出しの自己主義でガチガチの頭しか持っていない連中が大多数だって事がまたもや露呈してしまった様なもんだと思う。
過去の日本の行った侵略や戦争を曖昧にしてしまう様な表現があったから韓国や中国は日本の教科書に毎回文句をつけてきた訳だ。
別に韓国、中国の意向をそのまま飲むべきとは誰も言っていない。
そうじゃなくて先ずは意見に耳を傾ける姿勢が大事だと思うんだ。
3国でしっかり語り合って吟味して真実を子供達に語り継いで行く事が大切な筈だ。
そしてそんな流れがゆくゆくは世界共通の教科書を生み出す事にでもなったら素晴らしい事だと思うんだけどな。
俺は人類の理想のあり方っていうのは全てにおいて隔たりが無くなる事だと思うんだ。
そこには全世界共通の言葉があって国境なんて何処にも無い地球全体が一つの国みたいな姿だ。
日本は地球全体で見ればとても小さな国だ。
そんな小さな国におしくら饅頭の様に沢山の人が住んでいる。
そしていつの間にかこの日本イコール世界みたいに錯角してしまう事もありがちだ。
そうするとさっきの76%の答えみたいなのが平然と帰って来る羽目になるんだと思う。
対処するのは目の前の事だが視野は常に世界全体に向いているっていうのが正しい生き方だと俺は思うよ。
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