最近の小学校の通信簿というのがどんなふうなのか知らないが俺の頃には学科毎の1~5の評価と長所、短所を記入される項目が有った。俺の場合、この短所の部分の内容が6年間を通して同じだったので今だに頭の中にこびり付いているのだがこの歳になっても一向に反省のかけらも無いという所から今日の話を始めよう。
その内容とは、協調性が無い。もしくは足りないだ。だがこれは、本当に短所なのだろうか。要は、わがままで自分勝手な利己主義という事だが良く取れば、独創性が有り流れに逆らっても自分を貫こうとする性分だと受け取れる。
そんな性格だからライブハウスをやっているのかも知れないが、その俺が完全にマイノリティーとして扱われ、時には排他的な空気さえ感じてしまう日本って国がどうしても好きになれない。自分の国を愛してないという事では無い。好きでは無いという事だ。解りやすく言えば大多数の所謂日本人らしい日本人が嫌いだという事だ。この気持ちは、今も昔も一貫している。
多数派は、相手と意見が合わなかった時に争いを避ける為に中間を採って事を丸く収めようとするが少数派は、自分を押し通すか自分の非を認めて相手の意見を取り入れるかのどちらかだ。これは、例え出た結論が同じだったとしてもかなりの隔たりが有る。
このエッセイみたいな日記をいつも読んでくれている人達は、多分少数派か少数派に興味を持つ人か少数派に転じようと思っている人だろう。俺は、無意識の内にそんな若い同士達に何か少しでもエネルギーを与えたいと思ってこの日記を始めたのかも知れない。
いつの時代もマイノリティーが新しいものを生み出し世の中を変えて来たのだ。臆する事は無い。誇りを持とう。
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