途轍もない不況はとうとうこんな所迄波及してきた様だ。
なんと３０～４０代の男連中にEDが大量発生していると言うんだ。
EDって何んだっけとか言ってんなよ。
EDって言えば勃起障害の事だろ。
簡単に言えばインポだ。
いつリストラされるか分からない不安感や不況で成績が上がらないサラリーマン達の苦しい一面が鬱病やインポなんかに形として現れ始めているらしいんだ。
これを読んでいる人は２０代の人が多いかもしれないが気を付けないと２０代だってなるかもしれないぞ。
インポってのはインポテンツの略だが何でポで切るのかな？
チンポの事だからかなってそんな事はどうでもいいわい！
このチンポいやインポって病気は実は真面目で神経細やかな人がなりやすいって事は知ってたか？
実は真面目でデリケートな神経の持ち主のこの俺も過去になりかかった事があるんだ。
俺の場合はちょっとした事が原因だった。
その前に一言前置きしとかなきゃなんないがここから先は女性立ち入り禁止だ。
いつもあの日記読んでますよなんて声を掛けてくれる女性読者も結構いたりするのだが今日は申し訳無いけど読まないでね。
ごめんね。
じゃあ、さようなら。
さて、これで野郎どもだけになったな。
それは或る日の事、俺は男なら誰でも振り向く様な綺麗な上にグラマーな一人の女の子とセックスをする事になった。
もう、気分はルンルンだ。
場所は俺の部屋だったと思う。
ゆっくりじっくり事に至れば良かったのだがもういきり立っていたもんだからシャワーも浴びずに始めちゃったんだ。
これが不幸の始まりだった。
それなりに愛撫もして下半身に向かった時、俺は尋常でない空気を感じたんだ。
正に空気中に何かが漂っている。
物凄く空気が淀んでいる。
その震源地はなんと彼女のあそこだ。
彼女のあそこから物凄い悪臭が出ているんだ。
うおっ、目はかすむし頭はくらくらするし鼻が曲がるぜってな具合だ。
もしかしてうんこしてちゃんと拭いてないのかと思ってこっそり確認しちゃったぜ。
女性ってのは老廃物みたいのがあそこに溜まってそれが体調によって悪臭を発する時もあるなんてそれまで知らなかったんだ。
こういう臭いが大好きな男もいるらしいが俺はまるっきり駄目だ。
と言うかこの時初めて自分自身が臭いに敏感な事を知ったんだ。
勿論、彼女とは出来なかった。
俺も彼女も何とも言えない嫌な臭い、じゃなかった思いだけ残してもう二度と会う事は無かった。
と、それで終わればまだ良かったのだがこれがあとを引いちまったんだ。
新しい彼女が出来てセックスしようと思っても挿入しようとするとあの臭いを思い出しちまうんだ。
こんな条件反射をぬぐい切る迄におよそ１年はかかったと思う。
その彼女には随分悲しい思いをさせたが出来ないものは出来ないんだ。
やりたくても出来無いって気持ちの持って行き所が無いから物凄いストレスだし落ち込みも激しいんだ。
その上、インポってのは自分自身が傷付くだけじゃなくて相手も傷付けちゃうから始末が悪い。
どうだ？貴重な話だったろう？
今だから言える事なんだぞ。
今でもインポだったら絶対言わないと思うよ。
不況のせいでインポになるのと原因は随分違うが結果は同じなので少しは参考になったかな？
多分なってないだろうが今日も君等にあり難い格言を授けよう。
一発やる時はお互いシャワーは忘れずに！
う～む、今日もいい話だったな。
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