くそぅ、もう7月も半ばじゃないか。
どうなってんだよ、この時の過ぎる速さは。
1時間が1分に感じるぜ。
だとすると1日は24分しかないじゃないか。
それじゃあ飯食ってる間に1日が終わっちゃうな。
そうすると最近、うちの店から20分位の所に出来たラーメン屋は頼んでから出て来る迄に40分掛かったから1日以上待たされた事になるな。
食い終わってちょっと一服してたら2泊3日じゃないかって、くだらない事をいつまでも言わすんじゃねぇ。
それはちょっと大袈裟だが毎日が猛烈な速さで過ぎていくのを感じるのは確かだ。
この日記を始めた当初に時間に対する体感速度は年齢と共に速くなるって話をした筈だがあれから2年経って益々その説の信憑性の高さを感じるよ。
最近はゆとり教育の影響だかなんだか知らないが小学生の夏休みが短くなってるんだろう?
東北だと1ヶ月間も無いなんて所もあるらしいし。
俺が子供の頃は確か7月20日位から8月末迄だったような気がする。
約40日間だけどあの頃の40日は本当に長く感じたなぁ。
あの頃の時間に対する体感速度でいけば5年は下らないだろうな。
夏休みが5年って凄いよな。
なにしろ小学校の6年間なんて下手すりゃ50年位に感じたもんな。
入学が大体6歳か7歳位だろ?
だったら卒業の時に56歳のおっさんじゃないかって、もう止めんかい!
だけど、この感覚の差は何処から生れるんだろうと考えてみるとやっぱり物事を吸収する器の残量の違いなのかもしれないね。
飯だって食べてから腹の中でこねくり回して吸収するまでに結構な時間が掛かるだろ?
脳味噌もそれと同じなんじゃないか?
初めての体験をしてああでもないこうでもないって考えて納得して身に付くまでに時間も掛かるだろ?
それが歳食って色んな経験や知識も身に付いていればこれから憶える事も確実に少なくなっているよね?
もう吸収する為にある器の残量も少なくなっているってわけだ。
勿論、人間は死ぬまでずっと吸収すべき事は尽きないとは思うけど子供の頃より少なくなっているのは確かだろ?
それが原因で子供よりスムーズに時間が過ぎていくって感じても不思議じゃないと思うよ。
う~む、分かったようで良く分からん理屈だが何となく正しいような気がする。
そうすると、もしかすると大人の時間に対する体感速度の方が正しくて子供の方が遅すぎるっていうのが正解かもしれないなぁ。
って事は本当は人生って凄く短いっていうのが正しいのかもしれないぞ。
何言ってるのか分かんないって?
当たり前だ、俺だって分かんねぇよ。
でも、大切なのは今この瞬間だって事は分かれよな。
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