この日記を始めてあと少しで1年になる。
最初の内は慣れない事もあって一旦書き上げたものを全部消して書き直したりなんて事も珍しくなく、酷い時はそんな長い文章でもないのに8時間も掛かってしまった事もあった。
それでも内容はともかく真剣に書いてきた事は間違いない。
皆ちゃんと読んでくれるかなぁなんて心配も有ったが書き始め当初から早速反応が有ったのは嬉しかった。
あの話しは面白かったとか意見に賛同してくれたりとか勿論そういう声を聞けば気分が悪い筈は無い。
でもそういう事よりも賛否両論どちらでも読んでくれて何かを感じてくれた事が嬉しいんだ。
何の反応も無ければ只のオナニーみたいだからな。
やはり人の心に届くというのは有り難い事だと改めて痛感したよ。
俺はこの日記を通して皆にエネルギーを送っている積もりだが逆にエネルギーを貰っている事にもなる筈だ。
その証拠に何か書かなくちゃじゃなくて書きたいと思うからね。
これを始める前に色々な人のブログを読んでみたのだが面白いと思ったものは非常に少なかった。
大抵は今日は何処へ行きました。
あそこで食べた何々が美味しかったので写真も載せちゃいましたとかもうどうでもいいような読むに耐えない、だからどうしたと突っ込みたくなる様な代物が大半だ。
中には感心させられる程、内容の濃いものも有ったがそんなのは稀だ。
9割はオナニーを無理やり見せられた様な後味の悪いものしかなかった。
それがあったから適当に空間を埋めるだけみたいな物は書きたくなかったんだ。
俺は君等より2回り、いや下手をすると3回り位歳が離れているかもしれない。
じゃあ、若い君等に向けて俺が何を書くべきなのか。
歳は取れば取る程人生経験も積む事になる訳だがそれと同時にその中で生きる術というものも身に着けていく事になるんだ。
それは実体験から掴む事が大半だがそれ以外に人生の先輩から教えられる事も少なからず有るものだ。
勿論、俺も例外じゃない。
じゃあ、自分がそれなりの年齢になったら今度はその術を伝授する側に回らなくちゃあ自然の法則に背く事になるってもんだ。
だから先輩達が俺に教えてくれた様に俺も君等に伝えたい事が沢山有るんだ。
伝えたい事を出し切る迄にあと何年掛かるか分からないが当分続くのは間違いないよ。
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