一昨日予告した様に株式市場が2発目の重爆パンチを喰らった。俺の予想では連休明けに少し戻して様子見になる様な気がするがもしここで大幅に下げる様なら来週中に底が見えて来るだろう。そしてそうなったら再来週が大儲けのチャンスになるというのが俺的イメージなのだがこれは金が有ったらの話である。もし俺が3億円位持っていたら再来週に1億はぶち込むだろう。そして3年後にはその1億が2億に膨らんで大儲けだ。だがそんな金が有る訳が無い。ぶち込めるのはポコチン位のもんだ。現実はそんなもんだ。こんな事を言っていると金の亡者と思われかねないので一応言っておくがこれはあくまでゲームとして言ってるだけだから勘違いすんな。パチンコと同じ感覚だ。という事で今日は金について語る事にする。俺は元々金っていうのは過程が有っての結果でしか無いと思っている。勿論、無いより有った方が良いに決まってるが大切なのは過程の方だと言い切れる。人として大切な事はこの過程の方に詰まっているからだ。うちのバイトの中に就職活動を今している者がいるがこれを読んでいる人達の中にも結構いると思うので一つだけアドバイスをしておく。
仕事は給料で決めるんじゃなく自分が毎日喜びを感じれるものを選べ。金は人生の目的では無くあくまで手段なんだ。昔、或る知り合いが大金を掴む事のみを目標にして宅急便の仕事を殆ど寝ずに休みも取らずにとにかくがむしゃらにやっていた。
当時は労働時間の規制も無いに等しい状況だったので20時間労働なんかこなしていた日も有った筈だ。そしてそいつがどうなったかというと勿論そこそこまとまった金は出来たのだが大きな代償も負ってしまった。まず表情が暗くなり屈折した人間に変貌してしまったのでそいつの周りに誰も寄り付かなくなってしまった。そしてノイローゼになって訳の分からない事を口走る様になり、猛スピードで自ら壁に激突して瀕死の重傷を負うはめになった。推測ではあるが彼は自分のやって来た事の無意味さに気付き自ら過去の自分を消して生まれ変わる為に突っ込んだのではないだろうか。金というのは恐ろしいもので人間を変えてしまう力が有る。彼は経済的に豊かにはなったがそれに反比例して心はどんどん貧しくなっていったのだ。
自分のやりたい事をやってそれで後から金が付いてくればベストだ。こんな事を言うと、そんなの只の理想論じゃんって言うんだろ?そういう意見に対しては理想論で終わらすか実現させるかは本人次第でどうとでもなるんだときっぱり断言しておく。理想論って言ってる時点で実現の可能性は消える。自分を信じて理想を現実にしている人はいくらでもいるんだ。それから金っていうのは只の紙切れだ。火を点ければ燃えるんだ。俺は子供の時に実際に1万円札を燃やした事が有る。大人が皆して金、金って言ってるもんがどんなに大層なもんか試したんだ。そしたら火を点けりゃあ良く燃える只の紙切れだった。こんな物の為に人生が左右されて良い訳がない。物事の本質はこんな紙切れの中には欠片も無いんだ。
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