ロックは愛の下に自由と開放を訴えるものだと思うがそれが分かっているようで実は勘違いしている人の方が多い事が残念だ。
この日記でも何回も取り上げて来た話だがやはり若い人には伝わりきっていないと思うんだ。
自分のやりたい事を行動で表すというのは素晴らしいんだがそれでやりっぱなしっていうのは話が違うんだ。
ケツは自分で拭くんだよ。
例えばイベントをやったとする。
内容的には凄く良かったんだが予定時間を大幅に過ぎてしまった。
お客さんも沢山入ったし店も儲かったんだから文句無いだろってそうじゃないだろ?
そのイベントの裏で自分の時間を犠牲にして何人も頑張った連中が居るんだから一言労いの言葉を掛けて帰るべきなんじゃないか?
面白いイベントだったら誰も文句は言わないよ。
だからって放ったらかしはかっこ悪いぞ。
有りがちな事としてこんなのもあるぞ。
世の中は腐ってるみたいな事を歌う奴ってロックやパンクと言われている連中には多いだろ?
だけど、自分がその世の中に背を向けたままじゃあ只の負け犬の遠吠えだよ。
世の中にしっかり向き合ってこそ本物の歌と言えるんだよ。
向き合うって事は自分の行動に責任も負わなけりゃならないんだ。
そして、責任を負うって事はケジメも付けていかなければ嘘になるんだよ。
それが出来ないんなら我がままな奴として吐き捨てられるだけだ。
その境界線に立たされた時に誰もが躊躇するんだ。
放ったらかしても別にいいんじゃねえのってね。
確かに一見その方が自由でロックなのかもって感じるかもしれない。
だが、それは錯覚だ。
甘ったれのガキのする事だよ。
楽な事だけしてんのと自由は似て非なりなんだ。
自由でいたい、ロックでいたいって思うんなら全ての責任はお前がとれ!
俺は社会の歯車になって生きる事を否定なんかしない。
そんな中でも幾らでも幸せを感じて生きる事は出来る筈だ。
だけど、そんな仕組みに反発を感じて自分の生き方を貫きたいっていうんなら先ずやるべき事は自分のケツは自分で拭く事だ。
中途半端は目障りなだけだ。
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