9月も初旬から中旬に差し掛かろうとしている。もう今年も一年の3分の2以上が終わってしまった訳だが年齢を重ねると共にどうも不思議に思えて仕方が無い事が有る。それは、時間の進み具合なのだ。ブッキングの仕事を長くやっているせいも有るかも知れない。常に数ヶ月先の事が頭の中に有るからそれも少しは、影響しているとは思う。だがそれにしても少し変だ。子供の時は、1年間というのが途方もなく長く感じていたのに今は、当時の10倍位の速さに感じてしまうのだ。今年の正月なんか今から1ヶ月前位の事にしか感じないのだ。これは、俺だけが思っている事なのだろうか。俺の頭がおかしく成って来たのか。そうすると君等は、毎日頭のおかしい奴の日記を読んでいる事になるが。
そこで自分なりにこの原因を分析してみる事にしたのだ。そして出た答えは、こうだ。
不安と余裕の関係は、体感時間の速度に対して反比例する。
説明すると不安と言うのは、未知な物に対しての恐怖と言う意味で歳が若ければ若い程、世の中に対して未知な物が多いのは、当然だ。そこから生まれる不安を数値10としてみよう。
そして、年齢を重ねるに連れて色々な体験をし、その不安は、減少して余裕へと変化する。勿論、不安数値は、ゼロへと減少して行く訳だ。それに対して体感速度を数値にすると出生時に0からスタートしたとして年齢と共に10を目指して増加して行くと言うのが俺の説だ。
ここまで話すともう気が付いた人もいると思うが嫌な事は、とても長く感じるし楽しい事は、逆にとても短く感じるだろう?それと同じ事だと思うんだ。
今日は、なんでこんな話をしたかというと、君等若い世代の1年は、俺なんかの5年10年に匹敵する。だからビビったりせず自分から進んで恥を掻くつもりで何でも体験するべきだと言いたかった。
それから今これを読んでいる中で引き蘢りの奴もいるだろう。そんな君に一つ教えておきたい事が有る。君と君の同世代の奴とは、現時点で殆ど同じ位置だ。多少ズレが有ったとしてもそんなのは、どんぐりの背比べみたいなもんだ。ここからがスタートなんだから取り敢えず何にも考えずに一歩前へ出ろ。スタート地点に過去は、無い事を知れ。有るのは、君の可能性のみだ。
PR