以外と思うかもしれないがヘブンスドアにもアイドルが出演している。
それも偶々というわけではなく略純レギュラー的存在としてだ。
ロックなイメージが前面に出ているハコではあるが他を排除するような狭い了見は持っていないという事だ。
お遊びでやっているのなら論外だが高い意識がそこに存在すれば拒否する理由は何も無い。
出たいというのならそのアイドル精神という物がどんな物なのか見せ付けて欲しいものだ。
俺はアイドルと言われる存在には全く興味がない。
だが、ロック精神というのは自由と開放の精神がその根底に無ければならないと思っている。
となるとロック以外のものも受け入れる度量が無ければロックとは言えないと言い換える事が出来る筈だ。
昨日の話じゃないがロックには他を認めないというか差別化して見下すような傾向が強いように思う。
俺はここに大きな疑問を感じるんだ。
ロックとはけつの穴の小さい奴等の音楽という意味じゃない。
常に堂々と主張を持って世の中に立ち向かい問い掛ける姿がロックの本質の筈だ。
そんな器のでかいロックがスタイルが違うというだけで一生懸命やっている者を差別してどうする。
差別こそロックの敵だろ?
そして、開かれた空間こそがロックのライブハウスというものじゃないか?
上辺だけというのなら蹴落とされる。
だがそこに高い意識が存在するのならそれがアイドルだろうと何だろうと受け入れる姿勢を持つ事がロックスピリットなんじゃないかと俺は思うんだ。
それから話は少しずれるかもしれないが関連のある事で自分の好きなバンドを頑なに決め付けて他を一切受け付けないという人がいる。
これなんかも本来のロックのスタイルからすれば間違った行動という事になるよな。
しつこく言うがロックとは何処までも自由で開かれたものの筈だ。
それを何故か忘れがちだが忘れた時点で上辺だけの理想の世界になりかねないという事は認識しておいた方がいいだろう。
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