昨日、3年間で自己中心的な愛しか育てられなかったカップルはたとえ結婚や同棲をしていたとしてもセックスをしなくなったり別れたりする場合が多いという話に触れた。
実はこのセックスレスのカップルが急増している様に思えて仕方が無い。
なにしろ俺の周りだけでも確実に2桁は居るからな。
勿論、爺さん婆さんや健康を害しているとかいう事ではなく健康な若いカップルの話だ。
内訳はおそらく昨日の内容に該当しているカップルが半数で後は最初からセックスに対する欲求に欠けた草食系カップルなんじゃないかと思う。
そんな人達に今日はセックスの必要性に関する話をしてみたいと思う。
昔から恋をすると女の人は綺麗になると言われている。
これは医学的にも間違いじゃない事は知っているだろう?
恋をすると女性ホルモンの分泌が活発になり肌の状態に変化が起こる。
肌に潤いと弾力が生まれ滑らかになり血色も良くなるから輝いて見えるという訳だ。
そのうえ副交感神経も刺激する事になってこれは内臓にも良い影響を齎すらしいんだ。
だが、そこにセックスが介在すると男女問わず最大の効能が生まれる事になる。
それは幸福感だ。
セックスをすると脳内にエンドルフィンというのが分泌される。
これが所謂脳内麻薬、またの名を脳内モルヒネって奴だ。
モルヒネって位だから鎮痛効果も有る訳でこれが本物のモルヒネの6.5倍の威力が有るそうだ。
6.5倍っていうのはかなり凄いぞ。
そうするとSMプレイなんかで鞭でぶっ叩いたり乳首を針で貫通させたりっていうのももしかしてやられている方は意外と痛みを感じていないのかもなんて思えるよな。
俺は男だから確かな事は言えないが処女喪失の時に滅茶滅茶痛がる子と全然痛がらない子がいるがあれはエンドルフィンの出方の違いなんじゃないかとも思えるんだがどうだろう?
まあ、それだけでも凄いのにもっと大切なのはこのエンドルフィンっていうのは多幸感を与えてくれるという部分だ。
多幸感っていうのは身も心も幸せな気持ちに包まれるという事だ。
言わば合法ドラッグだ。
いや、ちょっと言い方が良くないな。
至福の時を得られるって方がいいな。
安らぎの時でもいいかな。
要するに最高の幸せって事だな。
セックスでは最高の幸せを与え合えるって事だよ。
やっぱりこれを無しにして愛してるって言ってもちょっとなあって思うだろ?
セックスは子孫を残す為の本能的作業でもある訳だけどそれ以上に愛し合う者達の最も大切な行為な事は間違いない。
だからセックスレスのカップルはもう一度向き合って見詰め合わなくちゃいけないと思うよ。
セックスは愛の終着点でもあり、より豊かな愛の生まれる出発点でもあるんだからさ。
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