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サイケデリックって何?

昨日、この日記でサイケデリックの話をしたタイミングに合わせたわけではないと思うがサイケを通り越して暗黒の世界まで行こうとした田代まさしが逮捕された。
確かにあのヘアスタイルはサイケデリックではあったが表情は廃人そのものだったな。
それじゃあ、サイケデリックって一体なんだ?って、おそらく君等の歳だとあまりよく分かっていない人も多いと思うのでサラッとおさらいしておこう。
サイケデリックというのは体制から離脱してもっと自由で開放的な高次元の意識に同調しようという一種の意識革命みたいなものだ。
発祥の地はサンフランシスコのヘイトアシュベリーという地域で60年代半ばから70年代にかけて起こったムーブメントだ。
俺も以前ここへ行った事があるが残っていたのは当時の象徴的な物やスローガン的なものをT-シャツにしたりアクセサリーにして売っている観光客相手の土産屋が数件建ち並んでいる程度だった。
スローガンや象徴的な物と言えば、ラブ&ピース、スマイルマーク、ラブジェネレーション、フラワーチルドレン、デッドベアなんかが今でも有名だがおそらく皆もああ、あれの事かと思った筈だ。
渦巻き模様のきのこなんかも典型的なサイケデリックアートから生れたものだ。
ファッションで言えば所謂ヒッピースタイルが主流だ。
日本で今このスタイルを正しく継承しているのはホームレスの人達くらいのものだろう。
しかし、あのラフで自由でちょっとエスニックな部分はスローガンを知ってか知らずか今でも尖がった人達に愛され続けている。
サイケデリックは反キリスト教的な部分の反動からか東洋の仏教にも大きな影響を受けている。
でも、それは主に禅や瞑想みたいな神秘的な部分だけが取り沙汰されていた所を見るとあくまでファッションの一つでしか無かったんじゃないかと容易に想像出来る。
そして、昨日も触れたようにサイケデリックはロックにも大きな影響を与えた。
ビートルズに関してはあくまで一定期間のみではあったが他に代表的なバンドと言えばやはりグレートフルデッドだろう。
ジミーヘンドリックスやドアーズ、ジェファーソンエアプレイン等、世界的にビックセールスを記録したアーティストも多いがサイケデリックイコール的なイメージからいけばやはりデッドが飛び抜けているように思う。
それじゃあ、サイケデリックロックとはどういうものかというと言葉にするのは非常に難しい。
それは定義みたいなものはなく感覚的な部分がそうカテゴライズするからだ。
幻想的とか浮遊感とか多幸感とかね。
サイケデリックロック=アシッドロックとも言われていたくらいでLSDのキマり具合が増すような音楽とも当時は捉えられていたようだ。
ふぅ、少しはイメージが掴めたかな?
とんでもなく長くなりそうだから続きは又の機会にさせてくれ。
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