今日はプラスとマイナスのエネルギーの話をしようと思う。
これは前から感じていた事なんだがこういうエネルギーって発しているのは明らかに人間だと思うんだ。
だけどそのエネルギーが強かった場合に周囲に伝染してその空間そのものがエネルギーを放つような気がしてならないんだ。
これは電車に乗った時に一番感じるんだが俺はどうしても強い負のエネルギーを受けてしまう。
それだけ悲愴感とか失望感とか絶望感とか人生に明るいものを見出せない人達が多いって事なんだと思う。
こういう波動は出来る限り受けたくないものだがうちのライブハウスでも時たま感じる事がある。
自分がリハーサルの段階から店に入っている時は自らのエネルギーでそんな負の空気を消し去るようにしているんだが本番からの時はもはや手遅れだったりするので困る。
こういう時は何をやっても駄目だ。
いくらいいライブをやったバンドがいても丸っきり無反応だしお客さんにも楽しもうなんて余裕は全く感じられず目当てのバンドが終わったらまるで逃げるように外に出てしまう。
じゃあこういう状況の時にどう対処すればいいのか。
物凄く破壊的なエネルギーを発するバンドを頻繁に入れるという作戦を俺は過去にとったのだがこれはとても良い結果が出たと思う。
強ければ強い程ハコに染まるので持続力もあるんだ。
だが、時代と共にこういった強烈なバンドも減ってきた昨今、スタッフのパワーを倍増させる事が一番の特効薬だと今は思っている。
精神的バランスを崩してしまった人達が蔓延しているのはバンドマンも同じ事でこの勢いは一向に止まる気配がない。
ならばその全てを飲み込むプラスのエネルギーで立ち向かって打ち負かす以外に方法は無いように今は思っている。
最早止まる事を知らない負の空気に染まってしまえばそれはそれで楽な事かもしれない。
だがロックな場所がその道を選んだら存在価値の無いものになってしまうと俺は思っている。
譲れないものは死んでも譲れない。
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